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俺の幼馴染達が復讐を終えるまで姿を現さない件について  作者: Phantom
第一章 幼馴染達との再会(仮)と復讐
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本当のストーカー

些細な会話をしながらユニット同士の仲の良い?ポカした話になりながらも何処となく何か親密度みたいなのが上がった様な気がした俺は未だに周りにどう思われてるか分からない状況のままバラエティービルを出てそれぞれ帰宅の道へと足を運び早瀬川達は車で寮まで、俺と兎川は電車で家へと帰宅する。そして帰り際にマネージャーさんと現場監督さんからあまり気にするなと言われた。俺はこの事がコレから兎川に話す事なのかそれともあの起こった収録での騒動なのかはとりあえず詮索はせずに今は彼女にある事を聞くのと伝える事だけに集中する。


ガタンゴトンガタンゴトン…


「うーん!なんだかほんの数時間だけだったのに色々と疲れちゃったわね。神楽坂君は疲れてない大丈夫?」


「まぁ肉体的な疲労よりかは精神的な疲労が蓄積したかな。ひとまず色々とボロボロになっているのは間違いない色んな意味で…」


「あははは〜そうだねそうだよね…色々とやらかしちゃったもんね。………えーと私謝った方がいいのかな?」


「いや別にいいよ。どうせ今日で終わりなんだしお互いこれに懲りたらもうこんな事しないって教訓できただろう。だから良い経験をしたと思えばそれでいいんじゃないのか?」


「今日で終わり……うんそうだよね。今日で終わりだもんね。」


「………」


何処かしら遠い目をしていた兎川に俺はこれ以上の事は特に追求せず帰りの駅までの間そのまま静かに到着するまで黙り続けていた。


………帰宅する最寄り駅・改札前出口


「………」


「………じゃあ俺はここで、また明日な兎川。」


「え!」


「え?」


…………あ、あれ?神楽坂君ここで私を1人にして帰っちゃうの?え?え?それってどう言う事なの。


「どうかしたか兎川?」


「え!いやその〜えーと、神楽坂君って今日まではまだ私のボディーガードなんだよね?」


「ああそうだな。」


「だよねだよね!そうだよね!」


「な、なんでそんな所でやたらと激しい主張をしてくるんだ。そんなにボディーガードというのが大事だったりするのか?」


「え〜〜〜」


まさかの予想外の質問の言葉に菟は出した事のないえ〜を出し自分の期待を裏切る。


「何のえ〜なんだ。まぁ帰り道気を付けろよもうだいぶ暗いし明日も朝早く学校だからな。」


「待って!」


ガシ!


一星がそう言って帰ろうとするのを菟は勢いよく手を伸ばし一星の腕を握る。


「何だ?」


「えーと、ちゃんと私の家まで送ってほしいな〜なんて……あははは…はは…は。」


何て情けない笑い方なんだろう私。もうこういう時こそ言う時はちゃんと言わないと駄目でしょう私ったら。よしちゃんと言葉にしていうわよ。


「兎川さもしかしてまだ俺が兎川のボディーガードという体で話しているのか?」


「え?いやその…だってそうじゃない。神楽坂君は私のボディーガードでまだ何も解決もしていないんだからちゃんと解決するまではボディーガードとして私の側から離れない様にしないと駄目でしょう?」


違う〜私のバカ〜確かに言いたい事は言えたけど、これだと遠回しな言い方でもう少し側にいなさいこのフンコロガシがって言ってるようなものじゃないの。……ごめんなさいフンコロガシは言いすぎた気がするわ。


「まぁ確かに解決もしないでこのままボディーガードとしての役目を終えるというのは俺としても甚だ不本意だし何よりも協力してくれた皆んなや兎川(ストーカー)にだって悪いしな。」


「うんうんそうだよねそうだよね……え?今何て言ったの?」


「そのままの意味だよ。協力してくれた皆んなや兎川(ストーカー)に悪いって思ったんだ。」


「………ごめんなさい話の意味がよく分からないの。何で私がストーカーなの?」


「………」


「私これまで皆んなと一緒に色々と頑張ってきて親しい友達やユニットを組む事ができた。これからの新未来要素ができる希望があるかもしれないのにそれが私がストーカーって意味が分からないわ。」


「お前の言っている仮定論も意味が分からないな。まぁ意味が分からないからそう言った紛い物の単語で誤魔化してはいるって事だろうとは思うけど…だからこそ僅かな間で俺を騙し続けて来られた。寧ろよくやったと言うべきだと俺は思うぞ、嘘つきウサギさん。」


「は、はは…もしかして神楽坂君私の事をからかっているのかな?そうやって雫ちゃん達みたいに軽いノリで接していきたいのなら全然構わないよ。何せ私だって神楽坂君と仲良く…」


「仲良く?アイツらは少なくともお前と仲良くしたいなんて微塵とも思ってはいなかったぞ。それをお前自身は聞いたのか?いや聞くなんて野暮な事は出来なかったんだよな。何せあの2人の接し方にお前は何処か苛つきを覚え始めていた。自分とは違う裏腹の人間ただの足枷にしかならないアイツらは特に邪魔だったりも思っていたんじゃないのか?」


