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異世界メディア論〜外れ領地でも情強なら無双〜  作者: ⅶ
season2 ダンジョンマスター
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閑話 冒険者たち

今回はとある冒険者視点の話です。

 俺はグクト、ハットウ村の25歳だ。ダンジョンという魔獣が出る場所で魔獣を倒して稼ぐ場所があるらしく村の仲間と一緒に出稼ぎに来た。

 領主様がポムドテルという植物をテルノアールに持ち込んでから生活は随分楽になってきたがそれでも全然貧しいことには変わりない。

 農作業するより稼げるならそっちの方が良いってことで村の中で腕に覚えのある若者で集まって村を出た。皆総出で見送ってくれてお金もいくらかもらった。これだけでもしばらくは生活していける大金だ。

 俺たちはこの金を何倍にもして村の皆に恩返ししなくてはならない。そう意気込んでダンジョン街に入った。


「まずは宿を取るか」


 それなりに長い旅だったので荷物も多い。ひとまず休憩したかった。


「金のこと考えたら野宿の方が良いんじゃねえか」


 弓が得意なラップが提案した。


「いや流石に今日くらいはゆっくりしたい」


 村一番の怪力のジーンも俺に同意してくれた。


「俺は既に眠い」


 素早い動きのシュルガは半目でうつらうつらしていた。


「決まりだな」


 宿屋に入り金を払って部屋に荷物を置いて一息ついた。自分たちの村の家よりもよっぽど上等の寝床だ。


「おおー」

「出来たばかりの街とはいえ、綺麗だな」

「金払ったかいがあったな」

「なんだか偉くなった気がする」


「取り敢えず飯にしようぜ」

「ああ、腹減った」

「飯って言っても食料はつきてるだろ」

「飯屋行こうぜ今日くらいは」


 力をつけておかなければ明日からの魔獣退治は出来ないだろう、残りのお金を確認しながら明日のことを考える。


「よし、食いに行こう」


 皆で街に出た。飯屋は色々あるみたいで美味しそうな食欲を刺激する匂いが立ち込めていた。


「見たことない飯屋が多いな」

「おお、ここの店魔獣の肉だってよ!」

「魔獣って食えるのかって……高っ!」


 店の前に書かれた値段を見て目を剥いた普通の肉でさえ貴重なのにそれよりも高い値段だ。


「よおにいちゃんら!今日が初めてか、魔獣倒したらここで料理してもらえるから食いたきゃ自分でとってくるんだな!魔獣は美味えぞ〜」


 店の中で肉を頬張っていた強面の男が話しかけてきた。魔獣の肉は売ることも出来るし飯屋に持って行って調理して食べることも出来るらしい。珍しい料理だが美味いからここに持ってくるのが間違いないそうだ。


「よし、明日は絶対魔獣倒すぞ」

「そうだな」


 比較的安い店に入り注文した。それでもいつもよりも豪華な食事だ。旅の間は保存食ばかりだったし、村ではポムドテルばかりだ。


「今日くらいは酒飲んでもいいぞ」

「よっしゃー!」

「久しぶりだな」

「明日は頑張れそうだ」


 注文だけで士気が上がってくれたのはリーダーとしては助かる。やる気が落ちていたら注意力も集中力も散漫になって戦いの場では危険だからだ。


「ほい、エールお待ち!」


 4杯のエールを机にどんと置いた。


「じゃあ明日の成功を祈って乾杯!」

「「「乾杯!」」」


 一気にゴクゴクと飲んでいく。

「!?」

「こ、これは」

「キンッキンッに冷えてやがる!」

「うんめええええっ!!!!」


 何だこれは、本当にエールなのか。確認の為にもう一度じっくりと喉に通す。確かにエールだ。エールだが冷えているだけでこれだけ味わいが変わるものなのか。


「このエールの為なら魔獣なんて100匹でも倒す」


 ジーンがエールに狂わされたようで意味の分からないことを言っている。


「な、なあグクトもう一杯……」

「ああそうだな……ってダメだ、明日以降の金だこれは」

「そんなの明日稼げば良いって」

「明日いきなり稼げるのは限らんだろうが!」

「ちぇーけち臭」

「ダメなものはダメだ、これは村の皆が俺たちの為に集めてくれた金だろうが」

「まあ……そうだな」


 皆その後はちびちびと飲み無くなった時にはこちらをちらちらと見てきたが注文させなかった。俺だってもっと飲みたいっての。

 夕食を済ませて宿に戻った。旅の疲れもあって皆すぐに眠りについた。


 次の日軽く朝食を済ませてダンジョンの手続きが出来る冒険者ギルドに向かった。俺たちのようなダンジョンで出稼ぎを目当てに来た者は冒険者と呼ばれるらしい。

 最初にダンジョンに関する注意事項の説明とそれに同意する為の契約書を書かされた。契約書は魔法で絶対に決まりごとを守るようにさせる為らしい。死んでも自己責任なのでそれに同意する為にも必要らしい。

