表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ギルド職員は忙しい  作者: 猫の子子猫
第2章 学園編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

157/167

157 カンニングは健在

「それにしても、病人とか怪我人の記録みたいな加護だねぇ」

「一時的な加護の名称を考えながらクーちゃんと医療スタッフのアゲートさんと3人でアフタヌーンティーしてた」

そのまんま、だったらしい。

「クーちゃんにお菓子沢山お供えすると、大抵何とかなるね」


ゲシッ

あ、クロの猫パンチが炸裂した。久しぶりに見た気がする。何だか和むわぁ。

「普通は女神に賄賂を送ってもどうにもならねぇんだよ!」

その通り!クロのツッコミが常識的で嬉しい。


「どうにでもなったからいいじゃない!あ、クエストの事なんだけどさ。同調(レゾナンス)やりたいからさ、動画を見せてください…」

私は何も言わずに、リンちゃんの前に両手を差し出す。

ササっとリンちゃんがみたらし団子と稲荷寿司と緑茶の茶葉を乗せてくれた。


フェリスとソヌスを実体化させると、フェリスとソヌスもリンちゃんをジィっと見ている。

これまたササっとリンちゃんがケーキ等のおやつを二匹の前に並べていく。

ソヌスとフェリスが満足げに鳴くと、ソヌスからは訪問時挨拶の流れ、フェリスはお茶や食事時の所作の動画を再生した。


「これで1週間は無問題‼」

「ズリィじゃねぇか‼しっかり覚えられねぇのかよ!」

クロが突っ込むが…

「無・理!」

リンちゃんはきっぱりと断言したのだった。

相変わらず、マナーが苦手…

賄賂(お礼?)は、お渡しいたします!がモットーのリンちゃん。

読んでいただき、ありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