鑑定魔法+情報収集=現実であると便利
この時点では彼はまだアレは再発していません。それに才能はありません。
とりあえず後書きでは他の知識とステータスを表示します。
10秒か1分、はたまた1時間も経ったころだろうか。俺はさっきまでの頭痛が嘘の様に引いている頭を押さえながら起き上った。
「………」
さっきのリンゴを食べたせいだろうか。この世界のことが分かる。少なくとも自分が所謂異世界トリップって奴をしたということが理解できた。信じられないが。
ただ本当になんとなくだからまだよくわかっていない。朦朧とした頭で目の前の木を見ていた。
◆知識の木 レア度20 素材
実を食べた本人に最適な知識を3つ与える。
《錬金術(欠損)》 《魔法の才能》 《鑑定》
何これ?魔法のランプ?みたいなのか?…違うか。魔人出てこないし。
しっかし、なんかよくわからんこと書いてあるし、魔法って……ファンタジーかよ。
………えっ
「………はっ、はあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?なんじゃそりゃ意味わからねぇぇぇぇぇぇ!?」
(混乱+理解=現実逃避)……………………
1時間後
ん?何か今変な計算が入った気が…まあいいか。気にしても仕方がない。
やっぱりココは地球じゃなくて異世界なのかねぇ……認めたくないが知識として何故か持っているからな。
多分このリンゴ的なsomething を食べてからだよなぁ。ステータスも見られるようにもなったみたい。見てないけど。鑑定の使い方が何故か分かるし。
別にいいけどな、こんなご都合主義展開好きだし、元の世界にも未練あんまりないし。焦ったが、彼女とかも居なかったからな。
つーか錬金術って懐かしーなオイ。昔憧れてたんだよなぁ。まあ、昔のことだからすっかり忘れていたけど。………て、欠損て何よ?意味わからん。
ま、まあ過ぎちゃったことはしょうがないし、色々理解したいので、知識の果実で得た知識で俺はステータスで見た物をいろいろ調べてみた。
◆知識の木
絶滅したと思われていたが、1本だけなぜだか存在した。世界の知識を能力とともに実に納めているらしい。(ちなみにこいつの知識の最新はなぜか1万年前ものである)実は1本に一個なる。
◆ステータス
古代魔法:『個別魔法 鑑定』
普通はギルドの受付でしか専用の道具を使わないと見られない。
特定の個人でしか使えない魔法で、才能があっても使えない。
分類としては古代魔法に属する。
◆スキル《合成術 Lv∞》
錬金術の一部が使えるようになる。レベルで作れる物が変わる。
このレベルはもはや想像も超え、超越し、伝説を天元突破する。
◆スキル《魔法の才能 全》
この世界の者ならば生まれた時から持っている才能。
全属性の魔法を覚える可能性がある
しかし、古代魔法は失われており、使えない。現代魔法は使える。
◆現在位置
テストリア世界 ダーフェ地方
世界の端、生存確率1%以下の世界最凶最悪のSS級ダンジョン 「常夜の森」 通称《終わりの果て》そのかなり奥 どこまで広いかわからない。魔界に続いていると言われている。
………なんかいっぱいあるねぇ
覚えられるかな?と、とにかく色々知識の果実のせいでヤバいことになっているっていうのはよく分かった。こ、今度は自分のステータスを見るかな。いけるか?………………おっ出来た。
◆トーマ 男 人族?
◆合成術師Lv1
HP 800
NP ∞
STR 11
VIT 14(24)
AGI 23
INT 18(13) (+∞ ただし錬金術系に限る)
LUC 78
◆装備
学生服(一式) [V+10]
◆スキル
《合成術 Lv∞》
《魔法の才能 全》
《■■■■ Lv10》
◆異常 《混乱(弱) I-5》
…うん、色々突っ込みたい。
◆トーマ 男 人族?
◆合成術師Lv1
HP 800
NP ∞
STR 11
VIT 14(24)
AGI 23
INT 18(13) (+∞ ただし錬金術系に限る)
LUC 78
◆装備
学生服(一式) [V+10]
◆スキル
《合成術 Lv∞》
《魔法の才能 全》
《■■■■ Lv10》
《フラグメーカー》
《主人公補正》
◆異常 《混乱(弱) I-5》
◆EXP 0 next 錬金術師:1