 手続きが終われば俺たちは晴れて冒険者となった。ダンジョンで魔獣は好きに狩って良いし魔獣の一部を売ったり食べたりするのも自由だそうだ。

 魔獣は定期的に生まれるもので早い者勝ちの心配はないそうだ。来るのがやや遅くて心配していたのでありがたい情報だった。


「おい、金払ったらガイドつけてくれるらしいぜ」


 ラップが他の冒険者と話をして情報を仕入れてきた。


「どうする?」

「うーん、確かに最初は慣れてないから俺たちだけで行ったら危険かも知れないな」

「でも最初の階層はそんなに大変じゃないって聞いたしもったいない気がするけど?」

「余裕こいて死んだら何の保証もしてくれないんだぞ、俺は多少金がかかっても後から稼げることを考えてもガイドはつけた方が賢いと思う」

「ま、俺はグクトに任せるわ」

「俺もー」


 ジーンとシュルガは俺に任せると言ってくれている。


「よし、じゃあガイドをつけよう」


 ガイドをつけてくれる場所に行くとそこにいたのはディパッシ族だった。何故ディパッシ族がこんなことをしているんだ。


「あ、なんか文句あるみたいやな。嫌なら無理にガイドつけんでええねんで」

「い、いや俺たちはつけるつもりで来たがディパッシ族というのに驚いただけだ。人殺しをする荒くれ者って聞いてたからな」

「あー古い古い。それは結構前の話。今は略奪なんかせんでも良くなったから領主と一緒に仕事しとるんやわ。俺ら強いからな」

「確かに、ディパッシ族がついてくれたら安心ではあるな」

「それが何や知らんけど皆自分に自信があるみたいで俺らまあまあ暇なんやわ」

「まあ格好悪い気はするしな」


 ラップがそう言うとジーンがうんうんとうなづいている。


「でも死ぬことはまずあり得へんで、俺らは何回もダンジョンで戦ってるから魔獣の倒し方も分かるし道も覚えてるから迷うこともないで」

「よし、命は金に換えられない。皆ガイドを雇おう」

「まいどありー、ほんじゃ早速行こか。ついてこい」


 ガイドの男はヴィムという名らしい。


「ヴィムの武器は鎌みたいな剣だけどそんなので魔獣を倒せるのか?」

「あー素手で倒すこともあるなー、大体素手かも知れん」

「素手って……」


 普通の獣でも素手は難しいだろうに。ディパッシ族の戦闘能力は噂通り段違いらしい。


「ほい、ついた。ここがダンジョンや」


 ダンジョンの入り口は大きな洞窟のようだった。入っていくと中は意外と明るい。何故か壁や地面が薄っすら光っている。


「まあ、ダンジョンの基本は先に魔獣を見つけることや。油断してたら一撃で死ぬからな。普通のやつなら」

「普通のやつならってディパッシ族は死なないのか」

「俺らは鍛えてるからな。ダンジョンで戦ってるとどんどん強くなって身体も丈夫になるみたいやからちょっとずつ奥に進んでいくのが良いな」

「身体が丈夫になる?」

「なんかここには魔力ってのがあるみたいで、魔獣は魔力を持っとるから魔獣倒すと自分も強くなるみたいやわ、知らんけど」

「いい加減だな」

「いやー俺らは難しいことよく分からんから。でもここで戦ってたら強くなるのはホンマやで。お、早速出てきたな」


 少し先に大きな角を持った鹿のような魔獣が姿を見せた。人間よりも背が高く驚いた。


「でかっ!」

「なんだあの魔獣は!」

「あいつは全然弱い方やから今から驚いてたらキリがないで。あの額に綺麗な石みたいなんあるやろ?あれが魔石や。あの魔石をぶっ壊すと地面に吸われてなくなるからそこ以外を狙って攻撃せなあかんねん」

