防具+嫉妬=お前、戦闘しないだろ
復活しました。しかし、不定期です。
感想待ってます。しなくても良いです。
こんな合成錬金どうよ、と言うのも大歓迎です。
長らくお待たせいたしました、それでは、どうぞ。
そろそろ夜か
〈そうですね〉
食事から数時間、あたりはすっかり暗くなり、すっかり寝る時間だ。
アイリは疲れたのか、すっかり寝ついた。
ちなみに我がログハウスには大きなベッドがひとつしかない。アイリは現在、フラフラと其処に行き、眠ってしまった。つまりだ、俺の寝る場所が無い。こいつは盲点だった。
〈一緒に寝ればいいんじゃないですかぁ?〉
何でそんないらっとした声で答えたんだ!?…まあ、今は良いか。
…でもなぁ、仲間とはいえ、女の子と一緒に寝るなんて…まあ、あれだ、えーと、うん?まあ、いいのか、うん。
〈え?〉
いや、言い訳を考えている途中で、まあ、いいかと結論付けたんだ。ベッド広いし。大丈夫だと思った。なんかこう、ピキーンと来たんだよね。この考えが。
〈(ん??どゆこと?今、一瞬魔力反応が…)〉
なんかシイナが変な顔をした。え?直感的に決めちゃあ、だめだったかねぇ?
い、いやまあ、そんなことは後にしてさ、そろそろアイリの防具を作るかねぇ
〈(まあ、いいですか)防具ですか?〉
そう言いながらシイナは俺に抱きつきながら言ってきた。
そうだな、アイリの服がぼろい布切れ一枚でものすごく貧弱だからな、ある程度ましな装備を作ってやらないと
〈むう…〉
?どうした、シイナ
〈マスター、何かあの子に優しくないですか?あの子を保護してからというもの、私と話すことが少なくなってよくマスターに無視されるんですが〉
いや、それはよく分からんが、それなりには話しているから減っていないと思うぞ
〈そんな訳ないです!!明らかに減っています!!〉
あー、わかった、わかった、なるべく話すようにするから、それでいいだろう?
〈わかればいいのです。約束ですよ〉
はいはい、で、アイリの装備の件だが
〈あ、そうでしたね、…どうするんですか?〉
ああ、とりあえず彼女は戦士タイプのようだからそっち方面の装備にしようと思うんだよね
〈魔法も使えると思いますけど?〉
何でわかるの?と思ったがシイナは精霊だから魔力がわかるんだったな。
最初に、ステータスで見てみたが、アイリは火の魔法の才能があるみたいだけどね。
才能があるだけでまだ力として使えないんじゃないかな、レベル1だったし。まあ、これから少しづつ覚えさせていけばいいよな
〈そうですね、では、やっぱり武器は剣とかですか?〉
格闘術のスキルが付いていたからナックル系の武器にしようと思う。それに合わせて防具も軽めのやつにしようと思うよ
〈おーなるほど、いいんじゃないでしょうか?〉
よし、じゃあ、『錬金』
[皮=レザーグローブ]
[布=シャツ]
[布+毛皮=ベスト]
[布=布のズボン]
[皮=革の靴]
…完了。
はい、とりあえず、俺が作れる最弱の装備ってことで
俺の手の上に置かれていたのは指の付け根の部分が厚くなっている手袋、白い無地のシャツ、茶色い厚手の服、ズボン、靴があった。…サイズ?これが便利でな、かなり大きいんだけど、つけるとその人に合ったサイズに縮小されるんだよ。全部の装備がそうなのかは知らんが、俺が作った装備はそうなる。
〈…?なんで最弱の装備なんですか?別にもっと強い装備作れるでしょう?〉
ああ、それはね、俺的レベル制限ってことで。いきなり強い装備をつけると慢心するからね。あ、これ俺の経験。
まあ、アイリが慢心するとは思わないけど、念のためにもね。
〈なるほど、チートがあるからって油断しないようにしろってことですね〉
そゆこと。危なくなったら俺が守るからね。んじゃ、作業も終わったしそろそろ寝るかね。
〈一緒にですか!?〉
なんでや、お前さん子供じゃないんだし、一人でそこらに寝れるだろう…ってこのやり取り何回目だ?まあ、いいけど。
〈わーい、やった~!!マスターと一緒だ~!!〉
そう言ってベッドに横になった俺の体に抱きついてきた。抱き枕か、俺は。実体はないから重くないけど、見える分、妙な圧迫感があるよね、これ。ちなみに配置は、ベッドの中央がアイリ。右端が俺、その中心がシイナという配置になっている。
〈あ、マスター、何笑ってるんですか!!〉
ん?ああ、すまんすまん。じゃあ、お休み、シイナ。
新たなスキルが発現しました。
《フラグメーカー》、《感覚異常》が発動しました。
トーマ
◆スキル
《フラグメーカー》
《主人公補正》
《フィフスジョブ》
《感覚異常 Lv16》
《秀才の凡才》
《変換術 Lv5》
◆EXP表示不可 next 職人:531,4271 賢者:132,481 アサシン:753,401 軍人:132,481
アイリ
◆スキル
《気》
《猟犬》
◆EXP 0 next 奴隷闘士:1