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緋色の世界  作者: 平入 夕弦
3/6

紅い夜~動き出す時~


ー土曜日ー


「どうして、何でこんなことに・・・」

緋奈乃はただ、椅子の上でうずくまる

「こんなの、こんなの無理だよ・・・」

何度めかわからない諦めを口にする

(無理よ!無理なのよ!)

「この数学の問題!私には解けないよ!」

そういって椅子から立ち上がる、するとそこに

「貴方が期末テストで赤点とるからこうなったのよ」

そう言いながら、茶髪長身の女性、担任の松山 奈々(まつやま ななみ)がやって来る

「さて、一体何処まですすんだかしら?」

そういって奈々見は緋奈乃のプリントを見て

「ッ・・・・!」

絶句する、なぜならさっき見た所から少したりとも進んでいない

「あなた、これ全部終わるまで今日、帰さないわよ」

ーああ、神様、私何か悪いことしましたか

そんなこと考えながら緋奈乃は、他に考えるのをやめた


ー夕方ー


「ああっ、つっかれたぁ~」

昼ごろに始めた補習も、全て終わって学校の外に出たら、もう六時過ぎである

「帰ったらすぐに寝ちゃいたいな~」

そういって空を見上げる

「あっ、また出てる、あの月」

あの月とは、この前見た、ほんのり赤い月の事である

「やっぱりあの月、少し不思議ね」

そんなことを言いながら曲がり角を曲がると

「えっ?」

真っ赤水溜まりがあった

その先には二つの、ちぎられたような塊が落ちている

「ひっ、きっ、きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

血だ、あの赤いのは、そしてあの黒い固まりは人、だったものだ

「なに、なんなの?」

すると前から、『何か』がきた

それは、はっきりとは見えず、何なのかはわからない

だけど一つだけ、あれはこの世界の物じゃない、それだけはわかった

「ウルゴカァァァァァァァァ」

そう叫びながら『何か』が飛び込んでくる

この後のことはよく覚えてない、ただひとつ覚えてることは

真っ赤に染まった紅い満月だけ

おはこんばんちわ!平入 夕弦です

三話めです、正確には二話ですが、やっとメインの部分に入ってきました

これ書くのスッゴく大変でした、書いてる途中で二回も内容が飛んだので

そのときはほんとに涙目になりました、思い出すだけで・・・(泣

そんなことより、今回も読んでいただき誠にありがとうございました

次の話は大体一週間ぐらい後に出したいと思います

それでは皆様、またお会い出来ますよう感謝を込めて

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