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緋色の世界  作者: 平入 夕弦
6/6

日常の終わり


ー朝ー


明るい日差しのなか、緋奈乃は暗い気持ちで目を覚ます

(なんだったのかな?あの夢、とてもリアルだった)

そんなことを思いながら着替えて下に向かう、その途中で月夜にで会う

「おはよう緋奈乃、どうした暗い顔して」

緋奈乃は一瞬言うべきか悩む、怖い夢を見た、そんなことをいったら笑われる気がしたからだ

「ううん、何でもない大丈夫」

緋奈乃は笑って返す、いつもどうりの朝を過ごすため

今思えばこのときからすでに非日常に変わっていたのかも知れない


ー通学路ー


緋奈乃はいつもどうりのみちを通って学校に向かっていたが、ふと今朝の夢を思い出す

(そういえば、あの夢だとここら辺だったかな)

あのとき見た夢を思い出しながら、夢に出ていた場所を思い出す

そして、その場所の曲がり角を曲がると

「ひっ!」

あのとき見た夢がハッキリとフラッシュバックする

赤い髪の少女が紅い夜の中、謎の生き物を殺す夢

その夢の中ではっきりと写る殺戮

ハッキリと思い出すと吐き気さえ覚える夢

そして思い出す二日前何故自分が気絶したか

そして思った

「あの赤い髪の女の子って、いったい誰?」

この疑問を抱いた時、日常が崩れていくのを、無意識の内に感じた

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