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ギルド職員は忙しい  作者: 猫の子子猫
第1章 冒険者ギルド編

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126 愛娘復活

カッパーさんとコルンブが何かを話していたと思ったら、急に2人して大浴場から出て行った。5分位すると、どこかの青い狸が言いそうなセリフとともに、何かを手にして戻ってきた。

「じゃーん!水質検査キット~‼水の成分を10秒で簡易分析できるようにしたよ」

「この子のアイディアが秀逸なのよぉ。私の研究室で研究員をやってもらおうかしらぁ」


「必要な検査試料は、なんと、わずか10ml!で、この試験管の中に入れるでしょ。今回はマンドラゴラの成分の濃度判定をやっちゃうよ。色が変わるんだ。元々、青い色だった試験管が、濃度次第で、水色、無色、ピンク、赤に変わるんだ!」

リトマス試験紙か?確か青い試験紙が酸性試薬で赤に変わるんだよね。


「今度、カッパーさんと一緒に研究することにした!だから、ねぇ、ギルド長!親父とおふくろに、工房の修行じゃなくて研究室に就職させて!って説得してくれる?工房の跡継ぎは、どうせ兄ちゃん達がいるから大丈夫だし」

「私からもお願いしたいわぁ。でも、まだ幼いでしょ。だから、副ギルド長の使い走りっていう形で私のアシス…ごほん、礼儀作法などを学んでもらって1年毎に意思が変わらないか確認するわぁ。12歳になっても意思が変わらなければ、本格的に見習いとして研究室に出入りしてもらうからぁ」


今、カッパーさんアシスタントって言おうとしていたような。さすがに5歳児だからね、いくら優秀で早熟だったとしても進路を決めるには早すぎる。まぁ、カッパーさんの事だから、どっぷりと研究の楽しさにハマらせてしまうような気がするが。究極の青田買いか?


のんびりとリンちゃんハウスで過ごす事2週間、リンちゃんの魔法が使えるようになった。

「やった!魔法が使える!」

「娘~、オーラ国へ皆を連れていくぞ‼」

「…魔法使えるようになった途端に、これかい…」

読んでいただき、ありがとうございます。

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