表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神獣フェンリルはテイムされたくありませんっ!〜けど俺をテイムするはずの主人公に義務教育が足りてなさすぎるのでまずは教育しようと思います〜  作者: 咲田陽
第1章 魔の森

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1/33

神獣フェンリル・終了のお知らせ

よろしくお願いします!


(やっちまった〜〜〜!!!)


その瞬間、神獣フェンリルは脳内で盛大に後悔した。


フェンリルの巣穴にのこのこやってきた人間の子供を食べた。いや正確には食べようとした。


ただそれだけだったのに!


(この子すんんんっごい不味いし、その拍子に前世思い出すとは思わないだろがーーーーっ!!!)


ほんの少し前。

ぱくりといくまで、自分は威厳たっぷり、そこにいるだけであらゆる生物を震えあがらせる、伝説の神獣だったのだ。


それなのに。


危機感ゼロ!飛んで火に入る夏の虫!私を食べてくださいとばかりにやってきた少年に腹が立ち、食べようとしたら、不味すぎて前世を思い出した。


ついでにここが前世で読んだ小説の世界だということも。



そんなことある!?


(なにが最悪って、その小説が『神獣フェンリル?俺の下僕ですが何か?〜テイマースキル星5の俺は最強でした〜』ってタイトルなんだよな〜!?)


フェンリルは心の中で血涙を流した。


(原作の俺氏、主人公に酷い仕打ちをした結果、テイムされてペット以下になってる件について(笑)(笑っている場合ではない))


このままいくと、フェンリルは自由意思を剥奪され、少年の下に敷かれる動く座布団にされ、腐った餌を出され、他の神獣の友人たちをテイムするためのダシにされ、最終的に魔王にぶち当てられて犬死させられた上で主人公のマントの1部になる。


全ては少年に怨まれるようなことを、フェンリルがしてしまったから。



ちらりと、フェンリルは吐き出された涎まみれの姿のまま、呆然としている可愛らしい少年(主人公)を見た。



(もう完全に酷い仕打ち後ですわ〜!!!詰みッ!)


(今から土下座したらなんとかなったりしない?

しないかあ……)



フェンリルは目を瞑って、意識が遠のくのを感じた。



(神獣フェンリル・終了のお知らせ――――――…………)




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