表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
オウレリア・アーキテクト  作者: 伝令 鮗
ギルド攻防篇
25/32

攻防戦予選1

手違いで、この話数を削除してしまったので、再掲載します。


 ギルド攻防戦。



 100のギルドが専用マップに移動して、1つのギルドが残るまで試合が続く。



 それぞれの拠点は、ギルドを設立するときに購入した建物、ギルドホームをそのまま使用する。

 そしてその中心に、高さ1mの正八面体のクリスタル設置される。



 クリスタルが破壊されてると、そのギルドは失格となる。



 プレイヤーのHPが0になった場合、そのプレイヤーは即座に脱落・・・・・・というわけではなく、何度でも復活できる。



 ただし、復活までの時間がどんどんと長くなっていく。

 何度もやられてしまうと、実質脱落だ。





 予選では制限時間が存在しており、時間までに決着がつかなかった場合は、キル数やデス数なんかを考慮して、1ギルドが決まる。



 本戦は、無制限。

 全てのギルドが全滅するまで試合は続く。





 持ち込めるアイテム数は決められている。

 しかし、魔法やスキルによってアイテムを生成した場合はその限りではない。



 ギルドの施設(防衛施設や生産施設など)は自由に使ってもよい。









「もう一度ルールを確認した。予選ではギルドの数が多すぎるからか、前半組と後半組に分けるみたいだ。僕たちは前半」

「アールくんありがとー」



 いまは、朝の9時。

 俺達が参加する前半組がスタートするまであと30分だ。



「それで竹田さん、あるんですか?例のクリスタルは」

「あるよー。ほら、意外とでかいっしょ?けっこー重たいよ」



 と言い、綺麗な紫色をしたクリスタルをドスン!と机に置く。



「おお、これはなかなか。これ色変えられるの?雷と同じ黄色にしないか???」

「「は?」」

「あ?いいだろ別に黄色でも、皆好きだろ黄色!」

「「「「「「・・・・・・」」」」」」



 ここのギルドメンバー、お前以外に黄色の装備しているの居ないんだよなぁ。



「紫のまんまでいいじゃーん。なんで変える必要あるの?」

「なゆちゃん紫好きだもんねー」



 クリスタルの色は結局そのままになった。



 なんでこんな時に、どうでもいいこと話しているんだろうな、俺達。











「あ、連絡きた!そろそろ準備してみんな」



 30分に近づき、運営からの知らせがきた。



「その、でかいやつを床に設置して。拠点ごと専用マップに移動する」





 ヘクトアールさんに言われたように、竹田は床に置く。





 クリスタルが光を放ち、浮かび上がる。



「よし、活性化したみたいだね。ホーリーフィールド。もうイベントマップに入って森の中だね。昨日話した通りに行動をしてね」

「「「「「「了解!!!」」」」」」



 7人は、それぞれ行動を開始した。













<電(略  視点>



 全身黄色の装備に黄色の傘をさして、上空に浮かんでいる人物。



 ギルドメンバー全員から電と略されている彼は、その独特な装備の効果で空中を移動できる。



 傘を開いているときは上へ、閉じているときは下に。





「さーて、大体3000フィートに到達したし、始めるか!他のギルドはどこかなー?」



 遥か900m上空から、魔法を発動させる。



 まず、レイン。





レイン

色 青

系統 範囲系

速度 中

威力 無し

雨を降らすだけの魔法。発動時、高所であればあるほど持続時間の射程がのびる。





 彼の大好きな、ライトニングの魔法を使うためだ。





ライトニング

色 青

系統 対象指定系

速度 最高

威力 高

雨が降っている地点に、雷を落とすことができる。色が青の敵にも高いダメージを与えられる。





 これを相手ギルドの拠点を対象に落すことで、下にいるメンバー達に位置知らせるのが仕事だ。





「ふーん。俺達がいた森以外にも、草原とか山岳もあるのね。とりま、近くに落としちゃえ~!ゴロゴロゴロ~♪ガッシャーーーン!!」



 地上に、霹靂が襲う。



「あはははははー!!!もっともっと落としちゃえ~~!!!ゴロゴロゴロ~♪ゴロゴロゴロ~♪」



 こうなってしまったらもう止まらない。













<seven17  視点>



「あっ、始まったねー。電さんは毎回派手だねー」



 もうちょっと静かにやってくれると、嬉しいんだけどねー。



「いこうかー。もう既に壊滅しちゃってるかもだけどー」

「確かにあり得る」

「レッツゴー!だね☆」



 さあ、どうなっているかなー?









