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第13部分 軽いまとめ&人権論議

第13部分 軽いまとめ&人権論議



一度ここでまとめてみようかな。

なんせあらかじめの筋書きもなく、たどりつくべき結論がないので、話があっちこっちへと…


仮説:清楚なオンナノコなどいるはずがない


状況

ア 一般的生物の例からみて、元々の遺伝子の戦略には「清楚」という設定はなかった

イ 人類だけはその文明と生活様式から「清楚」という概念を持つようになった

ウ 「清楚」にはオンナノコの付加価値を高める一方で、男子の生殖意欲を高める効果を持つに至った

エ 私有財産が保障され、「清楚」に重点を置いても憂いの無い環境が急激に整ってきた

オ 文化と道徳の変化が生殖的戦略上の「強さ」や「生活能力」の必要性を減少させた

カ さらなる文化と道徳の発達が生殖的戦略上の「清楚」の比重増加を後押し続けてきた

キ オンナノコの多くは、「清楚で可愛い」ことを目指すようになった

ク オトコノコは本来たいした意味のない「清楚」に重大な意味を感じるようになった。


この辺までが中世から近代に至るまでの要約といえるだろうか。

こうして花魁のファッションリーダー化とか、日本髪の結い方の工夫とか、はなはだしきは眼病でもないのに「眼帯」を付けて外出するような町娘の生活が観察できるようになるワケだ。


これに対してさらに化石燃料文明が追い討ちをかける。

ケ 生活力の比重がいよいよ減少する一方、見目ルックスの比重が加速される

コ 医療の発達、特に避妊方法の確立によって性行為セックスの概念が変わり始める


さらに現在は

SNS等による出会いの増加、性行為の場としての車両やラブホの一般化、歓楽目的だけの性行為の蔓延

アフターピルの認可、堕胎術の発達、性病への対処、子育て費用のベラボーな増加、行政の妊娠出産子育て対策の遅れなどの「出産を妨げる」方向の要因が絡まりあって、

サ 妊娠継続および出産数の漸減


を招く結果になっているワケだ。



日本の現状を振り返ろう。

高齢者は激増する。なぜか。病気ではなかなか死んでくれないからである。一方医療保険や年金制度は値上げを支給切り下げを繰り返し、やがてはデフォルトを迎えるしかない。

対して児童数は激減する。つまり国を背負って立つ国民は大幅に減り、当然将来の納税額や社会保険納付額も減る。

そのしわ寄せは現代の若者~中年にかけるしかない。

しかしそんな事情とは関係なく、どう考えても石油石炭は高騰するしかなく、かといって原子力は危険すぎる。確かに発電はできるが、「行き先のないトイレ」にも例えられるように、その結果生じる「数万年保管すべき」放射性廃棄物を引き取る自治体も場所もない。


こりゃツンデレ。

いや間違えた、詰んでるな。



少なくともこういう政策は早急に実施しなければならないだろう。

1つは不同意性交による妊娠の堕胎を半年程度を目安とできるように延長を認める。

2つには不同意性交による妊娠の父親については「断種」および「位置追跡装置着装」の処置をとる。

3つにはアフターピルや堕胎術について、女性担当する面談審査等による認可制とする、

4つには夫婦間を除き、アフターピルや堕胎術の回数に制限を掛ける(原則3回まで等)

5つには独身者には税を掛ける… と言いたいところだが、これはやり過ぎだ。

 その代わりに不法就労者、特に密入国者の身ぐるみを剥いで有無を言わさず母国に送還する


6つには生活保護制度の徹底見直しだ。少なくとも全額現金支給ではなく一部を現物支給すべきだし、医療費やクスリ代が無料ロハなんてことは間違っている。市役所の担当官を脅したりすかしたり、コネや圧力をちらつかせ、因縁つけて同情を買って、しつこくゴネテなんとしても保護を勝ち取ろうとするその努力は凄まじいが、その意欲は自身の正業に向けてほしい。

