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オウレリア・アーキテクト  作者: 伝令 鮗
エリア解放攻略篇
12/32

DDDスパイダー 2

本日2話目


 マルチオーダーで"ウォーターショット"を連打していく。

 マルチオーダーをマルチオーダーでキャンセルしているのでとてもつらい。

 Dスライムの方は何とかなりそうだけど、問題は・・・・・・。


 視界と見た目が真っ黒なせいで完全に同化していて全く姿が見えなくなっているDDDスパイダーの位置がわからないこと。

 いつの間にかレーザーで攻撃されていて、避けられない。

 接近しようにも、真っ黒い蜘蛛の巣が既に張られていて不用意に近づけない。


 突進する前に奴は蜘蛛の巣を張っていて、撤退することも無理か。

 再び上空に魔法陣が展開されていく。

 この魔法も想像以上にヤバい。

 外れた弾は全て地面や壁を塗りつぶしていくから余計にどこにいるのか分からなくなってしまう。


 全て迎撃してやる。

 最小限のMP消費にした"ダークショット"をマルチオーダーして3発同時に放ち、それをキャンセルで連打してほぼ全ての攻撃を相殺できた。

 1つや2つ程度ならそこまで問題じゃない。

 問題なのはこいつはボスモンスターとかそういった類じゃないから、他のモンスターがやってくること。


 さっきでてきたDスライムのように急な横槍が入ってくるのだ。

 そして、今まさにガタンゴトンというけたたましい音とともに爆速でこっちに突撃してくるモンスターが。

 真っ黒い中、一際目立って見えている。

 幽霊トロッコだ。


 流石にあれの自爆攻撃をくらってしまうとゲームオーバーだ。

 すぐに撃ち落さないと!

 黒色は赤色の攻撃にも弱いから辛いんだよ。


 "黒線"で素早く幽霊トロッコに攻撃して爆発させる。

 当たった瞬間に大爆発を起こして文字通り全てを吹き飛ばしていく。

 その隙をまってましたと、まだ生き残っているDスライム達がレーザーで攻撃してくる。


 こっちの攻撃はまだ艶めきでギリギリ視認できるから"スラッシュ"で回避して"ウォーターショット"でキャンセルしつつ攻撃。

 どうやらDDDスパイダーもレーザーで攻撃していて、偶然同時に回避できていた。


 しっかし、ピンチなのには変わらないな。

 こんどはDDDスパイダーがいる方向から暗ゾンビとブラックスケルトンが1体ずつこっちに接近してきている。

 あー、でもブラックスケルトンの投擲してくる黒い骨が全部蜘蛛の糸に引っかかってる。


 もしかしたらこれ攻撃チャンスかも。

 Dスライム達はようやく倒しきった。

 あのレーザーも恐らく自機狙いで飛んでくるはずだから左右に動き続ければ当たらないはず。


 黒い骨の引っかかっている位置で大体の蜘蛛の巣の場所が分かってきた。

 左右に動き続けることでレーザー対策をしながら暗ゾンビとブラックスケルトンがDDDスパイダーによって丁度隠れる位置を探していく。

 ・・・・・・いた。

 大体2メートル先、坑木がある場所のすぐ隣。


「そこだ!」


 持っている中で最高火力の"飛翔剣"でその場所に攻撃する。

 手ごたえはあった。

 しかし、嫌な予感が・・・・・・っ!?


 左方向から強烈な雰囲気を感じ取り、アイコンオーダーであらかじめ後ろに避けるようにしていた"超避"で真の緊急回避をする。

 その直後、強烈な破壊音が鳴り響く。

 あれが当たっていたら確実にゲームオーバーだっただろう。


 まさか物理攻撃もここまで強力だとは。

 イメージオーダーでは絶対間に合っていなかった。

 というか実は、今の回避は間に合っていなかった。

 どういうわけか、即死レベルのダメージをくらっていたはずなのになかったことになっている。


 "超避"の隠し効果に助けられた感じなのか。

 どうやら、"超避"を発動させた瞬間。

 僅か120分の1秒、昔のゲームだったら0.5フレーム。

 その間だけはどんな攻撃も無効化する無敵状態になっているらしい。


 こんな効果、狙って出せるレベルじゃない。

 俺はこういうのはうまく出来ないからな。


 多分これが連発して出来る奴は・・・・・・前やってたゲームで1人だけ思い浮かぶな。

 フレーム単位の超高度な技を確定で成功させ、"フレーマー"と呼ばれていた彼女だったら。

 そういえば、あのゲームでは俺はキャンセルの天才って呼ばれてたっけ。

 華麗なキャンセル捌きと正確なマルチオーダーで確か"キャンセラー"だったか。

 "フレーマー"と対となって呼ばれていたな。


 昔のゲームはもうどうでもいい。

 とにかく今はこっちに集中しないと。


 さっきやってきた暗ゾンビたちはDDDスパイダーの糸?によって黒く塗りつぶされてしまった。

 もうさっきの手法は使えない。

 それにもうレーザーは当たらないと思ったのか攻撃パターンも変えてきて、蜘蛛の糸をこちらに飛ばしてくるようになった。


 追い詰めた所を物理攻撃かレーザーで攻撃してくるつもりなのか。

 それと、たまに飛んでくるブラックスケルトンの骨攻撃もよけないと・・・・・・ん?


 骨攻撃をよけて、状況把握のためにも一瞬後ろを確認したとき。

 さっきまでは真っ黒だった視界が少し戻っている。

 やつの魔法や糸の攻撃でまた少しずつ闇に染まっていっているが。


 もしかして、さっき派手に爆散していった幽霊トロッコが来てからか?

 ・・・・・・ああ、なるほど。

 幽霊トロッコは赤色のモンスター。

 そしてあの爆発も確か赤色だったはず

 だからあの後その場所の視界だけは元に戻ったのか。

 DDDスパイダーの弱点は赤色か。

 でも、俺は赤色の攻撃を持っていないからなあ。



 ・・・・・・そうだ。

 だいぶ賭けになるけど。

 もしかしたら、やつを一撃で倒せるかもしれない。


 俺はあいつのを倒す作戦を考え、チャンスがくるまでとにかく耐える方針に切り替えていった。

 

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