魔素×解説=知っているのか、トーマ!?
実況動画が面白すぎてつらい
作業妨害用BGMが面白すぎてつらい
先の話は書けるのに、目の前の話が掛けない…
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魔物とは、空気中に散らばっている『魔素』と呼ばれる謎の気体で構成されている。
この魔素は俺自身が過去にシイナと調べた結果、これ単体は自然界に存在せず、主に『魔力』、『二酸化炭素』から誕生している。
そもそも『魔力』というのは地球に無かった不思議エネルギーだったのだが、俺は森にいた生物を研究する内に、生物の何処の器官に存在して、何処で働いているか分かった。『脳』である。
俺は昔、脳というのは、本来の機能の内、一割から二割位しか使用していないというのをどこかで聞いた覚えがある。魔法が使えるこの世界の人々は、ある程度脳が活性化しているんだろう。
まあ、俺は脳の専門家じゃないからよく分かってはいないんだけれども、この世界の人間はその地球人が使っていない部分の脳を使って魔力を生み出して使っているんじゃないかなぁと思っている。
生み出された魔力は、神経系から外部の杖とか指輪とかの媒体へ流れて発動する、というのが一番有力ではないか。
まあ、独学では余り深くはわからないのだが、この世界の魔法使えるようになればは自分の手足のように自由に使えるようだ。
ただし、魔力の質、量はその人物の才能に偏るようだが。まあ、魔力を毎回枯渇寸前になるまで使い続ければ最大量は増えないことも無いのだけれども。
…まあ、脱線した話は置いといて、『魔素』が誕生する原因の一つ、魔力は先程言ったように生き物からできている。人間などが魔力を使い魔法を使用した後、魔力はほんの少しだけその場に残留する。
そういうのが大気中に長年蓄積されると魔力の魂みたいなのが混ざり合って魔物が誕生する。
まあ、その混ざり合った魔素の量で、出てくる魔物は違うけれどもな。
まあ、誕生してからも魔素をほんの少しづつ吸収し続けるので、そこの余剰分はレベルということで表示される。
所謂、魔素は魔物の経験値なのだ。レベルが大きいほど長生きで強いというわけである。
なお、先程言ったが、動物が吐く息や、植物の呼吸からもどういうわけか魔素ができるので基本的に魔物撲滅はできないんじゃないかな。
あ、ちなみに。魔物を倒したときに出るドロップは魔素と一緒に取り込んだり、食べべたり、吸収したりした資源が混ざってできたものらしい。
まあ、この話的に無理やり要約するとだ。
魔物Lv4(魔素:100)+倒す=空中に散らばる魔素(50)+経験値(50)+アイテムドロップ
※上記の魔物 その魔物の個体値(10)+経験値+大気から吸収した魔素(90)=Lv4
というわけである。簡単に言うとね。
それとだな、補足すると…
パンッ
ん?
「トーマさん!!私やりました!!倒しました!!」
どうやらアイリがスライムに勝ったようだな。
「ん~?…おお。よくがんばったな、アイリ」
撫でて撫でてと尻尾を振っているアイリの頭を撫でる。
「えへー」
ん?もしかしてレベルアップしているか?
『鑑定』
◆《奴隷》アイリ ♀ 獣族 16歳
◆奴隷闘士 Lv2 +1
HP 450(380) +50
MP 55 +5
STR 77(102) +17
VIT 49(71) +14
AGI 28(30) +8
INT 18 +8
LUC 7 +2
◆装備
グローブ×2 [S+25 V+1]
シャツ [V+5]
ベスト [v+9]
ジーパン [v+3]
レザーブーツ [v+2]
首輪 [V+2]
革の靴 [A+2]
◆スキル
《奴隷紋》
《格闘術 Lv2》
《初級火魔法 Lv1》
《健康》
◆所有者 トーマ
おお。攻撃力がめちゃくちゃ上がっている。すげぇ。羨ましい。
…まあ、運は仕方ないな、うん。
「エヘへ」
アイリの頭を撫でながら俺はそんなことを考えていた。
魔物 スライムを倒しました。
アイリのロックを解除します。
…アイリは《信頼の努力》を習得しました。
トーマ
◆スキル
《フラグメーカー》
《主人公補正》
《フィフスジョブ》
《感覚異常 Lv16》
《秀才の凡才》
《変換術 Lv5》
◆EXP表示不可 next 職人:531,4270 賢者:132,480 アサシン:753,400 軍人:132,480
アイリ
◆スキル
《気》
《猟犬》
《信頼の努力》
◆EXP 1 next 奴隷闘士:2