人には現実から逃げたいこともあるんだ。例えば課題を忘れてたりとかね。
3ヶ月ぶりの更新です。
正直に言います。
後のことを考えずに書き始めたために本気で書けないです。
もう一つの日常物語は一応順調ですがwww
今回、一応続きを書いたので良かったらどうぞ。
僕達は、香川県へ向かうことにした。
とは言うものの、僕達は準備などがあったため彩乃さんには先に帰ってもらった。
「唯夏、お前はどうすんだ?」
「行くに決まってるじゃん。授業も無いし、秀ちゃん一人だと不安だし…彩乃さん達が」
「どういう意味だ!!」
「どういう意味もそのまんまの意味よ」
この女は僕のことを何だと思っていやがる。
僕達は準備をするため一旦別れ、翌日の朝、東京駅に集合ということにした。
翌朝、準備を済ませ、唯夏と合流をした僕は目的地へと向かった。
電車の中で僕は、事務所でコピーをした脅迫文を眺めていた。
「それにしてもこれアニメの見すぎじゃないか?なんか言葉の選びが微妙だし」
「確かになんか厨二みたいね。秀ちゃんみたい」
どさくさ紛れにこいつ悪口を言いやがった。
「わざわざ七夕の夜を指名ってことは恋人同士のどちらかが殺されるってことか?」
「その恋人同士って誰よ」
「あ…うん…そういう関係がある人がいるか聞くの忘れた」
「ほんっと馬鹿ねぇ。よくそれで探偵が務まるわよ。情けない」
うん。自分でもわかってるんだ。
わかっているからそれ以上言わないでくれ。
「ただ、これだけじゃわからねぇし向こうに着くまで休憩だ」
そうして僕達は乗り継ぎを何回かして彩乃さんの家の最寄り駅に着いた。
周りを見渡すが……………………………………何もねぇー!!
いやあるっちゃあるよ。
目の前に大きな山が。
え?これ登るの?
そんな体力ないよ。
だって僕インドア派だし。
と心の中でごねていると一台の軽自動車が前に止まった。
運転席から降りてきたのは彩乃さんであった。
「お待ちしていました。わざわざすいません」
「いえ、ていうか彩乃さん免許持っていたんですね」
「はい。家の周辺はバスも無くて買い物行くのも不便ですから」
バスもないってどんだけ山奥なんだよ。
と心の中で一人呟いた。
そして車に乗るやいなや彩乃さんに一枚の紙を渡された。
え!?何?ラブレター?
もう大胆だなぁ彩乃さんは。
まぁそんなはずも無く、彩乃さんは
「家に帰ったらまた、届いていました。たぶんあの続きだと思います」
「こと、わし、はくちょう。頭の上に来る時最初の悲劇は訪れる」
うん。全くわからない。
何?鳥が頭の上に来る?
糞でも落とされるのか?
「彩乃さんの家ってわしとか飼ってるんですか?」
「いえ、さすがに飼っていませんよ」
と微笑み返事をした。
いやー和むわぁ。
ほのぼのしてると殺気を感じたので真面目モードに戻る。
「ただ、これがヒントであることは間違いないな」
考えているうちに到着したみたいであった。
降りるとそこには見たこともないような大きさの家があった。
僕の住んでるアパートなんかちっぽけに見える。
部屋に入ると一つの大きな部屋に案内された。
そこには吉沢家全員が揃っていた。
彩乃さんは僕達に家族を紹介した。
祖父…栄次 83歳
祖母…史枝 82歳
父…栄作 57歳
母…有希 57歳
長男…智章31歳
次男…翔太29歳
次女…咲 25歳
紹介を終えたとこで祖父の栄次さんが
「こんなものただの質の悪い悪戯じゃないか。そんな悪戯ごときに探偵なんか呼びおって、しかも来てみれば学生じゃないか。これが本物だとしてもこな若造に何ができるって言うんじゃ」
「ちょっとおじいちゃん!!言い過ぎよ。…すいません。秀一さん、唯夏さん」
