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俺の幼馴染達が復讐を終えるまで姿を現さない件について  作者: Phantom
第ニ章 残る2人の幼馴染による復讐じゃない私情
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幼馴染達のそれぞれの相談

林音が話す事それはまず2人の食い違いがあるのと勘違いの部分がある。一星は海未の事を昔の容姿のある姿しか憶えておらず、当然今の海未の姿に関しては知らない。しかしそれを海未は正面から向き合うかのように自分が八月一日海未だと一星に話すがそれを本人は信じようとしたのか、はたまた何かからかわれてるだけのか…疑心暗鬼に思った一星はその子が偽物なんじゃないかとそう思いこんでしまう。


「さてここでクイズです。どうしてこうまでして2人は妙な食い違いが起こったのか、はい川兎ちゃん。」


「ええ!私!…え〜とえ〜と…」


「はい残念答えは朧気でした。」


「朧気?何で朧気なの?」


「私まだ何も答えてないんだけど…」


「神楽坂君は今朧気状態である。それはいったい何でなのか…記憶には私達の事を鮮明に憶えてはいるけれど、何処か不確定要素が多かった。つまり徐々に昔の僕達の存在が薄れていってるんだよ。」


「いやそれがどうして、今の会話の流れに繋がるわけなの?」


「食い違いと勘違いどっちかが甘い記憶しかないのならそれはもう勘違いもするし食い違いもするんじゃないですか?何せ今の神楽坂君はもう今の痩せきった海未ちゃんはあり得ないと思ってるんだから。」


「それなら私がちゃんと私であるって事を証明すればいいんですね。」


「それはそうかもしれないけど…それが無理だからこうやって話してるんじゃ…」


「でも出来ないこともないんだよ。」


「そうなの!」


「林音ちゃんあなたいい加減な事を言って、海未をぬか喜びさせないで、話的に何もまとまっちゃいないわよ。どう考えたって食い違いやすれ違いの前にこの子がちゃんと偽名で名のらなければ、今本名を言った所で余計に一星は怪しむわよ。となれば何かしらの訂正がいるという事になるんじゃないかしら?」


「それもそうですね!」


「海未ちゃんちょっと黙った方がいいかも…大事なお話ししているからね。」


「は〜い。」


「ふふ美森先輩、実はもう双子や姉妹そして従姉妹というワードが出ていた時点で既に勘違いが起こってるんですよ。それを皆んなは本当に何というか知らないんだなって思ったら、そこで必死になって笑いを堪えてる僕の身にもなってほしいですね。」


「いや知らないわよそんな事」


「でもでもまだ繋がる道があるって事なんだよね!」


いやあるにはしてもこの子が1番の心配なのよね。あまりにも馬鹿げてる発言に自分でも頭が痛めるわよ本当に…


「あなたが私達よりも海未の事について知っているという事なら何でここで隠す必要があるのよ。もしかしてよからぬ事でも隠してるんじゃないんでしょうね?」


「やだな〜僕がそんな事するはずないじゃないですか〜寧ろ後のお楽しという形で捉えてくれたらいいかもしれませんよ。」


「は、話にならないわね。コレじゃ何をどう解決というか堂々巡りすぎて何も案が立てられないじゃないの…」


「いや〜恐らく向こうでも同じ事だと思うけどね。」


「向こう?」


ゆっくりジュースの入ったコップにストローを入れ口をつけながら美味しそうに飲む林音の言い方にどう言う意味で言ってるのか誰も理解していないこの状況の中、ある場所でも同じ事で悩む幼馴染が1人違う場所でも相談にのってもらっていた。


………マリュック


「う〜ん。どうしたもんか…」


「おいバーガーセットだけでそこまで悩む奴がどこにいる。」


「いや久々に来たからどうしようかなって…」


「はぁ〜先に決めておくから後でお前も来いよ。」


「やっぱりチーズ系にするかテリヤキ系にするか悩むな…でもダブルもまた捨て難い…悩む。」


何でアイツたまにどうでもいい事で真剣に考えたりするんだ。よく分からんな。


「久々にダブルにしてみたわけだが、やっぱり多いな。」


「買ってそれはないだろう。てかお前の悩みはそこじゃないだろう。」


「へ〜その言い方やっぱりお前何か知ってたんだな。」


「うっ、まさかわざとか変な悩みのフリをしつつ俺が何か知っているか測ったな。」


「いや蒼脊の事だから、どうせあの時は何にも知らないで通すつもりだった可能性があったからここでお前と2人で話すなら何か白状してくれると思ってな。」


「あの時もお前と2人だった気がするんだがな。」


「目の前に海未と言う名前の偽名で現れたやつがそのまま泣き崩れて去っていったんだ。あれも演技だとは思うが…まぁ失敗したなって少し凹んだりもする。」


「失敗?何の失敗だ?」


「本当の目的。わざわざ幼馴染を装って俺に現れたんだ。つまり何かしら海未の復讐が始まってるんだと俺は思うんだよ。あのコロコロした海未からあんな痩せて王子様系の海未がいてたまるか。」


「何気に酷いなお前…本当に王子様っぽい海未だったらどうしてたんだ。」


「男として妬ましいな。」


「素直だな。」


「まぁ女子で王子様系なキャラって正直な所カッコいいし憧れ的な部分もあったりはするからな。それに比べて、俺なんかこの学園に編入試験受けた後の仕打ちときたら、ふっ幼馴染達に振り回せされて挙句の果てには取っ替え引っ替え女垂らし野郎って言われたりしてるからな。」


