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ギルド職員は忙しい  作者: 猫の子子猫
第1章 冒険者ギルド編

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53/146

53 寝坊

子猫扱い?

翌日は朝早くからべスティードへ出向き、衣装やヘアメイクなど一式をやってもらった。リンさんは寝たまま、クロに首根っこを掴まれて連れてこられていた。べスティードの従業員の皆さんが遠い目をしながら、リンさんを引き取っていた・・・。クロはフェリス経由で『俺、なんでボスの保護者になっているんだろう?聞いてくれよぉ‼愚痴らせろ‼』と伝えてきたので、『魔力を吸わないならゆっくりブラッシングしながら愚痴を聞くよ~』と伝えておいた。カッパーさんに頼んで、猫用ブラシをもう一つ新調しよう、と心に決めた瞬間だった。


9時5分前に立派な馬車が到着し、ようやく目を覚ましたリンさん(目が覚めたらドレスを着ていたから、軽くパニックになっていた)と3人で乗り込んだ。クロはリンさんのアクセサリーと化けているし、フェリスも私の頭の上に何故かいるが、実体化していないから良いだろう。重いけれど。


「あの~、寝坊した言い訳なのですが~…」

「クロにお礼を言っておいてね。あとは、クロにご褒美ご飯をあげてね。クロ、大変そうだったよ」

「クロ様~!あ、寝坊したのはさ、ちょーっと魔法の開発してたら暴発して寝ちゃったんだよね~」


「「どこの世界を滅ぼしてきたんですか⁉」」

「滅ぼしてないよ!ただ、ちょっと睡眠薬の効果を10倍くらい引き上げる魔法の研究してただけだもん!」

「「暴発しないよね‼普通‼」」

後でクロに詳しく聞いて、タイパンさんへの報告案件だわ、絶対。

読んでいただき、ありがとうございました。

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