Singin’in the rain
雨の日は憂鬱
雨の日は悲しい寂しい
雨は物悲しさの象徴のようで
滅入ってしまう
そんな時、思い出す
あの映画のワンシーン
中折れ帽子にスーツ姿のおじさんが
こどものように雨水を蹴って
軽やかなハミング
傘を社交ダンスの相手にして
優雅に流れるようなステップ踏んで
傘を閉じて、天に顔を晒して
さあ、雨よ来い!僕は笑顔で受けよう
雨に濡れてもちっとも惨めじゃなくて
雨に濡れてもちっとも哀れじゃなくて
晴れの日に負けないくらい
底抜けに明るくて明るくて
雨の中、踊って唄えば心晴れ晴れ
なんて能天気?
結構じゃないの! ノー天気
鬱々した心、笑い飛ばして
ステップ踏んで蹴散らして
雨を思い切り楽しめばいい