自己紹介・・・伝説の子とクラスメート
お久しぶりです。長い間更新してなかったです。お話浮かばなかったんです!!
またちょくちょくと更新していくので応援宜しくお願いします!!
ざわざわ・・・ざわ・・・
教室の中はかなりざわついていた。
それもそのはず、成美のクラスメート達が目線を向ける先には今日転校してきた創-ハジメ-が成美を
自身の膝に乗せてもの凄く甘やかしているのだ。
行き成り転校してきて女子を膝の上に乗せるなど、傍から見れば恋人同士にしか見えない。・・・筈なのだが、成美は創を殴ったり蹴ったりとしたい放題だ。
「さっさと離しなさい!あんた本気で殴られたいの?!」
「今までのは本気ではなかったのですね。流石です、成美様!!」
「なにコイツ・・・っあーもー!!さっさと離しなさい!!!」
いい加減頭にきた成美、とうとう創の顔目掛けて右ストレート!
―ゴッ―
鈍い音が教室に響いた。
「~~~~っっ!!!!」
「創、アンタ次同じことしたらこれだけじゃすまないからね♪」
ニッコリと微笑む成美。
クラスメートの反応は・・・
「「「「「(怖ぇぇぇぇぇ!!!!)」」」」」
この時、クラスメート達は悟った。
『成澤成美は怒らすな』と。
キーンコーン・・・
一時間目を告げるチャイムが鳴った。
今日の一時間目は転校生(創)のためにスペシャルホームルームと称して皆前へ出て自己紹介をしていくという至極単純な時間になった。
そうこうしているうちに成美と、成美の仲良しグループの番になった。
仲良しグループと言っても成美を入れて四人の男女混合グループだ。
「ウチは紫園 末明―シオン ホノカ―!!成美の大親友やねん!成美とは小学校からの付き合いや!よろしゅうな!!」
「俺は永路 耀―ナガミチ アキ―です。成美とは幼稚園からの幼馴染です。どうぞよろしく」
「最後俺ね。俺は佐久良 涼―サクラ リョウ―だ。なっちゃんとは耀と一緒で幼稚園からの幼馴染だよ♪因みになっちゃんは俺の嫁♪」
笑顔で言う涼を肘鉄で沈める成美。
「私は必要ないかもだけど一様言っとくね。成澤 成美―ナルサワ ナルミ―よろしく」
―キュッ―
成美は出したはずのない自分の手を見てみると、ちゃっかりと創に掴まれていた。
「此方こそ宜しくお願いします♪勿論俺もそのグループに入って良いんですよね」
「はぁ?!じょうだ「勿論ええよ!!今更男子と女子っていうことウチ等気にしいひんから!!」
涼の成美に対する恋心を分かっている末明は、よくこうやって涼を苛めるのだ。
「私も別にいいよ。その代わり雑用してね」
「成美・・・それはどうかと思うよ?俺も創君入るの賛成だから。涼は?」
「(恋敵が増える・・・いや、待てよ?創に恥ばっかかかせればなっちゃんも俺のこと・・・)よっしゃ!!良いぜ!今日から創は俺たちの仲間兼雑用だ!!」
ビシィっと創の顔向けて指を差す涼。
「・・・はぁ?何言ってんだ?俺が雑用でも何でもする人は成美様だけなんだよ。」
ギッロォォオと後ろに鬼がいるような錯覚においやられた涼だった。
「(・・・これから学校生活・・・大丈夫かな・・・なんか・・・恐ろしく不安です・・・)」
あ~。終わった。さてさて、これから成美ちゃんの人生はどうなってしまうのでしょうか。涼君の恋は実るのでしょうか。楽しみですねぇ。
さて、これから後書きには『成美の今日の反省』というものをやってもらおうと思います。ではでは成美ちゃん、あとよろしく♪
成:はぁ?!ちょっ!!まてこら作者ぁぁぁあ!!・・・っちっしかたないな。
えーっとでは、『成美の今日の反省』!!んーっても反省って、何を?
創:成美様!お困りですね!!
成:・・・あー・・・困ってるけど・・・いいや。そうだね反省は。ちょっと毒舌
すぎたかな?
創:気にしなくていいんですよ成美様!!その毒舌も成美様の可愛さの一つですか
ら!!
成:・・・創に暴力振るいました。
創:あんなの軽いですよ!!
成:そぉか、軽かったか。っしゃぁ創!そこに立て!!動くなよ!
創:はい!
ドゴォオオ!!!
創:ごふぅっ!!!!
成:今の、本気の蹴りじゃないからね♪
創:ぐっ・・・さ、すが・・で、せつ・・の子・・です・・・ね・・・
成:あ、また暴力振るってしまいました。創もばててしまったので今日の『成美の 今日の反省』は終わりです♪ここまで読んでくれてありがとう御座いました!
また読んでくださいね!それではまた次の話で!!
※まだ完結していません。