「なんで急に雨が!?!?それに雷が直撃してくるんだよ!!」

「しらねぇよ!!なんでそんな運悪いこと起きるんだよ!!!それに何度も!!」



 あらー。

 やっぱりパニックになってるー。



 ギルドホーム燃えちゃってるよー。



「何回落としたんだよ。電さん落としすぎなのでは?」

「楽できるからいいじゃーん。チェンジ。ホワイト。そして~、ホーリーフィールド。じゃっ、あとはよろしくねー!」



 この面子なら、私は守りの方が適しているからねー。



「!!!敵襲ー!人数は4人です!」

「4人だと!?こっちは、30人以上いるんだ!雷の不運で人数が少し少ないが、4人ごときすぐに追い返せ!!!」



 あー、ライトニングを誰も知らないのかー・・・・・・。



 アールくんと、レッドさんだけに任せようかなー。

 このレベルのギルドでなゆちゃん行かせると、戦いにならないからねー。









 うわー。



 アールくん竜巻で建物の瓦礫を吹き飛ばしちゃってる。

 相手のプレイヤーも巻き込んで。



 そのせいでここからでも、クリスタルがみえちゃってるー!



 レッドさんも、魔法で辺り一面火の海にしちゃってるよ~。

 ここ雨降ってる筈なのに、何やったらそうなるのかなー?





「ねーねー、もうあれ壊しちゃっていいのかな?セブンちゃんどう思う???」

「うーん、いいよー。暴れてきなー」

「やったーーー!!!!」



 待機していた、なゆちゃんが我慢できずにクリスタルにワープしていっちゃった。



 もう相手のギルドはボロボロで、統率もとれてなさそうだし。

 なゆちゃんにさっさと壊してもらって、次とギルドに行きたいしねー。



 ・・・・・・ホーリーフィールドしか使ってないし、ファンタズムでも撃つかー。



 「ば、バカな・・・・・・俺達は30人以上いたのに・・・・・・たったの4人に。イベント始まって、10分も経たずに壊されるなんて・・・・・・」



 うっすら何か聞こえてきたけど、レベルが違いすぎるよー?

 スキルツリーに出てくる魔法くらいは、せめて覚えてねー。



 あ、消えた。

 なゆちゃんがクリスタルを壊したのかなー?



「意外とかたかったー!でも楽しかった!!」

「アールくんも、レッドさんも、おつー。次のギルドは私がやるねー」

「じゃあ、盾役は緑の僕がやる」

「ありがとー。じゃあ早速次のギルドにいこー」



 さっきから別の場所でゴロゴロ、ゴロゴロうるさいんだよねー。



 どうして、あんなに上空からこっちの状況がわかるのかなーーー??





 イベント開始から9分。

 とある1つのギルドが脱落した。













<電(略  時点>



「あはははは!!!!ゴロゴロゴロ~♪ゴロゴロゴロ~♪あ、セブンたち、攻略終わったみたいだ」



 たとえ3000フィールド上空だろうが、雨で視界が悪くなっていようが、彼には関係なく下の状況がわかる。



 もともと目が良いのもあるし、五感強化のスキルを使って強化しているからだ。



 もっとも、五感強化の理由は雷をもっと鮮明に見たい!

 雷の音をもっと良い音で聴きたい!

 というものからなのだが。



「ゆーの方は・・・・・・すごいな、雷落とす前にギルド見つけて壊滅させてる」



 Uの方を見てみると、既に3つものギルドを脱落に追い込んでいた。



 Uの異常なまでの速度には、昔から驚かされている。

 自然と技をキャンセルしている姿は芸術だと思ってしまう彼であった。



「ゆーはゆーであの速度で駆け抜けているなら、わざわざそっち方向に雷は落とす必要はないか」



「よーし!、じゃあセブンたちの近くのギルドにどんどん落としちゃおーう!!!ゴロゴロゴロ~♪ガッシャーーーン!!!ゴロゴロゴロ~♪ガッシャーーーン!!!!あははははははは!!!!!」



 雷は、しばらく鳴りつづいた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