表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ギルド職員は忙しい  作者: 猫の子子猫
第1章 冒険者ギルド編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

129/148

129 女神教と精霊教

「え~…、だって聖なる魔力なんて興味ないし」

「リンちゃん、『知識は力なり』って言葉があるの。勉強は、リンちゃんの為にもなるのよ」

「けどさ…宗教勧誘うざったいし、知識はたっぷりあるし。というか、リリーさんが母親モードになっちゃった」


…だって、娘として扱わないとって思うとねぇ、普段の態度って大事じゃない?しかも『歩く非常識』をちゃんと教育できるチャンスだし、『危険度Sランク冒険者』からの災害被害を処理するのだってギルドの事務方なんだよ。何気にリンちゃんが原因で残業とかしてたんだよ‼


「じゃあ、まずどんな宗教があるのか、どのような教えなのか教えて!」

「パパが教えてやろう~。まずは女神教だな。言葉通り、創造を司どる女神クレアを崇める宗教だ」

「え~、創造だなんて。全部が神から生み出されてると思ってるの?」

「女神クレアが、この世界を作り、陸と海を作り、生命を誕生させたという教義だ。女神クレアはこの世界の生命全てを慈しんでいるという教えなんだが…解釈が様々できるからな。多くの宗派があってな、厳しさ・過激さ・穏やかさ・緩さもだいぶ違うぞ。同じ女神教信者なのに、いがみ合っている事もザラにある」


「なかなか面倒くさいね…、精霊教は?」

「精霊教は、前世で言うところの神道に近いかな。この世界には精霊がいる。精霊は色々な物に宿ったり、生まれたりする。精霊に感謝し大切にする事で、精霊達もこの世界の生き物へ良くも悪くも関わってくれるっていう感じかな。ただ、実際に精霊を見たり、感じたり出来る人が少ないっていう事もあって、精霊を信じる人が少ないのが現状」


「なるほど…イメージはしやすいね。そういえば、クロ~、精霊って見える?」

「ん?俺は魔獣だけどな!見えるぞ」

「どんな感じなの?私とかリリーさんとか」

「リリーは感じるか見えるかは出来てんだろ?」

宗教はフィクションです。実在の宗教とは全く関係ありません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