ついでにナマポ受給者の犯罪は、お世話になっている社会への反逆と見做して刑期も罰金も3倍にすべきだと考えるのはサティだけではあるまい。

当然元金を収めてもいない外国人への支給など即刻停止、できれば今まで支給した分もはぎ取って即刻元の国へ強制送還すべきである。


どうせ暇だし、仮病で病院行って、タダで薬をせしめて、メルカリで販売(転売でさえない)して収入を得てラクに暮らしている輩が存在することは周知の事実なのに、それを知りながら何の手も打たないのは、役所自体がそういう所業を認可しているのと同じではないか。

おかげで病院は混み、医療保険を上げざるを得なくなる。

現代の世でぜひ復活させてもらいたい江戸時代の制度は「人足寄せ場」である。

ねぇ、長谷川平蔵どの。



やばいやばい、ちょっと熱が入ってしまったが、そうして浮かせたカネで安心して育児ができる環境を整えてあげたい、というのが本題である。



7つには… これを言うと批判を浴びるのは現代の倫理観から見れば必至である。まあサティは無名だし、拙著が注目を浴びることもないので安心して言える立場にはありますが…(苦笑)


でも考えてほしい。石油の恩恵を受けられなくなりつつある未来の社会で、「現代の倫理観」は通用するのだろうか?

自身の生活でいっぱいだとして、赤の他人の「援助」のために、あなたはどこまで尽くせますか?



「サティが考えている原則」というものを少々述べてみたい。無論まだまだ考慮中の戯言である。

むしろ考え事態を明確化するための手段として書いているというのが実情に近い。



例えば年金や保険。自身のカネを使って受けたい分だけの保証を選んで掛け金を払う。懸念される事態が起これば保証された分のカネを受け取る。運良くか悪くかは神のみぞ知るで、何もなければカネは出ない。

これはこれで宝くじと似たような制度(←自治体に半分くらい黙って抜かれているが)であり、まあ筋は通っている。失業保険や年金もまあこんな感じだと言えるだろう。


ところでサティが釈然としないのは「医療保険」とか、自治体ごとに異なるが類似の補助制度である。

子供の頃に、とか生後しばらくしてから…というタイミングでの発病発症は、すでに人権を持ったうえでのことだから、まあギリギリセーフ、現状維持で良しとしよう。


そう、これは「人権」を持つタイミングはいつなのか、という1点に集約できるかもしれないが…

そして初めからもっているのか、それとも付与されるものなのか、という性質にも依るかもしれない。



例えば生まれる前から、遺伝子診断や染色体検査、エコーの診断等であらかじめ障害がわかっている場合や、疑いが高い場合がある。


敢えてドライな言い方で表現するが、役所の徴税係の立場で考えてみよう。いや、直接関係ない一般人の思考と考えても良いだろう。

この人間候補である細胞塊は、将来納税者になってくれるだろうか、はたまたただただみんなに負担を強いる存在になってゆくのだろうか。



またこの場合「親」「兄弟」「親戚」の思惑も様々であろう。


「私の子供」これは親となるべき方が強要されねばならない結論である。しかもこの先にファジーな思考は許されない。「何があっても絶対育てる」と心の底から思う人もいるし、「社会もそうすべきだと強要してくる」からである。今さら腹の中には戻せない、その子はすでに人権を持っている、いまから淘汰するのは殺人である、と。


しかしこんな風に考える人もまた少なくはないだろう… おそらく言わないだろうけど。

「先が見込めないし、生きていくのは却って可哀そう」

「とても育てていく自信がない」

「将来この子にどう説明すれば良いのかしら」

「私だけじゃ無理かもしれない、旦那や両親、親戚、みんなに協力をお願いしなくちゃ」

「普通よりお金がかかるし、うちじゃそこまでは無理。学校だって大変なんじゃない」

「この子より先に死ぬことはできないな、わたし」


言わない、言えない理由は想像がつくだろう。

どんな結論結果になったとしても周囲からの賛否の雑音を払拭することはできない、よほどの理解と経済力がなければ…



そして最も大きな問題をみんなが忘れたフリをしている。

それが本人の意向である。


赤ちゃんだから… すべてがその一言で片づけられ、本人の意向が確認されることはない。

判断力がつくためには教養が必要だし、そのためには時間もカネもかかるのだ。しかも下した結論が正しいという基準も保証もないのである。


だからこそ言いたい。

いやいや、だからこその親なんじゃない?

