武漢肺炎
WHOの名付け法則は混乱を招くだけと思います。
人類史では何事も、その現象などが最初に確認されるか、顕著になった地域の名前が付けられて来ました。
例えば日本国内であれば、水俣病、四日市ぜんそくなどがそれに当たります。
水俣病は工業廃水に含まれる水銀中毒によって発症しますが、同じ症例の新潟県でも「第二水俣病」と呼ばれています。
また「スペイン風邪」と呼ばれたインフルエンザは、アメリカ合衆国で流行していたのですが、アメリカ政府が隠蔽した結果、スペインでの罹患者が爆発的増加を示した為に「スペイン風邪」と名付けられました。
つまり発生から一年近く経過して、未だに新型コロナウイルスと呼ぶ方が異常です。
世界で初めて感染が確認され、更に世界中に拡散した発祥地として、「武漢肺炎」と名付けることは疑問を挟む余地すら存在しませんが、WHOの新しい規則では地名や人名、動物名などを使わない方針のようです。
地名を付けないとなれば、「日本脳炎」や「ストックホルム症候群」などの名称変更が求められるでしょう。
WHOが名付けた「COVID」がアメリカ合衆国アリゾナ州に存在する電子機器メーカーに未曾有の損害を与えた事実を我々は忘れてはなりません。
また「コロナビール」も多大な風評被害を受けました。
何の罪もない「COVID」社や「コロナビール」への風評被害を防ぐ意味でも私は勇気を持って告げましょう。
中華人民共和国の武漢を端緒とする肺炎の病名を「武漢肺炎」と呼びます。それが最も実態を表しているのですから。