「まぁその何だドンマイだな。」


「何で最初の時みたく助けてくれなかったんだよ。あの時のお前ちょっと頼り甲斐があって、コレから安心できる枠になれるとそう思ってたんだぞ。」


「おい俺を厄祓い避けか何かにするんじゃない。あくまでも初日の場合はあんな風にお前の事を邪険するやつが許せなかっただけだよ。それ以降お前に絡むやつはいなくなっただろう。」


「呪詛みたいなのは思いっきり浴びたりはしてるけどな。」


「うちのクラス個性豊かだろう〜俺もちょっと気に入ってたりするんだ。」


「何誇らし気にしながら遠い目で見てるんだ。それよか何で海未の事を隠しているんだよ。もう最後の1人なんだから話してくれてもいいだろう。」


「それは本人の承諾がなければ話せないというか本人自らお前に接触してただろう。」


「いやアレは違う子だろ?海未な訳ないのはもう散々言ってるんだが、その子全然折れなくてな、本人は何処で何をしてるのかさっぱり言ってくれないんだ。いやそもそも、あの子があそこにいるという事は双子の線が高くなったって事だよな。リボンの色が一年生だったし、やっぱり双子の姉か妹では…」


「はぁ〜アイツも苦労が絶えんな。」


「所でさ、今回でとうとう5人目の幼馴染が登場したわけなんだが、海未の復讐ってどんなのか分かったりするか?ここでこっちから先手をうてばあの4人よりも先に色々と妨げる事ができると思うんだが…」


「それはもう無理な話だ。」


「何でだよ?」


「既にあっち側から先手がうたれてるからな。主に東小橋川がな。」


「は?何で東小橋川さんが?どう考えても関係無さそうに見えるんだが…」


「関係性はな。でもその辺の根回しはアイツの得意分野だろ。ならもうじき分かると思うんだが…その前にお前と海未との妙な誤解を解かないといけなくなるのが先なんだよな。復讐関係なく…」


「復讐関係なく?てか俺がいつ誤解を受けたというんだ。あんな女子にモテそうな子しか今の所接点がないんだぞ。誤解もクソもないじゃないか。」


何でコイツは幼馴染に関してこうも鈍感なんだ。本当に察しの悪さではアイツ同様だな。


「だぁ〜ここでこんな事話しても埒があかん。お前今度海未の家へ遊びにいけ。そしたら全て分かる。アイツの事やお前が今思ってる妙な矛盾点にもな。」


「いやいやだから矛盾も何も海未の家に行ったからって、アイツが出迎えてくれるわけが…」


「本人が良いってよ。メッセージが来てたから明日の土曜なら大丈夫だってさ。」


「………嘘だろう。」


…………ファミレスにいる幼馴染ーズ


「見て下さい明日の土曜日イックンがうちに来てくれるみたいですよ!蒼脊君がどうやらイックンに話してくれたらしいです。明日が楽しみです。」


…………


皆誰しもが唖然としてしまいまさかのお家に招待とは何も段階も踏まないでそのまま本人の所へ行って大丈夫なのかどうかこの時の海未以外の幼馴染は蒼脊のやつもっと段取りがあるだろうとそう思った。


「あ!でも私まだイックンに怒ったままだった。どうしよう…」


「家に上がってもらって美味しい料理でも振る舞ったらどうかしら?あなた料理は中々得意方でしょう。男の子は女性から美味しい料理を振る舞ったら何でも許しちゃう体質だから大丈夫よ。」


「その信憑性は一部の一般男性による物だと思うんだけど、美森さんその辺神楽坂君に確認もとってないんじゃないんですか?」


「確認なんてとらなくても屋上であなたのお弁当を美味しそうに食べているのを見たら私達幼馴染の誰かが作ったとしても同じよ。1人以外はね。」


「え?皆んな普通に料理できると思ってたんだけど、もしかして苦手な人とかいたの?」


「………」


隣で自覚のない事を言う山茶花に川兎は若干細めにしてどう応えたらいいか分からず敢えてその発言に対してスルーした。


「そうだ!よかったら皆んなもどうですか!どうせなら皆んながいたらちゃんと私だって事をイックンの証明にもなると思うからみんなと一緒にごはんを作ってまた一緒に遊ぶのもいいんじゃないんですか。」


「うんそれいいよ。さすがは海未だね。私も皆んなと一緒にご飯を作って…」


「私は反対ね。」


「え〜何でですか。」


「だってコレはあくまでも一星があなたに分かってもらう為のおもてなしなのよ。それを私達を呼んだとして、確実に信じて貰える保証なんて何処にもないわ。ましてまた変に怪しまれる可能性だってなくもないんだから。」


「うっ……それは確かにそうですね。」


「………ほっ危うく死人が出るとこだったわ。」


「……美森さん。」


小声で本人と海未に聞こえないようにぼそっと呟きながら胸を撫で下ろす美森。それを側から見ていた川兎は何とも可哀想な2人だと哀れに思う。


「では!私明日は全力でイックンに分かってもらうよう全力でいきます。今の私を怒らせるとどうなるかイックンめ思いしるがいい!わあははは!」


「………結局この集まりって何か意味あったのかな?私普通にレッスンに行けば良かったかも。」

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