paradise Sky 決着と東小橋川林音との路線した話での終着
2人が最後の勝負をしようとする最中俺は密かにその場所から離れある所へと移動する。
他の皆んなはあの天才2人の壮絶なバトルに釘付けになっている。その間に俺は俺で片付ける事を済まなさいといけない…普通ならここで棄権という形で俺と香澄ちゃんでの1組が脱落なんだが…
「まぁそろそろいい加減にしないといけないよな。」
………
「覚醒していなかったんだ。だとすれば…コレってどう言う結果になるのかな?僕が差し込んだシナリオ通りにいけるかと思ったんだけど…やっぱりダメだったかな。」
「東小橋川さん。さすがにやんちゃしすぎたんじゃないか?」
「あ、あれれ〜神楽坂君。どうしてここに?ゲームの最中にここへ来るなんて普通なら失格だよ。」
「普通ならな……でも周りはあの2人に夢中だ。どっちかが決着つくまでは俺の事なんて誰も眼中にはないんだろう。まぁその事に関してはここまでの筋書き通りにしていた東小橋川さんの考えだから別にいいんだが…」
「じゃあ何でここにきたのかな?僕何か変な事でもしたかな?」
「したと言うよりかはコレから起こすと言えばわかるか?あの2人にどちらが勝ったとしてもこのゲームは何の無意味もない…何も成立しない…それが東小橋川さんがこのゲームをやるキッカケみたいなのが原因なんだろう?」
「何を言ってるのか、さっぱり分からないな〜具体的に神楽坂君はそれで僕に何の理由でそう言ったのか寧ろそれが気になる。」
「じゃあそのまま率直に言うぞ。……裏でいったい何をしているんだ。」
「………」
「このゲーム自体東小橋川さんの独断上でやっている。海未も俺に縋ってこのゲームでの参加をし俺を誘った。ここまでに関しては確かに幼馴染としての関係性として問題はない。でもそれだけじゃないんだよな?周りを巻き込んでの幼馴染関係を巻き添えてのいたこざ…これは単なる偶然か?それとも必然か?何かしら裏で操って俺を上手く使ってのやり口にしかそう見えない。いったい何がしたいんだ東小橋川さん。」
「待って待って、それだと僕が一方的に悪者扱いにされるじゃないか。いいかい僕は皆んなの憧れるヒーローを目指している。そして皆んなの味方でもあり恋愛相談にのってあげている僕は周りに懇願される立場でもある。そんな僕が裏でって言われても…それではいそうです。なんて言うわけないじゃ無いか。」
「なら言い方を変えようか…主犯格はだれだ?」
「だから神楽坂君。君は僕に何を言わせようとして…」
「このやり口と汚い裏のやり方。まだ奥の底までは理解してはいないが…俺はこのやり手に見覚えのある奴がいる。それを東小橋川さんが絡んでいるのなら俺は止めにきたんだ。」
「だとしても言うと思うのかな?」
「………言う気はないとそう言いたいのか?」
「……コホン!それじゃあ少し話しの路線を変えようか、ひとまずそれで神楽坂君がどうこう決めるのは改めてもいいと僕は思っている。どうかな?」
「どうかなって言われても…可能性を信じて東小橋川さんを信じていいんだよな。」
「ん〜〜〜まぁ信じるかどうかは神楽坂君次第じゃない。僕はそれをただ独り言の様に話すだけだし…」
全部こっちに委ねる気か?でも明らかに分かる事はやっぱり俺が関わってる何かと関係している。単なる幼馴染同士で開いた復讐会ってわけじゃないみたいだ。
「じゃあ僕がコレから話す事なんだけど…君にはちょっとした約束をしてもらうね。」
「約束?」
「そう約束を守ってもらわないとこっちとしては話せる所まで話して君の信用性が僕達幼馴染に激怒されてしまったら困るでしょう。だからそれに関しては約束をしてもらわないとだから…コレらの事は君に約束をちゃんと守ってもらう形で話しておきたいんだ。」
「条件によるな。東小橋川さんが本当に嘘をつくかどうかもこっちの聞く耳でどうするかを判断する。でも俺は絶対に幼馴染を裏切らない……昔の事を除いてな。」
「ふふ、一応前科があった事を気にしてはいたんだね。でもそう気に留めてくれないとコチラとしても割り切れない話になるし……まぁ確実に全部が全部本当で話すわけじゃないんだけどね。」
僅かに嘘を交えての本当の話し…さてここからがどう東小橋川さんの話しを受け止めるかが問題になる。少なくとも海未と香澄ちゃんの試合が終わるまでには決着をつけておきたい。
「じゃあ約束事を言うね。まず1つ…」
何個かあるのか…クソてっきり1つかと思ったんだが…少し手間取りそうだな。
「幼馴染での無意味な詮索はしない事…
2つ僕が言う事に対して妙な追求は聞かない事…
3つ僕達幼馴染に対して君がもし僕が話す事に意図して正解した場合僕達に謝る事…」
「………謝る?」
俺が山茶花達に謝る?
