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氷の女王は家出少女  作者: まろマロン
2章 林間学校編
21/119

21林間学校メンバーと男子の推理1

「じゃあ、またな」

「おう」


時は一方男子チーム


しかし考えることは同じだった。


聡は考える。そう、自分の彼女と同じ考えを。


黒兎と雫の関係性についてだ。しかし考えていることは自分の彼女とほとんど同じだった。


しかし少し違う目線で考えていることがあった。それは、黒兎の過去からの経験である。


黒兎は中学生の時に1度クラスで孤立していた時期があるのだ。その理由は詳しくは話してくれないが、噂は知っているのであくまで憶測の域で聡は考える。


黒兎は中学生の頃クラスで孤立していた。理由は人間関係だ。その理由は黒兎は、話してくれないのだが…。

しかし、聡と黒兎が初めて会った時には少なくとも孤立してはいなかった。


それは、陽がいつも黒兎のそばにいたからだ。

一見すると真反対の存在のような2人だが、仲は良くそして黒兎と接する内に別に悪いやつじゃないとむしろ心優しい良い奴だと、そんな黒兎がどうして人間関係で孤立しなければいけないのかと思った。


友達になってみるのもいいかもな


そう思ったら行動は早かった。



聡は噂や、他人の意見だけで相手の人間性を判断し、相手のことを知りもしないで何かを言うやつが嫌いだった。


それから聡は、黒兎と友達になるためにそれはもう、猛アタックを仕掛けた。

最初は嫌がっていた黒兎だが、聡はの人間性と猛アタックに負けて友達になった。


そして聡は黒兎の友達としてひとつ知っている。


黒兎は、相手に合わし、自分の感情を隠すタイプが苦手なのだ。自分を語ろうとしない、そんなやつと関わって昔痛い目見たんだそうだ。


きっとそれが孤立した理由になっていることを聡は察している。


そしてそんな苦手なタイプその物が氷の女王こと冬矢雫と言う女子なのだ。


そんなやつのことを黒兎は、女子の中じゃ1番と言っていいほど信頼している。

最近関わりあったはずの黒兎と雫が、まるで常に一緒にいるような意思疎通を見せてくることがある。


脳裏にチラつく黒兎の家に干された女物の洗濯物、まさか…


「…まさかな」


聡はその考えを自分で一蹴する。

我ながら馬鹿な考えだと思う。しかしもし、それが本当だとするならば、それは、雫の方にもただならぬことがあると考える。


真反対な彼と彼女の関係。


この推理の答え合わせの後で聡は、雫に対する考え方を、変えることになる。


「おまたせ」

「おう」


集合場所に集まる。


答え合わせはもうすぐそこだ。

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