第5部分 乃木静子どの
第5部分 乃木静子どの
さて、話を元に戻す。いたいけな幼女から清楚な少女になるときに変質する目的は何だろう。
そう、モテるために。
そう、その方が得だから。
あの… 私は軽蔑して言ってるわけではない。
そうなるのが自然でしょ、って言ってるわけだ。
「清楚系」には、恋愛に一途なイメージがあるだから、最大限にそれを活かすに違いない。
ベッドインタイムでどんなに乱れても、
「こんなに清楚な娘が、オ、オレの前だけでこんなに乱れてくれるんだ」
「オレのテクニックだ」
「オレの魅力だ」
「オレのモノだ」
と勝手に妄想を膨らませていくのがオトコという性別の本質なのだから、演技がバレる心配など一切ない。おっと、ゴルゴ13以外なら、ね。
そしてこの文章はすごく大切なことを語り忘れている。
それを筆者がオンナノコではないからこそ忘れる視点だが、そもそも外見が清楚ということと中身や性格が清楚ということに明確な関連性などない、ということだ。無論演じることはできるのだが…
だいだいオンナノコという種族はウワサ話や陰口が大好きであることはだれしも心当たりがあると思う。
オトコでもそういう傾向は似ているものの、オンナノコに敵わない気がする。
外見が清楚であっても性格は根暗でカビが生えそうだったりキツくてほぼ夜叉…という例は限りないほど見てきた。周囲の目や自身の評判を気にする分だけストレスも溜まるのだろうか、なぜか女子には依存心の高い娘が多く、メンヘラ率やリスカ率も高い印象だ。そういう遺伝子座がX染色体上にあることは周知のことであるが、そのX染色体を2本持つのが女性、1本はY染色体でもう1本がX染色体であるのが男性であることも大きく関係していることだろう。
外見と性格または性行動的な道徳や倫理観は、さほど関係がなくたって構わないし、むしろ清楚であるほどハードルは低くなる要因になりやすい。
なぜか。外見に自信があれば、実は大胆に行動できるはずだし、実際そうなのだ。
オンナノコだといやらしくなってしまいそうなので、ここはむさくるしく、男の例で説明してみよう。
アナタはイケメンと呼ばれる男子である、ただし男性特有のナニはごく普通のサイズと硬さを持つものとする、あるとき、女性の前で全裸になる必要ができた。さあ、脱衣じゃ脱衣。
さほど抵抗なく脱げるだろう。外見には自信があるし、別におかしなものは付いていない。むしろ格好良いとか賞賛されること間違いなし。
ではあなたがやや外見が劣った「ブサメン」であったとする。男性特有のアレは上のイケメンと同等なモノをお持ちになっている。さあ同様に抵抗なく全裸になれるか…
まあ、なれるだろうけどちょっと心理的抵抗が大きいのではないか?
