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水も無しに月は輝る

「朝ですよー!起きてください!」


卯月がみんなを起こす。


「…今何時…?」


「ご主人様、おはようございます!只今6時です」


「早っ!朝練とか無いし学校まで5分だし…もうちょっと寝かせて…」


「もう!ご主人様!」


卯月が着ているメイド服のスカートを顔にガバッて…。


色々なものが見える…。


「ーっ!」


いきなりで飛び上がってしまう。


「何するのー!?」


「これやるとどんな方でも起きるんです」


「ビックリしたな…」


「すいません…。でも起こすためです」


「いや、時間が早い…」


「何言ってるんですか!準備しますよ!」


「何の…?」


「御守りです」


「あるじゃん…うちで売ってるやつ」


「あれじゃなくて私たちが作らないと効力が弱いんですよ」


「神様直々の御守りか~…。凄そう…」


「はい!これで私たちがいつも一緒にいるのと同じことになりますよ」


そう言うとみんなを起こし始めた卯月。


普通に起こしている…。

何で俺だけ荒技に出た?


「お!誠!もう起きてたのか?」


睦月起床。


「おはようくらい言ったらどうだ?」


「おはようございます。眠いです…」


続けて如月も起きた。


眠いらしい。


「あ~…。おはよう。むっちゃんにきっちゃんに琴ちゃん」


「俺は?」


弥生も起きた。

朝から不快な思いをしたけど…。


「御守りを作りましょう!」


「俺作らなくてもよくない?」


「はい…」


「何で起こしたの?」


「いや、皆様起こした方が良いかと…」


「まあいいか」





一時間後…


「できた!」


それは御守りと言うか木札である。


何やら自分たちの顔を彫ったようだがパッと見どこぞの萌えキャラである。


「これを持ってくの…?」


「はい!体育の時も肌身離さずもっていて下さい!」


「体育の時も?」


「うん!私の力で足を速くしてあげよう!」


睦月が言った。


「そうそう。これ、通信できるから」


弥生が言った。


「まあ、現人神にしか聞こえないからクラスの人から見れば木札と話してる変な人だけどね」


「絵が描いてあるから余計嫌だよ…」


「何で?」


「絵と話してるみたいじゃん…。画面から出てこない俺の嫁的な」


「嫁?」


「え?いや、今のは例だから…」


「ああ…。あんたのお気に入りは琴ちゃんだからね」


「だから!」


「否定しないんだ~!」


「否定するとダメージくらうじゃんか!技が飛んできて!」


「お!学んだね~」


「わざとだったのか…?」


「さあね」



「朝食ができましたよ!」


卯月がみんなに言った。


「朝食も豪華だねぇ」


食卓に並んだ料理を見て睦月が言った。


確かに豪華である。


「じゃあいただきます」


如月の言葉に釣られるような形でみんなが料理を食べ始めた。


「今日も美味しいですよ!」


如月が卯月を誉めた。


「きっちゃん、ありがとうございます。ご主人様はいかがでしょう?」


「うん。美味いよ!」


「ありがとうございます!」




朝食食べたら学校へ。


御守りはカバンに付けてます。


途中神保と合流。


「そのカバンに付いてる木札はなんだ?」


やっぱ聞きたくなるよな…。


「御守りだ」


「御守り?お前もついにそっちに走ったか?ロリコン野郎め!」


「走ってないし!これは…その…実在する人達だから!」


「どうみても萌えキャラだけど…?実在って画面の中にか?重傷だな…」


「違う!そうじゃないよ!」


「あ?三次元の娘を萌えキャラにしたと…」


「もういいよ!」


「お前んとこの神社はこんな御守り売ってんのか…」


「非売品!」


「4つあるならひとつくれよ!」


「ダメ!絶対!」


「ケチ!」


「うるさい!これは大事な物なんだ!」


「ムキになるなって。嫁は取らないから。俺も浮気する気は無いし」


「お前と一緒にすんなよ!」



学校。


授業中。


御守りから何か聞こえて集中できなかった…。


(何か=「新しい神業を開発しよう!誠で試そう」とか「バケーションって英語でバカチョンって言うらしいよ!」とか「私、最近お酒呑んでない!」「お!叫んでるねぇ」とか)


