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彼女は猫である、なまえは知らない。

 我が家に訪れた一匹の猫。
 頭が良くて図々しい、気位の高い淑女のような彼女は、しっぽをピンとタクトの様に、今日も敷地を練り歩く。そして目を細めてニンマリ、笑顔一つで私を召し使いが如く使う――ちょっと猫らしからぬ知性と品性のお嬢さんだ。
 本当に猫なの? 中に人が入っていやしないかい? 実は妖怪なんじゃないのかな? だけどそれで猫らしい所もあって、多分に漏れず日溜まりが大好きのお昼寝も大好き、炬燵にソファー、床に絨毯、テーブルの下に縁台の上、屋根の上、彼女は今日もまた、我が家のどこかで寝転がっている。そんな彼女に私はいつも一喜一憂振り回されながら、今日もまた彼女の訪れを心待ちにしているのだ。

 ……いつの間にかそばに居て、知らない内に通り過ぎていく、そんな猫と人の少しおかしな触れ合いを綴った、ゆるふわモフモフ物語は如何ですか?

 ※この小説は「カクヨム」様と重複投稿しております。

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