理由は… 外見に自信がないからである。BMIが高めだったり体脂肪率が多めだったり(あ、一緒か)珍子がコンプレックスであったならなおさらのことだ。
オンナノコとして自信がなければ、1発必中を狙うために慎重にならざるを得ない。つまり相手の様子を見ながら徐々に口説き口説かれていく安全策をとることになるだろう。
しかし自信があれば、表向きは恥ずかしがっても、堂々と脱げるし大股も開ける。仮にもしダメであっても、次の候補はいっぱいいるから別に怖くなんかない… つまり大胆になれるのだ。さらに経験回数も必然的に多いため、悪い意味で「場慣れ」することも大胆さを後押しする要因となる。
あああ、こんなこと書いてたら、良いオンナノコとお近づきになりたくなってきたわ…
ちょっと思い出したことがある。
それは明治天皇の葬礼当日に夫婦で殉死した乃木希典陸軍大将の妻、乃木静子どのにまつわるエピソードである。
彼女の姪にあたる「てる」どのが婚礼する際に「妻女の心得」として送った「閨の御謹の事」と称する書簡に関する内容だが… とにかくなんかもう、すごい。
「閨」とは、要するに布団の上でのあれやこれやですな…
なになに、うちは風呂でも台所でもナニするって? いや、あなたのことは聞いてない。
男のY談は、いわばエンターティナーであり、ネタでもあるのに対して、女のエロ話はドキュメントだ、という表現を聞いたことがあるが、逆の意味でズバリあんな感じなんですな。
「閨の御謹の事」とは、布団の上での「くんずほぐれつ」に関する御謹、つまりあれすんな、これいかん… という「ある種のベカラズ集」ということである。
いわく、
「用事終われば寝所を異にして給ふべし」
用事とは・・・そのものズバリ、セッ久スのことなのだろうが、ずいぶんと事務的な言い回しで驚く。後戯がないとするとおそらくは前戯もなかったのだろう。無論コトバ攻めとかコケシ攻めとか紐縛りとかロウソク責めなんかもなかったに違いない。
この浪漫もへったくれもなくぶっきらぼうな言い回しによる余計なお世話の総括が上の文言であったのだ。当然この前には幾つもの注意書きが存在している。
いわく、
興に乗してあられもない大口を開き
或いは自ら心を崩して息あらく鳴らして
たわいなき事を云ひ
また自分より口を吸ひ
或いは取りはずしたる声などを出し…
なんか現代語に訳すのはもったいない滋味を感じてしまうのだが、ちょっとトライしてみよう。
変な気になっちゃったとか言って接吻をせがんだり、
積極的にだいしゅきホールドしたり馬乗りにまたがったり呼吸を取り乱したり
好きだの、ガマンできないだの、お◎ん◎んちょうだいだのとか、もっと突いてだのとせがんだり
自らキスしたり、口じゃ言えないけど男がヨロコブところにブロージョブをかましたり
ああぁ、とオオォイエスとか、もっともっととか、中にちょうだいとか、いっぱい出してとか…
まあ、そんなこと言ったら一切合切罷りならぬという、まったくもって余計なお世話な…
ちょっと待て、禁止してるクセになんでそんなこと知ってるんだ?
著者はゼッタイ経験済みだよな、うん。
そしてそれらの羨ましい行動の数々は「なぜいかんのか」という理論が付いているのだろうか、わくわく。
結論から言えば理論はなさげで、これでは論文としては失格であるのが残念なところだ。
さて静子どののダンナである乃木大将は、萩の乱に連座した玉木文之進どのの薫陶をたっぷり受けて育った方。文之進はそう、知る人ぞ知るあの「松下村塾」を開設し若き吉田松陰を教導した方である。
松陰はペリーの帰りの黒船で密航しようとして発覚して罪人となった後にこの松下村塾を継ぎ、高杉晋作や久坂玄瑞、桂小五郎こと後の木戸 孝允(きど たかよし )こういん) らを輩出したワケですな。