出産の段階で人権が生じているのなら、その代理者は親であって全く構わないではないか。親が居なけりゃ子は産まれないのである。そして責任を持って育てるのは親なのである。知能的または精神的に親がしっかりできなければ、その後見人でも良いだろう。例えば染色体検査で重い障害を持って産まれる可能性が高かったとしよう。しかし産む決断をした以上は「産む決断」をした方がカネも労力も教育も何もかも責任を持って育てろよ、と。結果的に障害があったから「じゃあ社会で自治体で助けてください、お金ください、それが当たり前でしょ。そうじゃなきゃ親だけじゃ手間も家計も大変なんです」という理屈は、まさに身勝手としか言いようがないではないか。

何のための医療技術なんだ? なぜ染色体検査したんだ?

快楽目的の堕胎は認められている。緊急避妊薬もあるし、処方もされている。妊娠3ヶ月を過ぎたからといって胎児はまだ独り立ちできないし(過剰な医療保護を加えれば別として)、意識も教養も判断力も生活力も、そしておそらくは意志もなく、仮にあっても確認できないという点では、まだ単なる細胞の塊でしかないのだ。

 


古来から日本でもそういう風習が、表には出せない必要悪として連綿と存在してきた。産まれてから名前が付くまでは「神の子」であり、親が全権を持って良い。産むなら親とその家が全責任を持って育てるということだ。それができないなら、なんなら「産婆」さんが親のさりげない意向を受けてそっと産湯の中に浸けたりへその緒を首に巻いたりしてしまうワケだ。これは赤子が健全であったとしても、例えば親の経済状態などの原因によっても行われた必要悪である。

以前の庶民たちはそれがオトコノコだったら「山へやったよ」、オンナノコなら「川遊びに行ったよ」と暗号で語りあったものだという。


そうはいいつつ、しかしエチオピアあたりの伝統だったという「ミンギ」はさすがにひどすぎる。病気や障碍を持って生を受けた赤ちゃんを「不純」とみなし、その子を育てると部族に「呪い」がかかると信じられていたらしい。そこで「不純」が判明した子供を部族の長老たちが取り上げてサバンナに置いてきたり、崖から落としたり絞殺してしまったりするのだという。まあ仮に優生学的立場をとるとしてもギリギリここまでと解釈できないこともないが、この話にはさらに続きがある。


その「不純」とは、例えば「乳歯の生える順序」にもおよぶ厳密さで、下の歯よりも先に上の歯が生えてしまうだけで「不純」と見做される。だけでなく、乳歯が永久歯に生え変わる子供たちにもそれが適用されてしまう。おかげで15人の子供を産んだ母親はそのすべてを長老に殺されてしまった…という例もあるのだという。

永久歯に生え変わるって… おい、かわいい盛りじゃないか! もう、コトバも覚え、怪しげながらも自分の考えを言えるアイデンティティも持っている… そんな子供を生きたままナイルワニがうようよ潜む河中に放り込むなんて…



余談が過ぎてしまった。

例えば遺伝学上の父親が反対して、母親が合意するなら、それは「両親」がこの子を育てる意志がないことを示している。じゃあ育てるのは誰? この子に必要以上に投資して育てる意味がどこにある?

