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捨て去られる者。

 ボールペンはインクを出してくれません。
「どうしてインクを出してくれないの?」と遊君は聞きました。
 するとボールペンは意地悪に微笑みました。
 理由は教えてくれません。
 遊君は困りましたのでアクビをしました。
 何故アクビがこんな時に出たのかはわかりません。
 すると、ボールペンはケラケラと笑いました。
 何故ボールペンは自分が笑ってしまったのかはわかりません。
 この世の中にはわからないことがいっぱいあります。
 遊君はそれにまだ気づいてないのでボールペンが何故インクを出さないのか知りたがりました。
 でも、ボールペンにだって自分自身が何でインクが出ないのかわかっていないのです。
 だけれど、こんなことは初めての体験なのでボールペンは嬉しく思いました。
 インクが出ないのは書かれなくて済むから楽なのです。
 書くのに使われてしまうと頭が擦り付けられて痛むのです。

 暫くすると遊君のママが帰ってきました。
「インクが出ないのはね、インクが切れてしまったからよ」
 というと、ママはボールペンを捨ててしまいました。
 ゴミ袋に入れられ、ゴミ収集車で運ばれて、焼却炉でボールペンは燃やされました。
 可哀想なボールペン。芯を買い換えればいいのに。

緩めに書いた。可哀想なボールペン。

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