「それって昔の事での約束でって言う意味か?」
「……神楽坂君。まだ話している最中だからあれだけど今のは追求されてる事になるから、その時点でもう話さない事になるよ。気をつけて…」
「……すまない。」
「まぁその問いに関しては気になってしまうのは仕方がないね。ひとまずその答えに関しては答えてあげる。答えは違うよ。それとはまた別の話し…私がコレから話す事は幼馴染関係ではあるけれど、謝ってという程での話はコレから君が考える必要がある。あくまでも僕はアドバイス的なものしか与えられないからね。」
「………分かった。ここからはお前の独りよがりの話を耳にして何とか頭の中で考えてみる。」
「おい今ひとりよがりっていったか…自分で言うならまだしも君に言われるとちょっと腹が立つな。」
「早く本題にいってくれないか?時間も時間で危うくなるんじゃないのか?」
「もう!君が勝手に入ってきて焦らせてるんだか!少しは僕のペースに合わせろ!」
………やば、ちょっとめんどくさいと思い始めてしまった。ここで妙な拗れた話しはかえって俺のやる気が削がれてしまう。何とか集中しないと…
「え〜とそうだな。何処から話せばいいのか……うん!よし決めた。まずは単純な話から行こうか…この催し案件つまり君が言っていた裏でどうのこうのという話しだけど…まぁぶっちゃっけ素直に言っちゃうと…うんいるかもしれないしいないかもしれない。」
曖昧だな。それは肯定していいのか否定の意味なのか…どっちなんだ。
「今どっちなんだって思ったでしょう。言ったと思うけど、僕はあくまでもヒントしか提供できない。だからほとんど話す事は曖昧でしか話せないんだ。あ〜一応そこも約束に入れておくべきだったかな。」
「具体的な部分までは伏せるなら仕方がない…だけどコチラも話しとして妥協する部分ではそっちに質問させてもらうぞ。」
「………まぁ別にいいか。バレてもバレなくてももう僕達にとってはどうでもいい事だし、一応…全部済ませた形になるからそれでいいかも。」
何の話しなんだ?とんでもなく回りくどい言い方をされてる気がする。
「えーとねいるかもしれないしそうでないかもしれない…コレに関して僕は伏せるけど、復讐に関しての話は幼馴染関係が決行させる事にしたんだ。そして上手く事が運んで言って一部上手く行ってるのとそうでないのがある。これまぁ君が色々と話をちゃんと頭の中に刻み込んでたら大体分かるんじゃないかな。」
「………お前達が復讐で俺にお願いや頼み事そして周りを利用して上手く事を運ばせていたのは聞いていたから分かった。まぁ半ば半分はお前と蒼脊が絡んでるのもあったりしたしな。」
「あは、そうだね。その通り…まぁ僕達のおかげで上手く幼馴染同士が会える様になったといっても過言じゃないね。」
「随分上からだな…まぁ否定はしない…元々おまえや海未はどうでもいいって言ってたからな。」
「でも少しはあったのは本当だよ。何せ僕ら幼馴染はちゃんと心の中では一蓮托生だったもん。」
「………」
「おっと!ちょっと話の腰が折れたね。今の話はひとまず置いておこうか…君が求めるのは裏に誰かいるって事だったね。と言っても僕はそれをはぐらかしているし話の路線を変えたと言っていいのかな?」
「いや何にも変わってないな。お前からして話の路線を変えるのは何処からなのかと会話の流れを追求していってたんだが……まだだったんだな。」
「あははは、そう構えなくてもいいんだよ。ちょっとした世間話的な事をちょこっと挟んだだけだから…」
何がちょこっとなんだ。何が…
「まぁあまりちゃちゃを入れた話をしても仕方がないし…そろそろ路線の切り替えといこうか…神楽坂君って昔に何か小学校でやらかした事ってあったりする?」
「………やらかしたか…」
俺は密かに抱く引っ越した場所の小学校の事を思い出す。
しかしそれがいったいなんなんだと俺は思い口に出そうとするが…
「身に覚えがあるみたいだね。その身に覚えが多分今後の課題になると思うよ。まぁヒントという名のアドバイスではないかもしれないけど…」
「確かになそんな駄作な例え話東小橋川さんらしからぬ言い方だ。そんな事をわざわざ言ってるって事は俺が小学校の時と何か関係しているって言いたいのか?」
「さ〜てね。僕が勝手に話して勝手にそう思っただけ、それを勝手に捉えた神楽坂君が1番よく分かってるんじゃないの?」
「………」
正直コレが路線した話だと言うなら…試されてる可能性がある。でも今ので俺は少し心の中で確信とまでは言わないが何かに近づけた感があったりした。恐らくそれは…
「おっと!そう長くは話せないみたいだね。そろそろ決着がつくみたいだから先にこっちに集中した方がいいんじゃ…」
「いやその必要性はない。その決着の前にこの路線した様で路線されてない話を決着しよう。」
「いやいや神楽坂君今の話の流れでいったい何がわかるって…」
「昔の幼馴染の復讐……つまり俺が元いた小学校にいた奴等の復讐なんじゃないのか?」