逆に遺伝学上の父親が反対して、母親が「育てる」と反対の立場を示すなら、これはもう母に責任を持って育てていただくしかない。その代わり父親には少なくとも罰金または養育費を負担してもらう必要がある。行政がそいつらの「快感を感じた代償を払って差し上げる必要」など全くない。


つまり性行為後には一定の義務と責任が生じるシステムにしなければ現代のこの軽々しい快感の応酬にピリオドをうつことはできない。別に行きずりの関係を否定するつもりはない。ただ性行為の前に互いの相手の身元と連絡先を確認しなかったのは双方に落ち度があるというだけのことだ。乱交したならDNA鑑定で決着つけよう。そんなフシダラ(死語)なことを能動的に実践した男が責任を取るのがスジというものではないか。



もう1点、母親の負担を社会的な保証で賄うのは誤っている。特に子供が明らかに重い障害を持つ場合、母はその覚悟と経済的裏付けを持って「育てる」と主張すべきだし、一度は利害得失を考える機会を与えているからであり、この場合の後出しジャンケンは赤子を腹に戻す以上にできない相談である。


どっちみち赤ちゃんには自身の未来を決める能力はないし選ぶこともできない。ましてや不当だ、と訴訟に打って出ることはできないのである。今は堕胎が規制される妊娠三ヶ月(数え方はややこしい)を過ぎたところで人権が発生すると実質的に解釈すべきだろうが、この見切りが早すぎるのが諸悪の根源なのである。確かに母子手帳を考慮するとそうなってしまうのだろうが、手帳1冊の意義と価値は赤ちゃんの運命や境遇、周囲の経済的人間的なことすべてよりも優先すると言うのだろうか。



ただ… 今後はこういう分別のない無責任な親が増えるんだろうな… だからこそ明らかに重度な障碍を持つ子供たちを「社会だけで支えない」、言い換えれば「強い自己責任の下で育てる」ことを肝に銘じていただく必要があるワケだ。

「産む」と主張するのは簡単だが、その前にさ、無責任な行為となりゆきで妊娠したのはどこのドイツだ? そのへんはきちんと母親になるべきオンナノコにも責任は取ってもらう必要があると思う。

逆にきちんと育てられている児童の、特に義務教育費や被服費や教材費(バカにならない出費)、給食費なんかはちゃんと社会で補填する必要があるだろう。



さて、人権が生じるタイミング… それは個人的には「名前を役所に届けたとき」、すなわち無事産まれ、かつ誰かが責任を持って育てる意志が確認できたことを社会的に公表したときからが妥当だと今は思っているが、皆様はどうお考えだろうか。

しかしこの説は日本国憲法に抵触してしまうことになる。そこには「基本的人権の尊重とは、人が生まれながらにして持つ権利を尊重すること」が明記されているからだ。


すると今度は「生まれる」というタイミングの解釈が重要になる。

「生まれる」タイミングが産道ちつから出てきた瞬間だとすれば、妊娠三ヶ月を過ぎての堕胎は「殺人」には相当しない。逆に分娩促進剤の投与はもしかして誕生日を操作する”悪の儀式”になり得る。

無論誕生した瞬間に届けることはできないし(パソコン使えばできるかな)、いやいや、第一に名前を考えていなかったりするワケだ。やはりここは2週間程度の「間」を置くことは必須だろうな。

そして親になるべき人間は親兄弟に親戚も含め、フローチャートでも渡してここで熟慮してもらうべきだ。

無論ヤリ捨てしようとした輩には強制的にでも立ち会っていただき、果たすべき義務を履行してもらうしかない。

なに、簡単な話で、「ヤリ捨て罪」ってものを罰則前科付きで新設するだけのことだ。

女性がそれを嫌うならば、やむなく全責任を母に負わせる、でもカネだけは国家権力が身ぐるみ剥いででも取り立ててあげよう。さもないと単に無責任なヤリ得になってしまうからだ。


う~ん!


まさか還暦過ぎてからこんなとであれこれ考えるとは思わなかったです…


皆様もぜひ、一緒に考えてくだされ。いろいろな視点や考え方を知ってみたいのです。

クレームや炎上とかの低次元な話ではなく、未来の日本を占う卓説を御聞かせ願えませんか。



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