表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺の幼馴染達が復讐を終えるまで姿を現さない件について  作者: Phantom
第三章 新たな復讐の惨劇新幼馴染達による反撃
344/372

3人が入院している理由…平川の思すべき点について

………ん?


「待ってください。親父と理事長が学園に対しての措置か何かをしていると言う事ですか?何でわざわざ自分の学園を怪しんでの捜査をしているのか俺にはさっぱりわかりません。」


「ああまぁそうよね。学生側から聞いたらそりゃあそうなるわ。自分の学園を消す真似なんてそもそもおかしい話しだもの……知ってる?東小橋とう名の生徒がいると思うんだけど…その人の理事長…つまりはお爺ちゃんなのよその人…」


「お爺ちゃん……え!林音のお爺さんがあの学園での理事長なのか!いやでも父親が確か校長だったから何となく察しがつくかも。」


「繋がりせいは今ので分かったわね。あなたは一見何も知らずにあの学園に入ったかもしれないけれど…既にコレは昔から実行されていたらしいのよ。」


「……何の話しですか?」


「あなたはあの幼馴染である5人組を助ける為にあの学園へ入った。……でもその情報は何処から入手したのかしら?」


「……」


「沈黙しているみたいだけれど答えはもう出ているのよ。あなた自身が答え…あなたに不正投与をしていたという事をあなたは自分の父親から聞かされた。違うかしら?」


「…あってはいます。でもそう言った事があると言う話は…」


「お母様からの知り合いで病院に行って検査してもらったのよね。自分自身の身体能力が何でここまで発展途上になったのか……寧ろ小学生の頃に水泳を辞めて正解だったと思うわよ。じゃなきゃ今頃のあなたは……あなた達の幼馴染同様の形になっていたのだから。」


「どうしてそこまで知って……そうか色々と調べ尽くしていたわけか…そうじゃなくても俺の異常な才に不審と思っていたら当然研究者なら調べるよな。」


「その事だけじゃないわ。今あなたの身の回りに起こっている出来事が全て色々と繋がってしまっているのよ。コレはただの偶然じゃない。…まぁさっき言った事がそのままあなたにとってどう捉えるかはまた別の話しなんだけどね。」


「……正直言ってあまり信憑性が感じられませんね。学園を失くすという話になっているのならアイツはおそらくそれを知っているはずだ。」


「東小橋川林音の事を言ってるの?」


「はい。アイツがそれを無視するはずがない。それを阻止しようと俺に何か相談を…」


「それをコレからする可能性だってあるかもしれないわね。まだそのタイミングじゃなかったという話しだけかもしれないし……そもそもあなたの周りには色々と奇妙奇天烈なのよ。ここにいる3人だってそう…あなたに絡んでこういった結果になった。それに関して私は正直仕組まれているとしか言いようがないわ。」


「……じゃあ先輩達側は今どういった感じで入院されているんですか?自分達が今駒として使われてる可能性があるかもしれないのをもしかして敢えてスルーしているのですか?」


「いいや神楽坂俺達はそう言った形で入院をしているつもりはない。単なる罪滅ぼしさ…」


「罪滅ぼし?」


「ああやっちゃいけない事はちゃんと謝る必要がある。そうだろう?」


「は、はぁ〜」


「イマイチぴんとこない顔をしているな。でもまぁそうなるのもしかたねぇよな。……具体的な事は話せないがお前はそこにいる2人をより気にかけてやる必要性がある。それだけは言ってやるよ。」


「は?どうして?」


「どうしてってお前……まぁその内わかるさ。俺の方はお前に対しての謝罪だな。それで俺は平川先生に今協力をしている。そこにいる2人もだけどな。」


2人…つまりあのお嬢様のツルンでいた虐めの2人の事を言ってるんだよな。

その罪滅ぼしとなるとヤっぱり虐めの方面なのか…


「あ、あの先輩…こんな事私達が言うのもおかしな話かもしれませんがあの子に謝っていただいてほしいんです。」


「あの子って言うと… 香澄ちゃんの事か?」


「はい。正直言って私達がした事は単に茉莉奈の機嫌を損ねたくなかったからしたんです。」


「……だからと言ってああいった真似が許されるわけないよな。」


「はい。だから…」


「だから茉莉奈は私達に今回だけは付き合ってほしいって言われました。責任は私が背負うからって…」


「??どういう意味だ?すまん…その言ってる事に対してよくわからんのだが…」


「……私達が茉莉奈と一緒にいたのは取り巻きにすぎません。ただ周りにいるだけでも圧を与えられるからとそう言っていたので…」


「だったらあの仕業はなんだったんだ。圧だけを与えるってなら別にあそこまでする仕打ちが俺にはさっぱりわからない。あそこまでするという行為はお前達にとってはついでかもしれないが…香澄ちゃんの気持ちを考えた事があるのか?」


