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ギルド職員は忙しい  作者: 猫の子子猫
第1章 冒険者ギルド編

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92/159

92 心配そっちのけ

「だ~?だ!だだ!(行方不明?事件の匂い!楽しみ!)」

「そいつぁ、怖いな。解決に向けてギルドに依頼とかされているのか?」

「行方不明になった子の身内からは懸賞金付きの探索クエストが出ています。行方不明になる子がオーラ国民ではないため、国としてのクエストは出されていない状況です」


「だだだ!だっ!(スミスさんに連絡とる!で、私おとりになりたい!)」

「リン、聞いたわね?まずは、ご飯を食べて無事に宿に帰りましょうね‼」

「だだだっだー!(明日!明日ならいいよね!?)」

「「今後のクエスト依頼について、宿で家族会議をするぞ!(しましょうね)」」


リンさんが暴走しそうな案件がさっそく転がっているとは…。


このギルドにはバルが併設されていないものの、建物の左右に食堂と酒場があった。どうやらこの二軒が冒険者達の胃袋を支えているらしい。

情報収集のために、早速酒場の方に入ってみる。ソルが如才なく、その場にいる冒険者たち全員にお近づきの印として酒を一杯奢ると、皆が色々な情報を教えてくれた。


この町の治安は比較的良いこと、3歳~6歳位までの子が男女問わず行方不明になる事が多いこと、探索クエストで冒険者たちが探すが発見できる事は稀だということだった。


子供を発見できた冒険者の話を聞きたいと思い、誰だか知っているかと尋ねたところ、この町にはいない冒険者らしい。

「確か、A級冒険者のソレノドンっていう奴だったと思うぜ」

…隣でソルが咳き込み、リンがペシペシと背中を叩いていた…。

読んでいただき、ありがとうございました。

少しでも先が気になると思っていただいたら、☆に色を付けていただけると光栄です!

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