魔物+空腹=食欲を前に危機感など不要
後書きですが、一々ステータスを書くと仲間が増えたときに長くなってしまうので、経験値とスキルを書きます。たまにステータスを入れようかなと考えてます。
◆トーマ 男 人族?
◆合成術師Lv1
HP 800
NP ∞
STR 11
VIT 14(24)
AGI 23
INT 18(13) (+∞ ただし錬金術系に限る)
LUC 78
◆装備
学生服(一式) [V+10]
◆スキル
《合成術 Lv∞》
《魔法の才能 全》
《■■■■ Lv10》
◆異常 《混乱(弱) I-5》
◆アイテム
カバン
………うーん?俺自身はそんなに強くないな。力1番低いし。………まあ、いいか。俺あんまり戦いたくないし。戦争するわけじゃないし。
てか、 《混乱(弱) 知-5》って何だよ?よくわからん。よし、『鑑定』先せーい!!
◆異常《混乱(弱)》
正常に思考が判断されない INT -5
………おおう。
そうか、異世界来たのにもかかわらず、変に冷静だったのはコレのせいか。
と、言うか現実逃避しきれてないじゃないかよ…
………ok,ok。落ち着こうか。冷静になるんだ俺。冷静に。
俺の名前は「御手洗 冬馬」だから「トーマ」は合っている。それはいい、問題はその後。2つ程。
まず、 「人族?」 ……なんだこれは、表示がおかしいじゃないか。………………えっ「?」ってことは俺人間じゃないの?何、違うの?怖っ俺。俺自身が俺じゃなくて改造されて別のものみたいになっているようで怖いなあ。
次、《■■■■ Lv10》…………なにこれ?バグ?……わからん。別に体に異常があるわけじゃないみたいだからいいけど。
ちなみに、《魔法の才能 全》で会得した魔法だが、種類としては火、水、緑、土、光、闇、精霊の7種類がある。そして各々に下級、中級、上級がある。だがまあ、魔力が無限でもうまく使えないけど。今さっき知識の中にあった 『下級 火:撃玉』 を連発したら10回中6発失敗したし。レベルが上がれば失敗しなくなるようだが。
まあ、それより、とりあえず。
……腹減った。
とりあえず食べる物探そう。
果実だけじゃ中途半端で余計に腹減るな、うん。探そう。飯。
………………………(探索中)…………
30分後
あれからキノコやら薬草やら20cmぐらいの太い角が付いた黒くて顔が凶悪で馬鹿なウサギ(笑)やら手に入れた。
…うん?ウサギはどうしたって?ああ、あれだ、正面からいきなり突っ込んできたところを紙一重で避けたら、角が木に刺さって抜けなくなってしまって、暴れていたところを、そのまましとめた。うん、さっきも言ったけど馬鹿だよね、コイツ。だがまあ、何故かすごく硬くて倒すのに10分かかったけど。まったく抜ける様子がなかったものだから平気だった。
そこから食べ物を食べられる場所を探して進んでいたら小さい広場みたいなところに出た。
とりあえず料理しようとウサギとキノコを手に取る。
「ン?何これ?」
頭の中になんか計算式が流れてきた。
[ウサギの肉+キノコ=??????????]
…なにこれ?やれってか?というか何故合成なのに数学の計算式なんだよ。いや、足し算なのはわかるけど。
それにしてもどうやってやるんだ?くっつけるのか?
……………「できた。」
[ウサギの肉+キノコ=ウサギのキノコソテー]
片手に1ずつ持ってくっつけてみた。
なんかズプズプ混ざって光った瞬間にウサギ肉とキノコの炒め物が
手の上に乗っていた。。……皿付きで。
えっ、皿はデフォルトなのか?これ皿のレベル高くないか?この皿高級品っぽいぞ?
…うん。もう驚かない。わからんことには、まぁいいだろう。食おうや。
えっ……素手で食うのかな?箸無いのかな?…………無いか。枝で作るか?
そう考えながら近くにあった小枝を2本手に取ってみた。
[小枝+小枝=???]
「おっ」
またか。
今度は頭の中におそらく箸の合成の仕方が流れた。…やってみるか?
[小枝+小枝=割り箸]
おお、割り箸出来た。すげぇ。
…素材が少ないと想像したものに近いものが出来るのか。
ちゃんとした材料があれば合成できるのか?
[小枝+小枝+尖ったもの=?]
…これか?なるほど。
本格的なものはもっと材料いるのか。抽象的な説明と言うことはまだ見たことないものか。
しかしこれ生産チートってやつか?地球の物も出来るってすげぇな。
まぁそれは後で詳しく考えよう。かなりうまそうだから。
うん、今はとりあえず食おうかな。
…………………うめぇっ!
◆幻獣イナバを倒した。
◆トーマは2500の経験値を得た。
◆トーマは合成術師のレベルが9上がった。
◆スキル
《フラグメーカー》
《主人公補正》
◆EXP 2500 next 合成術師:534