「なるほど、変な生き物だ。皆構えろ!」


 陣形を組んで警戒態勢に入る。まずはラップが弓で攻撃をするのがいつのもやり方だ。

 スパッと矢が飛んでいき胸の辺りに見事に当たる。

 ギャッ!と鳴き声がしてこちらに気付き突進してくる。


「最初やから手伝ったるわ」


 そう言ってヴィムはジャンプして魔獣の角をガシッと掴み動きを止めた。


「あんなデカイ魔獣の動きを1人で止めただと……」


 力に自信のあるジーンが驚く。


「ほら、はよ倒しや」


 驚いて突っ立っていたがハッとして一斉に魔獣を切りつけていく。しばらくすると魔獣は力尽きて倒れた。


「ま、初めてにしては良いんちゃう。魔石は取っときや、一番高く売れるからな」

「肉や皮は?」

「あーそいつは誰でも倒せるからそこまで売れへんし持って帰んのが大変やで。倒した魔獣は置いといたら良い。他のやつらも道に置いてるけど人の獲物勝手に取ったらダンジョン入れへんようになるからやめときやそれがここのルールやさかい」


 初めての獲物なので持って帰りたい気持ちもあるが先の事を考えたら邪魔だろうということで置いていくことにした。

 その後は最初の階層でウロウロして出てくる魔獣を倒して慣れていく作業だった。コツが掴めて後は難なく倒していき魔石を集めることが出来た。

 途中で怪我をして仲間に背負わせてダンジョンを後にする奴もいたし、死体もあったからガイドを雇っておいて正解だったと思う。変に自信があるやつの方が危ないのだろう。実際、ヴィムには何回も助けられたし、居なかったら怪我をしていていたはずだ。


「よーし今日はこんなもんやろ」

「そうだな流石にこれ以上魔石は持てなさそうだ」

「グクト、肉……」


 シュルガは肉が食べたいらしく持って帰りたがっていた。


「肉なら、そうやな〜豚みたいな魔獣の肉がそこそこ高く売れるし、美味いで。自分らの防具用に皮が欲しいってやつはトカゲみたいなやつやし……」

「どうする?持って帰るにも限度があるしな」

「うーん、一番金になる素材を多めで後は今日食べる肉にしないか?」

「そうだな、そうしよう」


 皮を多めに持って帰り、食べられる分だけ肉を切り取ってダンジョンを出た。朝に入ったはずだがすっかり日が沈みかけていた。


「じゃあギルドに今日の獲物持って行って換金や」

 ヴィムと別れて、冒険者ギルドに入ると同じように獲物を持った人で賑わい列が出来てした。しばらく待つとようやく順番が回ってきた。


「お待たせしました、買い取りですね?」

「あ、ああそうだ」

「では、魔石はこちらに出して頂けますか?」


 袋にパンパンに入った魔石を受付の女の前に出した。

 袋の中身を確かめた後何かの道具の上に乗せていた。重さを計っているようだ。


「全て同じ品質の魔石ですね、重さから換算して金額を出します。他の買い取り物品はありますか?」

「ああ、皮を買い取って欲しい」

「こちらですね、かしこまりました」


 皮を検分した後、受付の後ろの方に皮は運ばれていった。


「そちらの肉は自分たちで食べる用ですか?」

「そうだ」

「どこかのお店で調理してもらう予定でしたら、こちらで肉を引き取ってから肉と交換出来る札を発行致しますよ。時間が経つと質が悪くなるので肉はギルドで保存しています。札は好きな時に取ってきた量だけ交換出来ます」