「違うそんな事思ってないよ!何で!何でそんな酷い事言うの…私ならともかくあの2人の事まで蔑ろにされた言い方はあんまりだよ神楽坂君。」


………そうあんまりの言い方だ。だがコレはあの2人にとっては違う意味での兎川に対する思いという比較対象が生まれた感情が浮かびあがる。まぁアイツらを材料過程にしたのはあまり気が進まなかったが、コイツには恐らくそう言う対価と同じ様なぐらいにあの2人の事を利用していたのだろう。そう俺をどうにかさせると言う方向に…


「確かに言い方は少しばかりきつかったかもしれないな。でもなら何で今まで自分にストーカー疑惑という嘘を皆んなに騙し俺をも騙したんだ?」


「だから、私はストーカーじゃ…」


「すまんお前がストーカーという話しはそもそも違う意味でのストーカーなんだ。言ってしまえば、お前に付き纏う奴なんてそもそもいなかった。つまりお前には元々ストーキングされる奴なんていなかったんだよ。」


「は、はは…神楽坂君一旦落ち着いて、たった2日でしか解決できないと言う事を無理矢理違うベクトルで解決しなくてもいいんだよ。そんなの間違ってるし何よりも私の為や神楽坂君の為にもならない、それに皆んなだって…」


「兎川お前はこの業界に入る前はただのアイドルだったんだよな?」


「え?う、うん。私はアイドル声優になったのは中学2年生からだよ。それがどうかしたの?」


「俺がマネージャーから聞いた話しによると、ストーカーの相談についてはつい最近そう言う奴が現れたと聞いた。でもお前の名前が売れているのはあくまでも、アイドルの方であり声優アイドルじゃない。アイドル声優の名前ではまだお前自身は売れていないからだ。」


「な、なんでそんな事を…確かに私はアイドル声優の卵かもしれない。歌だってようやくこの年になって売れるかもしれないってマネージャーにも言われたんだよ。だから私の隠れファンがいたとしたら可能性としてストーキングされてもおかしくないと思うんだ。」


「それはまずないな。お前がそのどちらかでストーカー被害にあるなら俺は確実にただの歌姫であるアイドル兎川菟としてストーキングされるとそう思っている。ましてや努力でこのアイドル声優として成り上がってきたお前はまだ動画でしか分かってもらえない存在だ。まぁそれでも十分な人気度はあるみたいだけどな。」


「それは……そう!ティッターよ!ティッター!私ティッターでアイドル声優の事も投稿してたのよ。それできっとストーカーが私の事を目に入ってストーキングしてくるようになったのよ。」


「はぁ〜悪いがさっきからお前は思う、なったという曖昧な表現をしてくる限りストーカーについては確証を持ってないと聞いてるだけでもハッキリわかるな。」


「当たり前よ!だって私だってストーカーなんていないと思ってるんだからそう言う風に話してもおかしく…は!」


「そうそこにひかかったんだよ兎川。お前はありもしないていで話していながら曖昧な事を俺に言ってきている。少なくともストーカーでの被害を受けているならもう少し怯えた言い方やどんな風にストーキングされている僅かな仕草や特徴なのを言える事はできたはずだ。まぁあまりにも恐怖すぎて言えないのもあるかもしれないが…ここ2日間お前にそう言った仕草や周りへの恐怖の視線は一切なかった。コレでも十分な証拠にはなっているが、まだボロが出るまで話し続けるか?」


「………と、当然よ。そんなのただの心理学的な発想じゃない、人の言葉の意味を省みながら推測をして相手の気持ちを揺さぶっての脅し…こんなの私の言葉から発言したのとは完全に無視をしての神楽坂の発言を私にぶつけただけにすぎないんじゃないの。」


「………言葉での揺さぶりだと感じたならそれはお前が何処か俺に対して後ろめたさがあるっていう風にも捉えるが?お前自身はそうじゃないと言い切りたいんだな?」


「うん!」


ものおじなく確かな肯定とされる言葉。だがその言葉の裏にはまだ俺を騙しているものがある。


「そうか、ならここでのお前に関してはストーカーじゃないと、俺の勘違いだとお前は今の会話の流れでもまだそう言い張るという事でいいんだな?」


「私は嘘をつかないよ。今でも()でもだよ。」


やっぱりアイツから聞いた話しとここでの兎川に対する話しでは決着がつかないみたいだ。何がどうあってこう言う嘘をつくのかは分からないが、最早俺にとっては我慢ならない話しになる。おおよその事は想定したつもりだがコイツには腹を割ってもらうしかないな。


「そうかじゃあ最後にもう一つ聞くぞ。10年前お前はある天才の才能に目覚めそれを必死こいて上まで上がってきた。だが中学の時にコレが自分のやりたい事なのかと葛藤している中あるマネージャーに声をかけられ今やり始めている業界に入った。まぁそれでも何とかユニットを組めてのバラエティー番組や色々と売れる段階にまで尺上って来られた。なのに…何でそれをお前は俺にストーカーにつき回されるという嘘をついてこの仕事を見せてきたんだ。…… 宇佐木田(うさきた)川兎(せんと)

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