体育では睦月のおかげかは分からないが長距離走が1秒速くなった。


八百万の神様にはこれが限界だろう。


そして帰宅。


家には帰らず神社へ。


「お帰りなさいませ、ご主人様」


卯月が出迎えてくれた。


「ちょっとみんな集合!」


「お!誠帰ってきたか!」


睦月が言った。


「集合ですって」


みんな集まる。


「授業中にうるさいよ!集中できなかったよ!」


「なんだ…そんなことか…」


「そんなことって…弥生!」


「私は水無子を呼ぶのかと思ったの」


「あ、そっか!呼んでみるわ」


俺は御神体に向き合った。


「水無月の神様!現れ賜え!よぉ~!」


「よぉ~!?」


「適当ですね…」



やはり現れたのは少女だった。


しかし…。


「あれ?耳?」


茶髪の頭には犬耳が付いている。


尻尾まである。


ケモミミ属性の神様なんて聞いたことない。


「召還、ありがとうございます!私は水無月みなづき 千早ちはやといいます。ニックネームは水無子です。現人神様、宜しくお願いします」


「どうも…。それは犬耳?」


「はい。忠実にっ!と心得ていたらいつの間にか生えてました」


「え?そういうものなの?」


「はい!今では琴ちゃんの白エプロンと同じように私のトレードマークです」


誠にはそれ以上に気になるものがあった。


「その剣と楯は何?」


「剣は私を召還して下さった現人神様を守るためのものです。まあ、これは切れませんが…。楯は守りの象徴です。現人神様を守ります」


「ありがとうございます」


「いえいえ」


初めて味方らしい味方ができた気がする。


「勘違いしないでよね!あんたはあくまで私たちと同じ位なんだからね!」


弥生が割って入った。


「はいはい…」


「ちょっと水無子さん!誠さんは私のご主人様です!」


さらに割って出てきた卯月。


「あら、琴ちゃん!私は現人神様を守るだけですわ」


「なら良かったです…。夕飯の用意をして参ります」


「うん。宜しく!」


「ご主人様、何か食べたいものはございますか?」


「卯月に任せる!何でも美味い!」


「ありがとうございます!」



卯月が台所に行ったあと…。


「はは~。そういうことですか、現人神様」


「ふふふ。わかりやすい現人神ですよね。水無子さんにもわかりますか?」


「誠は琴ちゃんが気に入ってるぞ!」


「無知なのにな…」


4人に攻撃される。

あれ?水無月は守ってくれるんじゃ?


「現人神様、琴ちゃんに恋してますね?」


「ぶっ!はっ…!あっ!え?」


思わず吹いてしまった。

何で守護神が攻撃してくるの?


「現人神様、琴ちゃんが好きですね?」


「…え?いや、はい?」


俺、錯乱状態。


「やっぱり。いいですか?琴ちゃんは神様であなたは現人神なのですよ?」


「はい…」


「つまり種族が違うのですよ!それに何歳差があると思ってるんですか?見た目はあなたより若干年上に見えるかもしれませんがこの神社ができたころからずっと…」


永遠と話が続く。


「あ~。誠、水無子に捕まっちゃったよ…」


諦め気味の睦月。


「水無子さんは良い神様ですが話が長いんですよね…」


如月も諦め気味。


「あいつには丁度良いんじゃない?無知だし」


他人事の弥生。


「むっちゃんは好きな方はいないんですか?」


ガールズトーク。

神様もやるらしい。


「ん~。私は恋したこと無いなぁ…。どんな感じなの?」


「えっと…。弥生さんわかりますか?」


「え?ん~。胸がドキドキするんだね~。後は集中できなくなったり…だな」


「さすがは病気治癒の神様です!」


「恋の病っていうからな!私はお詣りに来た人間の恋心を消して恋の病を治してやるんだ!」


(最低だこの神様!)


