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ギルド職員は忙しい  作者: 猫の子子猫
9/15

9 印刷できました

読んでいただき、ありがとうございます。初投稿、ゆるゆる設定、ご都合主義ですので、至らぬ点が多数あると思いますが、広いお心でご覧いただければ幸いです。

「この後はフォロー業務は無いな?では、リリーさんは採用試験問題について検討してくれ。私は職員のシフト業務と互助事業の方をやろう」

「ありがとうございます。実は医療フロアにいたときに、脳内パソコンを使ってみたんです。紙があれば考えたことを印刷できるようなので、試してみたいと思います」

「・・・やってもらえるだろうか」

「はい!少々お待ちください」


え~と、頭の中でフェリス!と呼びかけると

『おはよう~にゃ~。何するにゃ~』

『昨日作った試験問題の印刷をしてほしいの。紙はこれで良いかしら?』

そばにあった紙を指さしてみる。

『リリーが持って、おなかの前で抱えるにゃ』


言われた通りに紙を抱えると、一瞬紙が光って消えた・・・と思ったら

『できた~にゃ』

おなかの前が一瞬光って、紙が出てきた。白紙だった紙に考えた試験問題が手書き風に印刷されている!


「ギルド長、出来ました!見てください」

「おぉ~、これはすごいな。便利だ…。ところで、リリーさん。この試験問題は医療フロアにいたときに考えたと言っていたかな?」

にっこり。


あ・・・なんだろう。ギルド長が微笑んでいるはずなのに、部屋の空気が重くなったような気がする…。


「え~と、暇だったので?」

「なるほど・・・暇があると仕事のことを考えてしまうんだね。今後は、仕事以外のことを考えるようにしていかないといけないな。それはともかく、試験問題を読ませてもらおう。それでは、職員の給与計算を頼もう」

「はい!喜んで~」

ギルド職員の給与計算は、ギルド長・副ギルド長の特別職系、事務系、技術系に分けて計算する。給料、残業手当、出張費、危険手当など払う分をまず計算する。その後に国へ支払う税金分と互助事業加入者は会費分を差し引くため、1人1人の状況を確認しながら計算する必要がある。


「ヘイ!フェリス♪表計算ソフト使わせて!」

『表計算ソフトにゃんね~。入力するためのモニターやキーボードとマウスも必要かにゃ?」

「うん、すっごく必要!でも、どうやって入力すればいいの?」

『フェリス特製のなんちゃってノートパソコン一式をリリーの前にだすにゃ。それを使うといいにゃ。ただし、他の人からはノートパソコン一式が猫に見えているから、気を付けるにゃ』

にゃにゃん♪という音とともに、目の前にノートパソコンとマウスが現れた!


「おい!今、突然猫が現れたがどうなっている?!」

ん?ギルド長が驚いている。猫が現れた・・・?

「ギルド長には、今どのように見えていますか?」


「親猫と子猫がいるぞ?リリーさんはどう見えているんだ?」

「脳内パソコンをフェリスと名づけてみたのです。フェリスが自分を具現化してくれているので、私の目の前にはパソコンとマウスという道具があります。でも、他の人からは猫に見えるはずと言っています。とりあえず、パソコンを使ってみますね」


カタカタ・・・マウスをカチカチ

「どう見ても、リリーさんが真剣な顔をして親猫をモフりつつ、子猫を時々撫でているようにしか見えねぇ!さぼっていないと証明するために、出来上がった給与計算表を後で見せてくれ!」

「わ、分かりました~!」

猫を撫でているようにしか見えないとは!便利なような不便なような・・・。


それにしても、表計算ソフト便利~。給与計算は今まで1人1枚の用紙を使って1人ずつの個票を作成していたけれど、表計算ソフトだとたくさんの人の給与計算を1つのシートで出来てしまう。特別職系分が終わり、事務系の人たちの給与計算があと少しで終わるころに、お昼休憩の時間となった。


読んでいただき、ありがとうございました。

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