「いえ、栄次さんの言う通りですよ。こんな若いやつが来て何ができるんだって普通思いますよ。僕が逆の立場でも思います。でもここに来たからには一応皆さんにお話をお伺いしてもよろしいですか?」
それから僕は一人一人話を聞いたが誰も見に覚えがないといったことだった。
「明日になればわかることじゃ」
「明日何かあってからじゃ遅いのよ?おじいちゃん」
「なぁに、何も起きやせんよ」
そう言うと栄次さんは部屋へと戻って行き、そこから一人また一人と部屋へ戻って行った。
今現在、この部屋にいるのは、僕と唯夏と彩乃さんだけになった。
しかし、これからどうするかが問題だな。
今は7月6日、16時20分かぁ。
何も手がかりがないから動けないし、一旦部屋に戻るか。
これは決してサボってるわけじゃないぞ。
作戦を練るだけだ。
「よし!唯夏、部屋で作戦を練るぞ」
「何の作戦よ!!殺人予告に作戦も何も無いわよ」
「え…それは…まぁ…ね」
「あんたねぇ…それより暗号を解くのが先でしょうが。重要なヒントかもしれないのに」
「は、はい。そうします」
そうして僕は、襟元を掴まれ引きずりながら部屋に帰らされた。
部屋は唯夏と一緒である。
なぜなら、この部屋しか空き部屋がなかったからである。
まぁ、別に幼なじみなので気を使うことはないが。
「秀ちゃん、部屋が一緒だからって変な気を起こさないでよ」
「いや、お前に変な気を起こす時間がもったいない」
「何それ!?なんか腹立つ!!どうせ私ごときじゃ変な気は起きませんよーだ」
「どっちなんだよ!!」
めんどくさい女だなぁ。
とりあえず、この家を散策でもするか。
「ちょっと行ってくる」
「どこに?」
「この家を散策しに。この家がどうなってるかわからなかったら困るしな」
「なら私も行く」
「好きにしろ」
歩いていて改めて思ったが本当にデケェ家だな。
「そういや秀ちゃん」
「何だよ」
「ゼミのレポート終わったの?」
「あん?」
「だからレポートよレポート!!」
「え?」
「まさか忘れてたの!?締め切り今週末よ!?」
「や、やだなぁ。わ、忘れるわけないじゃないか」
「あんた完全に忘れてたでしょ。動揺し過ぎよ」
「か、帰ったらやる…よ」
「帰ったらって今日水曜よ」
「もう絶対間に合わないじゃないか!!助けてお母さーん」
「誰がお母さんだ!!」
鋭いツッコミと共に僕の頭に痛みが走る。
「また柏木に怒られるー」
「またって前も忘れてたんかい」
柏木というのは僕と唯夏のゼミの担当である教授のことだ。
「うん!!」
「そんな元気に返事をしなくてよろしい。まぁいいわ。私が先生に上手く言って誤魔化してあげるわ」
「ホントに!?」
「こ、今回だけだからね」
「ありがとうございます。今度、1週間分の食堂の昼飯と同じ金額のうまい棒を奢ります」
「なんでそこは食堂じゃないのよ!!」
「だってうまい棒が好物だってオフィシャルガイドブックに載ってたから」
「どこからツッコミを入れていいかわからないけど、とりあえず……オフィシャルガイドブックって何よ!?」
「オフィシャルガイドブックって言うのは公式ガイドブックのことだけど」
「わかっとるわ!!」
「唯夏が何か聞いてきたのに」
「何のオフィシャルガイドブックよ!?」
「東雲探偵事務所のとある事件簿に決まっているだろうが」
「無いわよ!!そんなの売ったところで誰得よ!!」
「何!?無いだと!?そんな馬鹿な。僕は確実に見たんだ!!夢の中で図書館に積まれたオフィシャルガイドブックを!!」
「夢でしょ!?」
「ほら正夢って言うし」
「それは現実に起きてから言う言葉だから」
「本当にこの馬鹿は」と言いながら少し前を歩く唯夏の後ろを反論出来る立場ではない僕はついて行った。
もしこれ以上書けないと思ったら打ち切ります。
とりあえず、出来るだけ頑張ります。
では、また…たぶん3ヶ月後に。