表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ギルド職員は忙しい  作者: 猫の子子猫
第1章 冒険者ギルド編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

135/150

135 お気に入り登録

リンちゃんの雑な説明に、私とソレノドンさんが補足する。

「女神様のイメージが崩れるでありんすねぇ。確か女神教で聖人や聖女とされていた人は、女神の加護を持っていると聞いた事がありんす」

「あぁ、大司祭になるための条件の1つが鑑定魔法を極める事だ。候補者は大司祭が鑑定魔法で女神の加護があるか確認している。今の聖人は、女神の加護(小)を持っているはずだ」

タイパンさん、流石王族。そんな情報、普通は知らないよ。


「聖人とか聖女って、勝手に人間が言っているだけよ?私はお気に入りの子に加護を与えているだけ。加護を与えられる子が少ないっていうのと、私と話せる事があるから大事にされるみたいね」

「女神の加護(中)ってさっき言っていなかった…?」

リンちゃんが呆然と言っている。


「クエストメンバーには加護(小)をお近づきの印にプレゼントしたわよ!」

はい?何ですと?って言うか…

「女神の加護ってそんな扱い軽くていいの…⁈」

「私が良いんだから、良いのよ!」

リンちゃん以上に振り回される予感しかしないんだけど…。


「と、とりあえず隠蔽魔法で鑑定魔法を誤魔化そう!」

リンちゃんのセリフに、私達一同は深ぁく頷いたのだった。

「リンちゃんが大聖女、他のメンバーが聖人と聖女になっちゃえば良いのに」

そんなクーちゃんのセリフは、皆聞こえなかったんだ‼


「ところでクーちゃん、私とミエリンさんは精霊教信者なのに加護を付けてもらって良かったの?」

「詳しいことは教えられないけれど、精霊教は無問題‼女神教にもあるでしょ?女神はこの世界の全ての命を慈しんでいるって。精霊ちゃん、可愛いわよねぇ~」

寝っ転がって精霊たちをツンツンしながら言うセリフなんだろうか。

読んでいただき、ありがとうございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