「何でだよ!弥生お前…!恋愛成就でも恋の病は治せるだろ!というか病気治癒の神様だったの?」


「現人神様、私の話はまだ終わってません!よそ見は許しませんよ!」


「誠は私たちが副業で暦以外も司ってるの知らないのか…」


「無知だからな」




「夕飯ができました!」


卯月の言葉で長い長い説教から解放された。



夕飯を食べながら聞いてみることにした。


「みんなさ、暦以外は何司ってるの?」


「私は交通安全だな!正月以外は仕事はないな!」


睦月が交通安全ねぇ…。意外。


「私は家内安全です。如月の時期は寒いですから…」


「寒さ関係ある!?」


如月は家内安全。

あいつにできるとは思えない。


「私はさっき言った病気治癒だな!マッコウの恋の病も治せるわよ!」


「治し方が間違ってる気がする…。いや、恋なんて…。それ以前にマッコウって…」


弥生は病気治癒。

恋の病はお手の物。


「私は…厄払いです。ご主人様の厄も…払って差し上げますね」


卯月は厄払い。

厄が自分の周りにいるとは夢にも思っていない。


「弥生辺りを払うことになりそうだよ?」


「私は厄神じゃない!」


「私は…守護神です。水無月にだけ人間を守ります」


「常に守って欲しいよ…」


「贅沢言ってはいけませんよ」


「そんなことよりさ…」


「何ですか?現人神様?」


「耳モフモフしたい」


「え?」


ずっと気になっていた水無月の頭の犬耳。


触ってみたい。


「ダメです!これは!絶対に!」


「動くの?」


「動かせますよ」


水無月は耳をピクつかせた。


触りたい…。


俺は手を伸ばした。

その時。


永怪魔退却一文閃えいかいまたいきゃくいちもんせん!」


水無月が剣を抜いて一振りした。

かなりの速度。


いくら切れ味が悪いとはいえ当たればヤバい威力。


「……」


固まる俺。


「ふう…。ダメですって…」


そう言ってまた夕飯を食べ始める水無月。


「ご主人様!?大丈夫ですか?」


卯月が飛んできた。


「当たってはいない…。けど…怖かった…」


「水無子さんの犬耳をモフモフしてはいけません!今のはご主人様が悪いです」


「そうなの…?」


「はい。あと、剣は水無子さんがワザと外してくれたのかと…」


「え?」


「彼女は人を傷つけませんよ!人が大好きなので…」


「琴ちゃん!余計なこと言わないの!」


「ごめんなさい」


「あの…ごめん。水無月…」


「別にいいですよ…。触るなら尻尾にして下さい」


「尻尾はいいの!?」


「耳はくすぐったいんです」


「理由それだけ?」


「ご主人様、あとで私の耳を…」


「いや!ケモミミじゃないし!」


「そうですよね~。あはは」


「そういえばさ、さっきの技何?剣術?見たことない技だった」


弥生が水無月に質問した。


「永怪魔退却一文閃のこと?」


神様同士の会話では敬語は使わない水無月。


「そう!そんなの」


「あれはうちに伝わる神業剣術の第一振。横に刀を高速で振って『一』の字を表現するんだ!」


「ふーん…。格好良かったよ!」


「ありがとう」


水無月は天界でも剣を振り回しているようである。


切れない剣でどこまで威力を出せるかを研究しているらしい。

結構努力家な神様。


食事の後で尻尾を触らせてもらった。


モフモフしてた。


「結構気持ちいいでしょ?水無子の尻尾」


弥生が聞いてきた。


「うん。気持ちいい。ところで気になってたんだけど水無子って?」


「水無月のこと。水無月だから水無子」


「いや、それはわかるけど…」


「ニックネームは単純なのが一番ですよ~」


そう言ったのは如月。


「確かにまぁ。如月はきっちゃんだしね」


「はい。分かれば何でもいいんです」


「あれ?最初睦月のこと絵那って呼んでなかった?」


「やっぱ司る暦の方で呼んだ方がわかりやすいと思いまして」


「まぁ確かにね」




「お風呂沸きました!」


