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ギルド職員は忙しい  作者: 猫の子子猫
第1章 冒険者ギルド編

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151/162

151 身内?(☆ソレノドン視点)

「あ、そうそう。なーんでリリーさん狙うのか分からなかったからさ、どういう家系に生まれたのか調べてみたんだよね。そしたらさ…ギルド長の従妹か異母兄妹に当たる可能性が出て来たんだよね…」


おいおい…そんな国家機密に当たりそうなネタを、こんなところでぶっ込むな‼

ジョン…は目を輝かせているが、それ以外のメンバーの目からは一気にハイライトが消えた。

「というわけで、今聞いた事は記憶の彼方に消し去ってください!あと、このことはリリーさんには秘密ね」

そこな、身内である?王家やタイパンと相談してくれ。俺たちは、仕事仲間で友達っていう間柄なんだよ。


「リン、秘密にするのかは、身内で相談してからだ。秘密にする事で危険から身を守れなかったら困るだろ。タイパンがその辺の家族会議を仕切ってくれ」

俺としては、それしか言いようが無いからな。


そう言いながらタイパンを見ると…固まっていた。初めて見るな、こいつが動けなくなるほど驚いている姿っていうのは。心当たりがありそうだな、この様子だと。ミエリンを見ると、俺と同じ結論になったみたいだ。


「リリーさんの診察が終わったら、ギルド長が付き添いをするでありんすよ。身内かどうかはさておき、上司なんでありんすから」

「あ、ああ…。そう、だ、な。悪い、少し席を外させてもらう…」

タイパンが部屋から出て行った。

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