レモンの木【200文字】
一本の木がある。
実っているレモン。その多くは、カットされて下半分がどこにも無い。
断面には、薄い金属が刺さっている。レモン電池だ。そこから垂れ下がる細いコードはどれも、小さなモーターへ繋がる。
それらは逆さまの竹トンボのように、丸ノコを回す。
コードは幹に縛りつけられ、丸ノコが木の肌にチュンチュン当たって跳ねている。
傷だらけで、木は立っていた。
そういう芸術作品を見たことがある。
作者の顔も名前も知らない。
一本の木がある。
実っているレモン。その多くは、カットされて下半分がどこにも無い。
断面には、薄い金属が刺さっている。レモン電池だ。そこから垂れ下がる細いコードはどれも、小さなモーターへ繋がる。
それらは逆さまの竹トンボのように、丸ノコを回す。
コードは幹に縛りつけられ、丸ノコが木の肌にチュンチュン当たって跳ねている。
傷だらけで、木は立っていた。
そういう芸術作品を見たことがある。
作者の顔も名前も知らない。
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