「そ!……はい確かにその通りです。」


「……」


虐めに関してもかなり明白な理由があの時になって分かった。

茉莉奈自身が単に海未と戦いたかったから…それで香澄ちゃんに対する仕打ちもエスカレートした。

でも本人がちゃんと謝った事でどうにかしてお互い仲直りしてでの友達関係になったわけだけど…

まぁ香澄ちゃんがparadise Skyの才能があったという話にはなるわけだけどな。


「それで先輩代わりに謝っていただく事は…」


「嫌だね。そう言った代弁は悪いが受け付けていないんでな。ちゃんと本人と会って謝れ。多分もう怒ってないと思うぞ。今の香澄ちゃんと君津家妹は仲良くなってちゃんと普段通りの学園生活を送っている。きっと君津家妹もお前達に謝りたがってると思うぞ。」


「う、嘘だ!」


「そうですよ!そんな嘘信じませんからね!」


「いやそんな事で信じる信じないとか言われても事実だしな。……とりあえずお前達が無事に退院できたら2人の所へ行ってちゃんと謝ってこい。もしどうしても仲介役が必要ならやぶさかではないがお前達の間に入ってやるから。」


「本当ですか!」


「そ、それなら安心かな。」


やれやれ変におせっかいな所はマジでどうにかしないといけない。

俺のこういった性格で変に期待されてしまう事もあるからな。

………てか誰も期待していないか。


「でだそろそろ本題に入らせてもらってもいいか?」


「うん?本題?もう色々と話したと思うのだけれど他に何か話したい事でもあるのかしら?」


「平川先生この3人がこの病院に入院していて尚且つ3人がする共通点…それは俺に関する話しとアイツらの病に関して何かしら理由があるという事で間違いないんですよね?」


「まぁそうかしらね。そう捉えてもいいわ。」


「それならもう包み隠さず話しますね。今美森姉が色々とヤバい状況に陥っています。俺はそれをどうにかして解決する方法をこの病院内で何か探れるならばと思い病院内を周ってみようと思ったのですが……」


「ふむふむそれで私を見かけてコレはラッキーだなと思ったわけね。成る程それが本題というわけか…でもそれだと彼等は関係ない話になるわね。それならば違う所で話をしましょうか。」


「いいえ。ここで話させてください。この室内を見て色々と予想する事ができました。3人が平川先生に協力しているという話を聞いてもしかしたらと思い俺はそれにお願いしたいんです。」


「この状況を見て君はその幼馴染ちゃんの事を助けられるかもしれないって思ったわけ?……ふーん。因みになんだけどこの病室がいったい何の病室かは分かっててものをいってるのかしら?」


「……予想すべき点からいいますと恐らく3人は血液採取をされているはず…その中でも血液による何かの結果が出たんじゃないんですか?例えば…美森姉達と同じような副作用効果とか?」


「副作用か……まぁその辺に関しては確かにギリギリ及第点かな。私が3人にこの場を提供しているのは3人がちゃんとした罪滅ぼしをしたいって事で許可を得た。正直言って自分にとっては何ら利益にすらならない。でもこの3人は何処でかぎつけたかは知らないけど…それができるならとそう言った。だから私はそれに応じた。」


「え?でもそこにいる後輩女子は…」


「そうだね。一時的に行方不明になったっていう話にはなっていたね。けどそれはこちら側の根回しに過ぎなかったんだよ。2人を利用する悪い医者がいたからね。それを阻止する為に…」


「!もしかしてそれで学園に忍び込んだという事なのか?わざわざやりたくもない教師になってまで…」


「あははは言ってくれるね。でもまぁ確かにそうかな。不慣れな環境で慣れもしない事をするんだからそりゃあ嫌にもなるさ…私利私欲ではあったけれども…それでも私には私にしかできない事があったんだ。君のお父様に言われるがままに行動していたのは間違いない。でもそれに引き換えでの条件を飲んで私は先生に立候補した。……短い間の教員だったけれどね。」


それにあの子が1番やりたかった事を私が代役としてやったんだ。

今度文句を言ってやるんだから。

……いやそれよりも自慢してやるのが1番か……ああでもでも他の子がもう教員としてやってるもんね。私がああやこうや自慢しても意味ないか…


「平川先生にはいろと謝らなければならないのは重々承知しています。というよりもアレで教員をやっていただけ凄いなと自分は思いましたよ。」


「褒めてるのかしら?それとも貶しているのかしら?」


「まさかまさか…寧ろ尊敬しているんですよ。その2択では絶対有り得ません。」


「思いっきり貶してる言い方にしか聞こえないのだけれどね。」


「でもそのおかげであの2人が助かったならお礼は言わないといけませんね。俺は君津家の兄にも頼まれてましたし…何よりも妹の方は2人の事を心配していました。だから無事で本当に良かったと心から思っていますよ。」


それを聞いていた2人は申し訳なさそうな顔をしつつも何やら後ろめたさがあるような顔をして一星を見ていた。

どうやら2人はまだ何か隠しもっているらしくそれをどう打ち明けるかどうか、2人はベッドのシーツをぎゅっと握りしめながら心が痛む。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