玉木文之進という方はその言動から見て以前から偏執狂とも呼べるような性格だったと思っている。なによりも公すなわち当時の長州藩が第一で他は余事であり、例えば歴史書の勉強中に蚊にたかられた松陰が思わず蚊を払うと「学問は公であり、蚊を逐うことは私事である」と怒りまくり、激しく殴って教導したという。
そんな半基地外的な文之進に教導された乃木希典であるが、若い頃は酒と芸者に溺れ、陸軍の仕事に対しても休職がしばしばだったという。
なんだい、教育成果ゼロだし、マレに見るスケベじゃないか…。
さすが、名は体を表す… だから希典なのか。
そのクセ乃木自身が独逸留学を果たしてまあまあエライ立場に立つとなぜか急に人格が変わって禁欲的になり、師匠文之進を越えるほどの偏執狂ぶりを発揮しだすのである。たとえば公私問わず常に軍服を着用に及んだりしていたという。司馬遼太郎氏の「坂の上の雲」の中での評価が是非いずれであるとしても、私個人としては好きなタイプの人物とは言えない。
そんな彼が日露戦争の中で第三軍四個師団と後備歩兵、砲兵、騎兵の各1旅団を引っ提げ、日本国の運命を背負って「旅順包囲戦」で屍山血河の闘いを指揮することになるのは運命か、明治天皇や長州閥の山形有朋やらの引きなのか推しなのか。ちなみに乃木家の長男と次男もこのころ遼東半島で戦死したため結果として乃木伯爵家は断絶しているが、乃木家のあった場所は保存され往時には「幽霊坂」と呼ばれた家の前が「乃木坂」に改称された上に現在はアイドルグループ名の由来にもなっている、と言う、知らんけど…
旅順包囲戦後、第3軍は意気だけは揚々ながら疲労困憊のまま、しかも銃砲弾も不足なまま満州軍の第一、第四、第二軍を追って奉天(現在の瀋陽)方面に向かう。奉天会戦では西側からシベリア鉄道を絶つ勢いで猛進して、特に第九師団(金沢)などはどえらい損害を被っているが、結果として奉天会戦の主役扱いになり、しかも形式上は勝ったことで乃木人気は最高潮を迎えるのである…アホか。
要するに明治10年からの西南の役で連隊旗を奪われて以来「死にたがり症候群」のメンヘラでありながら大損害と引き換えになぜか高い評価と数々の勲章を受けた将軍であったが、「神」として神社ができるほどの実績があったとは到底思うことができないのだが…
月に数回しか帰宅しなかったとも言われるから静子どのとの性生活が疎遠であったことは連想できるものの、夭折も含めて子供は数人あるので、家庭での子作りは家で謹厳に、もしかしたら遊びは外で健やかに楽しく致したのであろう。
ま、若いうちに一生分の放蕩を尽くしていたとすれば、乃木本人だけは満足であったかも知れない…
さて、その奥方、静子どのである。
そういう意味で、奥方様としての静子どのは寂しかったに違いない。たとえ(どうでも)良い夫だったとしても、一女性として、されることをされれば多少なりとも感じないワケがないような気がするが、私は女ではないので分からない。売春婦くらいに日常になればなんともないのかもしれないが、女はソノ気にならなくてもセッ久スはできる体の構造と仕組だし、演技だってオテノモノなので、ただただ「閨の御謹み」に従ってマグロを演じたという可能性と蓋然性も生じてくることになる。
すると… とある夜の乃木家の寝所の盗聴音声はこんな感じになるのだろうか。(筆者の妄想であり、何の根拠もありません!)
「いざ、おつかれさまでした。今宵もゆるりとお休みなさいませ」
「うむ… そうしようかとも思うたが、のう… 静子よ、それへなおれ」
「えっ、て。ははぁ… いよいよだんなさま、せ、せっぷく前の御手討ちにございますか」
「ばかな、「せ」は「せ」でもせっぷんの「せ」じゃ。なんか今宵はな、オナ… いや、猛烈に子を授かりたいのじゃ、ちょと良いオンナを見てしまってのう」
「オンナ…? あ、あの… 勤め先の学習院でございますか?」
「うむ。まだあの美しい娘の面影が残っているうちにな。さ、早う」
「わ、わたくしはその身代わりと…」
「うむ、さ、妄想の消えぬうちに、な、早う」