卯月の声が聞こえた。


「俺はまた後でいいよ」


「あの…ご主人様…?」


「ん?」


「メイドとして…一緒に入っちゃ…ダメですか…?」


「…え?」


「お願いします」


「ふぅ…。じゃあ、いいよ。ただし、服は着てね」


「もちろんです!メイドですから!」


「俺も水着着よ…」


「え?そんな…」


「え!?」


「あいや、何でもないです!」


顔が赤い卯月。

恥ずかしいなら言わなきゃいいのに…。


「こら誠!琴ちゃんに手を出すなよ!」


「睦月…。まだいたの?」


「酷っ!いたよ!これから風呂入るんだ!」


「後が詰まるから早くね」


「私にも優しく接してもらいたいねぇ…」


「みんな平等に扱ってない?」


「琴ちゃんにだけ優しい…」


「…そんなことないよ…?」


「そういえばさ、水無子って風呂はいるの?」


弥生が聞いた。


「え?入るよ?何!?水浴びするよ!」


「水浴び…」


「うん!熱いお湯は苦手なので…」


「耳に水入ったらどうするんですか?」


如月が聞いた。


「ん~…。普段は入らないように畳んでるからね~。大丈夫!」


「畳めるんですか!」


「うん。ほら!」


耳をペタンと畳む水無月。


「へぇ~。良くできてますね」


「まぁ、私にとっては手足と同じだからなぁ」


「そうですよね」




雑談しながらも順番に風呂に入っていき…。


俺は卯月と一緒に水無月の後に風呂に入った。


もちろん水着着てます。


「…。これは…?」


湯船に何かが浮いている。それも沢山。


「…?毛…?茶色いけど…」


「それは…。水無子さんの尻尾の毛じゃ…?」


「ああ…。入れないじゃんこれじゃ…」


「ですね…」


「排水管つまっちゃうじゃん…」


「はい…」


「シャワーだけでいいか」


「洗い直しましょうか?」


「ああ?いいよ。大丈夫」


「そうですか?」



一方居間では…。


「何か風呂で騒いでるねぇ」


「何してるんでしょうか?」


「知らないけど…。どうせ碌なことはしてないよ」


「何か…楽しそうだよね~」


状況を知らない4人。

自分の所為だとは思ってもいない水無月。



いっぽう風呂場。


「あの…このことは水無子さんには言わないであげてください…」


「ん?何で?」


「あの人は…傷つきやすいので…」


「…分かったよ。じゃあ出るか!」


「はい」



俺は風呂を出て居間へ。


「お!誠出てきた!楽しそうだったけど何してたの?」


睦月が質問してきた。


「え?何って…」


卯月の「本水無子さんには言わないでください」という言葉が頭をよぎる。


「何もしてないよ!ただ風呂入ってただけ」


「私たちには言えないことだと…。そういうことね!」


「ちょっ!違うって!」


今度は攻撃相手が変わる。


「琴ちゃん!誠と風呂で何やってたの!?」


「えっと…。何もしてませんよ…?」


水無月の毛を取って風呂掃除してたなんて言えない…。


「もう!二人だけの秘密ってことね!いつか暴いてやる!」


「もう疲れたよ…。眠い…」


話を逸らしてみる。


「疲れたって…。お風呂入っただけでですか?体力使うことありましたっけ?」


如月が痛いとこ付いてくる。


「うん…。いろいろとあるんだよ…」


「はは~。私がズバリ当ててあげよう!」


弥生まで出てきた。


「お二人さん!お風呂でイチャイチャしてたんじゃないの~?」


「ちょっと!そうなのですか?現人神様!?」


水無月まで反応。


「あーもう!毛が風呂にいっぱい浮いてて大変だったんだよ!茶色い細かい毛が!」


「あ!ダメです!ご主人様!」


「うぐうぅ!」


卯月がタックルして俺の発言を止めようとしたけど遅かった。

残ったのはダメージだけだった。


「え?茶色い毛って…。もしかして…私の…ですか?茶髪は私だけですし…」


水無月がキョトンとしながら言った。

そういうのだから心当たりがあるのだろう。