「じゃあ、それで頼む」

「何の肉ですか?」

「豚みたいな魔獣の肉だ」

「かしこまりました」


 肉の重さを計り羊皮紙にしてはやけに白い紙に書き込んでいった。


「では、見積もりですが肉が5kgですのでその分の札です。そして魔石と皮ですが金貨5枚と銀貨7枚です」

「き、金貨……!?」

「信じられねえ!」


 ガイドが銀貨5枚で随分高いと思っていたがダンジョンに1日入っただけでこんなに稼げるなら雇って正解だ。

 魔獣ってこんなに価値が高いのか。


「満足出来ないようでしたら素材は全てお返しいたしますが……」

「い、いや問題ないそれで良い」


 金の入った袋を持ってギルドを出た。


「ひゃっほーう!」

「凄えぞ!!」

「信じられないな」


 皆ニマニマしていたが出た途端耐えられなくなったのか声を上げた。


「ダンジョンに来て良かったな。これだけ稼げるとは思ってなかった」

「ああ、これなら頑張れば村の皆に楽させてやれそうだ!」

「早速飯にしようぜ!」

「肉だ……」


 昨日指をくわえて眺めていた飯屋に入り札を見せるとすぐに調理した肉を運んできてくれた。

 シンプルに焼いた肉のステーキと言うらしい。

 キンキンに冷えたエールも勿論注文して乾杯した。


「乾杯!」

「「「乾杯!」」」


 肉は極上の味だった。今まで食べてきたどの料理よりも美味い。


「豚みたいだけど全然豚と違うな……」

「ああ、魔獣ってこんなに美味いんだな」

「あー!シュルガ俺の分だぞそれは!」


「それにしてもなんでこんな儲かることを領主はさせてくれんだろうな」

「簡単だ、領主の方がもっと儲かるんだろ」

「確かにそういう利点が無かったらやらないだろうな」

「最初に死んでも自分たちの責任だって言ってたし、雇ってたやつが死んだら責任を取らなくてはならないから、雇う金が要らない俺たちの方が安上がりなんじゃないか?」

「確かにそうかもな……でも」

「こんだけ稼げたら文句ないよな」

「全くだ」


 たらふく肉を食べて一息ついたところで自分たちの汚れ様に気がついた。


「なあ、俺たちめちゃくちゃ汚れてるぞ」

「まあ、埃も血もいっぱいかぶってるからな」


 店主なら水浴び出来るところを知ってそうだ。店主に声をかけて聞いてみる。


「ここら辺で水浴び出来るところはないか?」

「水浴びぃ?……そうか、ハッハッハ、お前ら田舎もんだな?」

「何がおかしいんだ?」

「ここじゃあ水浴びするやつなんかいねえよ」

「何?誰も汗を流さないと言うのか?」

「違う違う、ここでは公衆浴場があるから水浴びするやつなんかいねえんだよ」

「公衆浴場ってのはなんだ?聞いたことがないが……」

「公衆浴場は湯が使われる。それで身体の汚れを落としてから湯が張ったデカイ池みたいなのに入るんだよ。気持ち良いってもんじゃねえぞ、お前ら知らないならこの後行ってこい!ここでは汚いやつは嫌われるからな!」

「はあ?湯って水を沸かしてるってことだろ?人が入る量の水だけでも貴重なのにそれを沸かしてるって?どんだけ贅沢なんだよ」


 ラップが思わず声をあげた。俺もそう思う。旅をしてきたから水の貴重さは身にしみている。


「遅れてるなー田舎もんは。領主様の作った魔法の道具で水が綺麗に出来んだよ。川の水が使い放題だから金なんかかかんねえの」

「まじかよ……」

「取り敢えず行ってみろって、大して金もかからねえしあの気持ち良さを知ったらもう水浴びなんてバカバカしくやってられんぞ」

「そんなに言うなら……」


 食事の代金を払い公衆浴場に向かった。金を払うと布を渡された。これで身体を洗うらしい。


「このカゴに服を入れておくのか」

「おいおい、盗まれやしないか!?」

「係の者が見張ってるから大丈夫だそうだ。自分の着る分より多く服を持ってたら盗人だと判断するらしい」

「なら大丈夫か……」


 服を脱いで浴場に向かうと身体を洗っている人がいたのでそこにいき見よう見まねで洗った。石鹸は動物の嫌な臭いがしない上等のもので驚いた。

 そして、いよいよ風呂に入る。


「あつっ!」

「本当にこんなのが気持ち良いのか?」

「さあな、まあ試してみよう」


 皆決心したように湯に浸かる。


「あ〜〜」


 自然と身体の力が抜けて声が出た。あり得ないくらい気持ちが良い。


「気持ちいいな」

「疲れがぶっ飛ぶ……」

「こりゃハマるわ」


 確かにこれを一度味わえば水浴びなんて馬鹿馬鹿しい。冷たい水で身体を洗っていた事を思い出して思わず笑いがこみ上げる。

 色々な湯を楽しんだりサウナで皆と耐久対決をして身体があったまったところでフルーツ牛乳というのが人気と聞き風呂上がりに飲んだ。


「うまっ!」

「エールにしてもそうだけど冷たい飲み物って美味いんだな」

「これも領主が考えたんだろ、凄いな領主って」

「確かに、ただ者じゃないだろうな」


 浴場を出て宿に戻り明日の作戦会議をした。安全を考えてしばらく慣れるまでは多少金がかかってもガイドを雇うことで一致した。後はちょっとずつ防具を良いものにしたり深くまでダンジョンに潜れるように金をかけていこうという事になった。一番最初の階層でこんなに儲かるなら奥は凄いことになるはずだからだ。


 それから数ヶ月してダンジョンに来る人がどっと増えた。俺たちは最初の冒険者で、街の利益などを試していたらしい。どこからでもダンジョンに挑戦出来るようになって街は凄く賑わっている。

 ガイドは必要なくなりいつの間にか俺たちが一番強いグループになっていた。

 村の皆待っていてくれ、大金を手に入れて帰って来るから。

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