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ギルド職員は忙しい  作者: 猫の子子猫
第2章 学園編

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161/171

161 神託…とは…?

「クレア様にお菓子とは、今までにない斬新な発想ですね。お喜びになられたら、神託があるかも知れませんね…」

神官が小さい子供じゃないんだから…と言いたげな表情で言っている。

『『いや、絶対に神託くるでしょ‼』』


「そ、それじゃあ、ここに置きますね…」

神官が祈りを捧げてくれている間に、リンちゃんも一緒にお祈り?をしている。

『クーちゃんへ、お菓子あげるから、私は何処の寮に行けば良いのか教えて!』


『ん~、サイコロ、あみだくじ、コーヒー占いの中ならどれが良い~?公平を期すために、リリーさんが決めて』

『では…一番時間がかから無さそうなサイコロで』


どうしてクーちゃんが日本語であるサイコロやあみだくじなんて知っているんだろう。リンちゃんから聞いたのかしら。

『では、サイコロを2つ用意します~。6×6=36で、寮は10寮だから、余る組み合わせはメジャーな寮に多く割り当てまーす。では~、リンちゃんが行くと面白いことになる寮はど・こ・か・な~?ホイっ!魔法陣研究寮で~す』


『うん、やめて。円、書けないし』

『じゃあ~、今回のクエストにピッタリの寮はど・こ・か・な~?ホイっ!マジック寮で~す』

『OK!神託をヨロ!』


神官さんの目が厳かに開いた。

「おめでとうございます。女神クレア様は、貴方のお菓子がお気に召したようです。神託が下りました。貴方の入る寮はマジック寮になります。クレア様からの神託で寮が決まる生徒は、記録によれば258年ぶりになります‼歴史に残る場面に立ち会えた幸運に感謝します」

女神様の神託は、サイコロ次第でした(笑)

読んでいただき、ありがとうございます。

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