「うん。多分…。細かい茶色い毛がいっぱい風呂の中に…」


「あ~…。私です。この時期は尻尾の毛が生え換わるんですよ」


「そうなんだ…」


「ごめんなさい。何でもっと早く言ってくれないんですか?危なく変な勘違いを…」


「いや、だって…。卯月が言うなって…」


「琴ちゃん。それは私への気遣い?」


「はい…」


「何だ…。そんなの全然いらないよ。じゃあ、お布団敷いてきて」


「はい!」




「さて、琴ちゃんもいなくなりましたし…本当のことを話していただけますか現人神様!」


怖い…。明らかに怒ってる…。


「いや、さっきのが真実で…。あれ?信じてないの!?」


「私の尻尾の毛は生え換わりません!」


「え…?」


「嘘付きましたね!斬馬陵血一陣落ざんばりょうけついちじんおとし!」


剣の強烈な縦振り。


剣は俺の顔のすぐ横を通った。


「外した…」


「……う、あ…」


喋れない…。目の前の状況が恐ろしすぎた…。


床にひびが…。


「嘘じゃないし!じゃあ風呂場のゴミ箱見てきなよ!」


俺涙目。


只今水無月がゴミ箱を見に行きました。


「あれ…。ホントだ。茶色い毛が…。あ!」


「え?何…?信じてもらえた…?」


「私…耳の毛が生え換わるんですよ!忘れてました!」


「…。もう!さっきの当たってたら死んでたよ!」


「大丈夫です。最初から当てる気はありませんでしたし、現人神様は真剣白刃取りが趣味と聞いておりますが…」


「俺はどんな人なの?うちに刀無いし!危険過ぎる趣味だよ!趣味に命をかけるって言ってる人は大抵読んで字の通りではないよ!」


「そもそも私の刀を白刃取りなんてさせませんけどね!」


「無理だよ…。あのパワーだもの…」




「お布団の準備ができました…。あれ?ご主人様!?どうしたのですか?腰を抜かされて!」


「ちょっと剣が…」


「剣…?水無子さん!ご主人様に何をしました!?」


「いや~…その…。素振りを…」




「今日は水無子さんもいますから、布団は6枚ですね」


別室にしてくれと言うのを忘れた…。


「あら?現人神様もここなんですか?」


女の子なら当然気になることを水無月が言った。


「うん…」


「マコちゃん!居間にソファーがありましたよ!」


如月が思いついたように言った。


「マコちゃん言うな!ソファーでは寝ないよ?というか追い出そうとするなよ」


「あなたがいるとガールズトークが出来ないんです」


「知らねーよ~。俺いてもすればいいじゃん!」


「嫌です!ガールズなので…」


「…卯月~。明日から隣の部屋に布団敷いてくれ」


「わかりました。私もご主人様とご一緒します」


「いや、琴ちゃんもこっちにいなよ!」


弥生が言った。


「でも、ご主人様が…」


「誠は大丈夫だよ!朝起こしてやるだけで!」


睦月が言った。

確かにその通り。


「大丈夫ですか…?ご主人様…?」


「うん。大丈夫だから」


「では…明日は別室に…」


「お願いね~…」


そう言って俺は寝た。

暦通信~えくすとら・すて~じ~


水無月 千早

ミナヅキ チハヤ


剣士。

剣術を武器とする少女。

性格は忠誠心が強く、犬の耳が生えてくる程(本人談)。

茶髪で、頭にはイヌミミ、お尻にはモフモフしたくなる尻尾が付いている。

剣に一癖あったりする。

盾も持ってる。



水無月の言われ~


水を田んぼに入れる「水の月」。「無」の字は謎。本来は「の」の意味だ!って説と、梅雨が開け、水が枯れるからって説がある。

よくわかって無い…。



み:私の剣がどうかしました?これは…


ま:わーっ!言わないで!後々出てくるから!


み:はい、現人神様!


ま:水無月~。耳触らせて~!


み:現人神様!ですからそれは…あはは!くすぐったいです!


ま:モフモフ!モフモフ!って…この後書きいる!?

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