「え、でしたら、その… 仮面でも着けましょうか? 鹿鳴館で流行りのマスカレード(仮面舞踏会)とやら…」
「ふつつかものめ、そんなもの作っとるうちに忘れてしまうじゃろが… さ、さ、せっぷんじゃ、それ」
「だんなさま、せっぷん… いや口吸いなどそんな良いことはアカンもの、わたくしの方からはいたしかねまする。」
「おお、そうじゃったの。おなごからはできぬが定めじゃ。つい料亭のゲイシャガールと間違ごうたわ」
「これはしたり。それにまだご先祖様やら八百万の神様へのご挨拶が済んでおりませぬ」
「じゃから、さきほどそれへなおれと…」
「じゃあなぁんだ、御手討ちではないワケですね… 話が速いじゃん」
「なんか急にオチャラケになったのう」
「これは失礼をば…。では一族存続のために、今宵はおなさけ、ちょ、ちょうだいいたしまする」
「うむ」
「決して感じるだの、逝くだのとかではなく、粛々(しゅくしゅく)とマグロの屍のように横たわることをお誓い申し上げます」
「うむ、静子よ、さすがじゃ… 正座で折り目正しき挨拶こそ聖なる子孫繁栄の儀式にふさわしい」
「かたじけのうございまする」
「…と言いながらな、これよ、服を脱ぐにはまだ早い」
「いや、あの… 今夜はちょっと眠いので、とりあえずちゃちゃっとヤッつけてしまいましょ」
「うむ… だからと言ってすでに興に乗じてあられもなく大股を開くのは早すぎるでろう… 癇癪起こすぞよ」
「は、申し訳ござりませぬ」
「まずはせっぷんからじゃ」
「は、はい… というと、今夜は… あ、あ、あのフルコースでございますか」
「そうじゃが… それがどうかしたか… 不服か? 癇癪起こ…」
「い、いえ、滅相もござりませぬ。ただ、もしおなかいっぱいならばメインディッシュだけでもと…」
「そちに前戯は不要か? しかしこのまま突撃してはそちも痛いであろう」
「そ、それについては、あの、すでに 布海苔を施してありますゆえ」
「布海苔?」
「あ、あの… 料亭のゲイシャガールが、その… 殿方との摺動の摩擦をほどよくするために使うと…」
「なに? …ということは、産道周辺に塗るのか?」
「あ、はい、そのように聞いております」
「ほほう手回しが… そうか、それで奴らめ、たいして手も掛けぬうちに濡れ濡れだったのか、ちっ」
「う… それは旦那様が金持ちで地位もあって、なおかつイケメンだからでございますよ」
「ぬぬぬぬう… それよりワシのテクがスゴイからだと信じておったのに… ハメられたか、くそっ」
「相手はプロですから… それにそうは言ってもだんなさま、結局はハメたんでしょ」
「うむ、ハメた」
「子種は、その…出ましたか?」
「大量に放出してやったぞ… オマムコからあふれ出すほどに、な」
「さすがです。ゲイシャガールどのはなんとおっしゃいました?」
「うむ… なんか死ぬとか生きるとか、落ちるとか飛ぶとか、逝くとか外れるとか、ワケのわからんことをいろいろとな」
「それは良いことをなされましたな、さすが旦那様です。ゲイシャガールどのは幸せですね」
(小声で「ワラワにはしないクセに… ちっ」)
「ん、何か申したか」
「い、いえちょっと喉が詰まって… エヘン」
「ま、それはな… ワシも若い頃から厳しいチング(待合茶屋:ウェイチング)修行に明け暮れたからのう、その成果であろう」
「なるほど納得です。旦那様もさぞかし気持ち良かったでございましょ?」
「うむ、超弩級に気持ち良かったのぉ」
ちなみに「弩」、すなわちフィッシャー提督の構想になる英戦艦「ドレッドノート(猛き者という意味)」が誕生するのはまだまだ先のことだ。もっとも近頃は「ド」というと、ドンキホーテのプライベートブランドを意味してしまうようだが… あ、それとゲイシャガールは太平洋戦争敗戦後に生じたコトバであるし、待合をチングと称したのは海軍さんであったとかもうめちゃくちゃな設定だが、まあ勘弁していただこう。
乃木家の睦言?はなおも続く。
「それはよろしうございましたね。旦那様が気持ちよければ、静子も幸せにございます」
