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目が覚めると……いや、天丼はやm『目が覚めましたか?』「うおっ!?」


起き上がり声の方を見ると台座に置かれた青く光る球体があった。


「今のは……お前か?」


『はい、私はこの「名無しのダンジョン」のコアです。

主神様(ニャルラトテップ)から貴方がこのダンジョンのマスターになることを伝えられております。

現在は仮登録の状態なので、私に魔力を流してください』


「ああ、案内人というのはお前のことか」


立ち上がり、コアの方へ近づいた。

今回、就いたのはダンジョンマスターだ。

これならば防衛に専念できるし、賢いやつを教育すればある程度は任せることも可能だからな。


『はい、私がこの世界についてなどの説明係も兼ねております』


「それじゃあ、魔力を流すぞ」


……少なくとも魔力は前世、前々世の死亡時より高いな

とりあえず前世の中級魔法位にしておくか。


『お願いしま!? 一度止めてください!』


「いきなりどうした?」


『許容量オーバーする寸前でした……』


「……前世の初級魔法位だが?」


『魔力の消費量、効率などが違う可能性があります。

安定後に色々と試しましょう』


「わかった……ところで登録はどうなったんだ?」


個人的には最重要なんだが……


『量は足りました、注入された魔力が安定すれば完了です』


あ、ガチでヤバかったのか……


「……知らなかったとはいえすまん……」


『いえ、私も可能性として考えるべきでした……

尚、現在注がれた量はこちらの世界で「上級中位魔法」の分類に使用する量でした』


「その「上級中位魔法」ってどれくらいすごいんだ?」


『それを含めこの世界での大まかな分類を説明しますね』


「頼んだ、魔法だけでも前までの世界と違いすぎるからな……」


『了解しました。

尚、私が知っているのはこの世界での一般知識であることをご了承ください。

ではまずこの世界での強さの分類について――』


――――――――――しばらく説明――――――――――


『――とこれがこの世界での強さの分類です』


「やっぱり前と違うな……特に魔法の部分が……」


まず、レベルに関してはよくRPGである敵を倒して経験値!というわけではなく、「その人がそのジョブに対してどのくらい理解を深めたか」の指標であった。

レベルが上がるとそれまでの訓練などの成果がステータスに大きく反映されるが、ステータス自体はレベルアップしなくても多少は上下するとのことだった。

尚、メインのジョブが最も恩恵や成長率が高くなるのみで、サブジョブは勝手に増える上に一時封印も自力で可能、更にメイン以外は順不同との事だ。

一部のジョブ以外は入れ替えも安全な状態なら自力で可能らしい……

尚、入れ替え不可能の筆頭は悪性の盗賊系とのこと。

ただの鍵開け師や対モンスターの暗殺者などは善性判定で大丈夫であるとのことだ。


また、レベルが一定で新しいスキルを入手!というのはこちらの世界ではなく、「その人が使える技術」がスキルとして表示されているらしい。一応、ある程度のレベルで「このスキルが使えそう」ということはあるらしい。


そもそも魔法は根本から違った。

前世までは「魔法ごと」に振り分けられていたが、こちらでは「どれ位の威力か」で分けられていた。


その振り分け方だが、


生活……子供でもできる

初級(ただのゴブリン位なら倒せる)……しっかりと知識を身につければ農民でも数発は撃てる

中級(大きめの建物1つ壊せる)……ジョブが魔法系で、しっかり学べば使える

上級(小さめの軍団1つ壊滅させれる)……大魔導士と言われる人でも大体ここまで

超級(場合によっては首都でも破壊できる)……ここより上は基本的に人間だとほぼ居ない

厄災級(国1つ滅ぼせる)……魔法特化の種族でも基本居ない、魔王まで行くと使うことも

神罰級(神が使うレベル、逆に神にも効くレベル)……そもそも幼神まで行かないとたどり着けない


と7つの区分があり、更にそれぞれに下位、中位、上位の三段階に分かれる。

そのため、同じ「ファイアボール」でも初級下位の事もあれば中級中位ということもある。


……とのことであった。


「……さっき注いだ魔力、あれ総量の5%も行かないんだが……」


『……すみません、現在のレベルやジョブを教えていただけますか?』


「ちょっと待ってくれ……《ステータス》っと」


名前:ノクス

種族:人間

ジョブ:ダンジョンマスター、勇者、紡グ者

レベル:1

固有:ダンジョンクリエイト、アイテムボックス:勇者、断罪、審判、AFF(アンチフレンドリーファイア)、並列思考、高速思考、神眼鑑定、紡グ者


「メインは1レべのダンジョンマスターだな、サブに勇者がある」


『その魔力量でメインが非魔法系ですか……しかもダンジョン主系ジョブの最高位ジョブですね……』


「え、ダンマス系にもランクあるのか?」


『はい、下から「ダンジョンボス」「ダンジョンメイカー」「ダンジョンマスター」ですね、ボスに至っては恩恵を受けられるのみで操作などはほとんど行えません』


「ボスもジョブなのか……固有の方にも「ダンジョンクリエイト」ってのがあるんだがそっちは?」


『……………………』


「おーい……?」


『エラーが発生しました、再起動を行います。エラーが発生しました、再起動を行います。エラーが……』


「おいぃぃぃ!?再起動ってそんな機能あるのかよ!?というか説明してくれぇぇぇ!」

評価お願いします!

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開幕ですがいきなりチート気味です()

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