流行語大賞
毎年、この時期になると発表される流行語大賞ですが、最近は聞いたこともない言葉が「流行語」とされるようで不可解な選考基準と感じています。
それとは逆に、頻繁に目にした言葉がなかったりもしますけれど。
参考までに今年の流行語大賞を紹介しましょう。
年間大賞 3密
■トップテン
愛の不時着
あつ森(あつまれ どうぶつの森)
アベノマスク
アマビエ
オンライン○○
鬼滅の刃
GoToキャンペーン
ソロキャンプ
フワちゃん
三密よりは「集近閉」を頻繁に目にしました。
フワちゃんて何かと思って調べたら、個人名でした。それを流行語にするって、平成に「キムタク」や「ダブル浅野」とか、昭和であれば「金八先生」が流行語に選ばれたことがあるのでしょうか?
そう思って調べたら、後藤久美子さんの「ゴクミ」がありました。
なお芸能人がこの賞を受賞すると、人気が凋落すると言われています。フワちゃん、ご愁傷様ですね。
愛の不時着も何かと思いきや、外国のドラマの題名でした。
「スターウォーズ」や「ムクゲの花が咲きました」、「巨人の星」などが流行語になったことがあるのでしょうか?
そういう意味では、「鬼滅の刃」や「あつ森」も頂けません。
他はギリギリセーフですね。
過去の流行語大賞では「恥ずかしながら帰って参りました」や「投げたらアカン」などが選ばれていて、概ね当時の世相を映していると感じます。
今年の世相を反映させるなら「新型コロナウイルス」か「武漢肺炎」を入れないのはおかしいですね。
昨今は選考基準や選考過程が不透明で、過度に政治的に片寄った選考がされて猛批判されている流行語大賞ですが、今後も生き恥を晒して行って欲しいと思います。
結局はドラマなどのセリフが俎上に上らない時点で、創作活動全般が低調と言えるのかもしれません。