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Don't look back

私は、ただ、逃げていた。


何に追われているのか?そんなことどうでもいい。壁にぶち当たれば横に交わし、時には後ろへ下がり突破口を探す。その突破口はもちろん前に進む突破口ではないことは、自分自身が一番痛感していた。


ある日、逃げ道はなくなった。いや、自分から行き止まりを目指していたのかもしれない。それから少しづつ元の道を辿り、今は前に進んでいる。


迷ったり悩んだり落ち込んだりしながらも、壁を越えるときはぶち壊すか飛び越えるか。どんなに少しづつでも確実に前に進むことを覚えた。


だからそれでいい。自信だけは持っていながらも、無駄に力を誇示しながらもただ逃げ続けていた昔の自分に比べれば。弱くったって、能力がなくったって、それが自分自身。それさえしっかりと心に留めておけば、前に進むことが出来る。


振り返ることはあっても、もう後ろに進むことはないだろう。


立ち止まっても足踏みしても、逃げたりしない。


自分の納得出来るゴールまで生きていかなければならない。いや、生きていきたい。そう想い続ける様な旅路であるように願いたいものだ。それすらも自分次第なのだけれど。

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