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夏生詩集

Singin’in the rain

作者: 夏生

雨の日は憂鬱

雨の日は悲しい寂しい

雨は物悲しさの象徴のようで

滅入ってしまう


そんな時、思い出す

あの映画のワンシーン


中折れ帽子にスーツ姿のおじさんが

こどものように雨水を蹴って

軽やかなハミング

傘を社交ダンスの相手にして

優雅に流れるようなステップ踏んで


傘を閉じて、天に顔を晒して

さあ、雨よ来い!僕は笑顔で受けよう


雨に濡れてもちっとも惨めじゃなくて

雨に濡れてもちっとも哀れじゃなくて

晴れの日に負けないくらい

底抜けに明るくて明るくて


雨の中、踊って唄えば心晴れ晴れ

なんて能天気?

結構じゃないの! ノー天気


鬱々した心、笑い飛ばして

ステップ踏んで蹴散らして

雨を思い切り楽しめばいい




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