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⑥大京の物語 想像の詩人

この短編 最後まで目を通していただければ 伏線の回収が最後に行なわれていることに気がつかれることでしょう その他様々な伏線が張られています 他の短編を待って初めて十全の理解了解を得ることでしょう ここでは⑤と並んでモデルに爆笑でしょう そうです あのお方です ウソです この作品全体でコンポジションイメージ 複数の方のイメージだけをお借りして造作されています 楽曲の類やシシュエーションは 皆さんが読者が自由に空想できることでしょう あくまでも この仮想空間 バーチャルリアリティーの なろう小説マイノリティーの皆さんだけの特権です

ヘタに西行すると怪しまれそうな気がした。アンタねぇー、ほんっとににぶいんだから。頭の中で犬神さおりの声が響く、コトが始まる前に言われた。アンタのすぐ身近にいる女の子でアンタのコトほんっとに好きでいてくれる子がいるのよ。泣いちゃうよ。その子。ほんっとに 一息空く あたしが最初のオンナでいいのね。ここまできて この体勢で今さら後にはひけなかった。さおりの精一杯の虚勢強がり言い訳かもしれないし、第一さおりの言っていることがよく分からなかった。女の子?男なら言い寄ってくる迫ってくる有象無象は掃いて捨てるほどいるけど?ハテ?謎だった。あたしからもお願い。あたしのことは絶対その子には話さないで。こんなコトしでかしてから、あたしのようなオンナが言うのは可笑しいかも知れないけど。その子が可哀想過ぎるから。一体犬神さおりは何を知っているのだろう。グループ随一の情報通というウワサがあるがハテ?難波に戻ってからもチラホラと博多のウワサを聞くことがあり。ダンスの練習をしている時などなんかの拍子にチラホラと映像が浮かぶ時があって慌てることもあった。さりげなさを装ってその映像を頭の中から振り捨てる。カンのいいヤツが一人いた。楽屋裏でいつもの与太話の最中に博多の話が出た。それにしても犬神サンはすごいなぁ。さして美人でもないのに。いや美人だよ。とてつもない。こころの中のつぶやき。トークは上手いし。そうそう。こころのつぶやき。舞台でのアオリもすごい。ダンスの振りの練習をしながら自然と聞き耳をそばだてる。しかも蓬莱島の四つの劇団の総差配人でもあるし現役のアイドルをしている。一体いくつだ。スポーツ紙を手にしたひとりが読み上げる。なになに23?31小声だが思わずこころの声が漏れてしまった。さりげなくすーと群れから離れたつもりだった。が一足早く地獄耳のあやかが行く手を阻むように廊下に立ち塞がっている。不味い。あやかも声を潜める。トップシークレットやないか。なんでお前が知っている?なんのこと?落ち着こうとしたが、どうやったって声が震える。振りを覚えようとしてたから。自分が何を言ったか覚えてない。いつもはドングリ眼のあやかの目がすっーとカミソリのように細くなる。一瞬だがイヤな光を放す。あやかは舌打ちをした。去り際ボソッと31だと。八つもサバを読んでいやがったのか。危ない危ない 不味い不味い あれ以上ツッコまれたらやばかった。隠し通せない。バレる。だから西へは行きたくなかった。


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