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オウレリア・アーキテクト  作者: 伝令 鮗
エリア解放攻略篇
7/32

キャンセル戦


 マップ中央に存在するダンジョンかマップ北端にあるダンジョンのどちらかを攻略すること。

 これが次のエリアに行ける条件だ。


 発売からまだ3日しか経過していない。

 プレイヤーであ溢れかえっているのではないか?


 俺は、中央のダンジョンに向かうことにした。


 ここは、プレイヤーの場所が特定しやすい。


 だからエリア1の時みたいに、PK連中がきっといるはずだ。

 前の解放条件は特定モンスターの討伐が続いていたからね。



 現在地は中央のダンジョンから見てちょうど東側。


 飛翔剣のおかげで進化した、スライス移動でシュバババっと移動。


 周りからみたらこんな音じゃすまないような音が出てそうだけど・・・・・・気にしない。





 目的地付近に来たけど、やっぱりダンジョンの入り口で待ち伏せしてるやつがいた。


 上空からきたから、敵が何人いるかがすごくわかりやすい。

 3人だ。



 相手に気付かれないように・・・・・・いや、見つかってしまったようだ。



 上空にいる、俺にむかって、赤色の魔法のファイアーバーチが放たれていた。


 炎が直径1m位の輪っか状に飛んでくる魔法だ。


 スラッシュでとんできたファイアーバーチを回避する。


 近くを通過するだけで、スリップダメージを出す燃焼効果をもってる。

 そのため、ファイアーバーチは非常に厄介だ。


 回復アイテムをつかって燃焼ダメージを相殺。

 落下しながら、ファイアーバーチを放っていた一番左の相手の背後を対象に、成影を発動。


 っと、今度は右にいたやつからウィンドバレットが3発とんできたか。


 超高速で飛んでくるため、よけるのは難しいと判断。


 一発目を剣で弾くことで相殺。

 マルチオーダーで、スラッシュとダークショットを発動して残りも処理する。


 これくらいならマルチオーダーは安定できる。



 そのまま、成影で生成した影を起点に、黒線を発動する。


 成影の影から起点にすることで、消費MPを大幅に軽減できる。

 それと同時に、相手の死角から攻撃する意図がある。


 射程を犠牲に、威力を最大限まで高めたおかげか、その相手を一発で再起不能にできた。


 しかしそいつは、最後の最後に速度を上げた赤色の攻撃(レッドレーザー)を放っていた。


 流石によけられず、被弾してしまう。

 幸い、ダメージは微々たるもので、すぐに回復するだろう。


「セリア、お前は撤退しろ。あいつは恐らく俺と同じキャンセル使いだ。それにさっきのウィンドバレッドを対応したときに、マルチオーダーを使っている。プレイヤースキルは俺より上だ」

「!!、マルチオーダーですか、相当な実力者ってことですね。ファーレインも一瞬でやられてしまいましたし・・・・・・わかりました」


 俺がマルチオーダーを使えるから、足手まといだと判断したのか。

 あの一瞬だけでマルチオーダーをやっていると気付かれるとは・・・・・・あのリーダーらしきプレイヤーは相当厄介だぞ。

 それに、今まで一切攻撃していないから何色をつかってくるのかもわからないな。


 落下ダメージを無くすために"飛翔剣"と"エンチャントブラック"を使い、そのまま攻撃。

 やっぱ避けられるか、ってマズイ!!

 避けた相手が"カウンタースラッシュ"を使っている。


 くらったら一瞬でHPが全損だ。

 幸い前方には攻撃が飛んできていないので、"スライス移動"を駆使して全力で回避して距離を離す。


 相手も、"スライス移動"っぽい動きでこちらに急接近しているな。

 "カースゾーン"を発動、回復を阻害してキャンセル戦に備える。


 キャンセルを使いこなしている者同士でのPVPはキャンセル戦とも呼ばれていて、一瞬の判断が非常に大事になってくる。



 "ダークショット"を煙幕代わりに発動しながら、"スラッシュ"をマルチオーダーしてこっちも距離をつめる。

 "初撃"でキャンセルして、相手の目の前に姿を現す。


「U_562460・・・・・・華麗なキャンセル捌きと正確なマルチオーダー、もしかしてお前はあのUか?」


 攻撃しようと思ったら、むこうが話しかけてきたので一旦攻撃をやめて答えることにした。

 もちろん油断はしないよ。


「ああ、あのゲームのプレイヤーだったのか。それのことだったらUとは俺のことだな。」 

「やっぱりそうだったか。お前はどうせエリア6を解放しに来たのだろう?こっちから攻撃してすまなかった、見逃してくれないか。」


 勝ち目がないと考えたのかは分からない。

 多分、持っているレアスキルを失いたくないのだろうな。

 それは俺だっで同じだ、"生存"は絶対に失いたくないしここで無暗に強いプレイヤーとは戦いたくはない。


「戦いたくないのは俺も同じだ。ただエリア6へ行きたいだけだからな。」

「そう言ってもらえると助かる。おっと自己紹介がまだだったな、プレイヤー名を見れはわかると思うが、ジェノーだ。」


 俺は相手の提案を了承して、このゲームでの初めてのキャンセル戦は案外あっさり終結した。

 そして、このジェノーというプレイヤーとの出会いだった。


 結局相手の色すらも分からなかったし、戦い方も"カウンタースラッシュ"を使ったこと以外は分からなかったな。



 ちなみに、ダンジョン内はプレイヤーは全くおらずモンスターもそんなに強くなかったので10分程度で軽く攻略してしまった。


多分これからは更新速度は3日に1度ぐらいになるかなー。

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