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詩全集

今夜は金貨にも満たない星が光ってる、、、

作者: 那須茄子

運命を信じていたって

報われなかったな


有象無象にわきあがる

不快でいっぱい

世界の終焉もそろそろ近そう


人々でごった返すレンガ通り

大事なモノ

わざと落として

見つけられなくした

これで後戻りできない


失うモノを先に捨てて

傷つけられに行こう


冬の風を

外套も着ない身で受け入れて

独りよがりを決めこむ


強がりと言われてしまえば

そうだよと頷くしかない

だけど

私なりの意思表示だから

後もう少し

こうして居たい


運命を信じていたって

報われなかったな


疑心暗鬼に駆られて

言い訳事いくつも用意した

欲張りで空っぽな私をどうか

サンタさんは許して、と


運命を信じていたって

報われなかったな


終わることのできない安眠を緩やかに

過ぎていく時間さえも

どうでもいいと思える

灯りが遠ざかる分だけ自暴自棄に走ってる


運命を信じていたって

報われなかったな


生きていたいのか

死んでいたいのか

はっきりしないまま

今日まで結局生きていただけ

なんだか私の人生ピエロみたい


....この人生に意味があったとはやっぱり思えないな







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