「であろうな… さ、静子そこになおれ」
「ですからそれではまるで切腹か打ち首のよう…」
「であったな… ならばそこに横臥せよ」
「あの、お言葉ではございますが、せっぷんは?」
「おお忘れておったぞ。ではオードブルからな… そちも我がウルテクを受けてみよ」
「ありがたき幸せにございますがわらわは乃木希典どのの妻、子孫繁栄の聖なる儀式ゆえに逝くとか外れるとかいう非道な振舞いを演じてはなりませぬ。とりあえずそれにてしばらく死んだふりをしておりますゆえ、用事が終わったら起こしてくださいまし」
「ほ、なかなかにドライじゃな。確かに「用事終われば寝所を異にせよ」と教えたのはワシじゃがな…」
「そのとおりにございますよ。それに、産道は布海苔のおかげで濡れ濡れウェット、ばっちり準備はできてございます」
そう、御察しのとおり筆者は、この「乃木静子の書簡」なるもの、実は乃木希典の指示によって静子がいやいや贈呈させられた可能性が高いと考えている。これはもしかして新仮説ではないだろうか。
そもそもこの書簡の出典は文政八年(1825年)の紀伊大納言家の姫君が輿入れする際に持たされたものとされる『閨の御慎しみ事』だそうで、そんな高貴な御身分の所持品を、しかもちょっと恥ずかしいヤツを、維新を遂げたとはいえ薩摩というド田舎の医師(当時は医師という職業に今のようなステータスはない。免許なんかなかったし)の娘が持っているはずもない。むしろ学習院(いまも皇室御用達の現学習院大学)長を務め、裕仁皇太子(後の昭和天皇)等の皇族の教育にも当たった希典が参考資料として譲り受けていた、と考察する方が辻褄が合う気がするのだ。
「これ、これ、静子よ、しずこ」
「あ、あ、はいだんなさま… あれ、いつのまに… おお、用事は終わりましたか」
「おお、そちの体にも飽きていたがのぅ、今宵は多量の用事を果たしたぞ、ご苦労であった」
「ま、こんなに。今宵は用意の懐紙が足りぬやも… まだ出てまいります」
「ほうほう、では2回戦進出か… もう一人イケそうじゃな」
「ほほ、これはお戯れを… 用事も済みましたところでわたくしは部屋に引き取りま…」
「まてまて静子よ、そうじゃった。こたびの婚姻の祝儀じゃがな」
「あ、は、はいだんなさま?」 (ちょっとイヤな予感)
希典は手元箱を開けてなにやらゴソゴソと取り出した。
「これ(←祝儀)を、な」
「まあ、こんなに多額に… ありがとう存じます」
そう答えつつも、イヤな予感は消えない。
さらに希典は傍らにおいてあった風呂敷包みを開きながら
「それとな、これも渡してやれ」
「えっ、まさかの… アレでございますか」
「まさかの何、かな? 不服か?」
「いえ決してそのような… まさかのありがたき教訓を… さすが行き届いた御配慮です、だんなさま」
「うわははははははっ、そうであろう。以前学習院の参考書物の中から苦労して見つけたアレじゃ、これぞ妻としての心得であるとソチにも言うて聞かせたであろう」
「は、ありがとうございます。花嫁も感涙に咽ぶでありましょう」
「そうじゃ、家宝にせよと伝えるのじゃぞ」
「ははあ、言うまでもなく」
「だから… 言うまでもなく、ではなく、言えと言うておるのじゃ、必ずじゃぞ」
どうでも良いことに偏執狂の希典ならば、きっとここまで念を押したに違いない。
こんなセッ久ス、つまんないだろうなぁ…
いやいや意外と静子どのだって執事とか下男とかと浮気していた線だって考えられなくはない。
なぜかって?
ニンゲンはそういう生き物だからである。執事や下男がいたとかいないとか知らんけどさ…
実のところ筆者は… あの「閨の御謹の事」をプレゼントしたばかりに、まるで静子どのがマグロ女の代表であるのように冤罪的に語られるのが気の毒過ぎて… ま、こんな会話を創作したのであるが…
もう一度言うが何の根拠も有るわけではない。
さてみなさまはどうお考えになりますか?