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木草弥や生ひ月の神様

神社に戻った俺。


今いる睦月と如月を元の実体の無い神様に戻すためには一週間ここで生活しなければならないと判明。


「…というわけだとよ」


やつらにそれを説明した。


「…。何故ですか?凄く嫌なのですが…」


「嫌とか言わないで!こっちも嫌なんだから!」


「ちょっと!神様と生活できるのよ!有り難く思いなさい!」


「嬉しそうだねぇ…」


「確かに嬉しそうです」


「う、嬉しくないわよ!きっちゃんまで何言うの!?」




「そういえば、天界のみんなは何してますかねぇ?」


「確かに…3日は会ってないからね」


「…。何故俺を見る?呼べってこと?」

「はい!」

「うん!」


二人同時に返事した。


神様ってのは仲間思いなのか、寂しがりなのか…。


とりあえず呼んでみることに。


「次は…3月…。弥生か」


ちょっと頭の中で考えた。


そして…


「弥生の神様!出でよ!はぁ~!」


「何そのかけ声!?」


「私の時も適当でしたね」



こうして現れたのはまた少女。


睦月と如月の中間くらいの年齢だろうか。


見た目は小学校高学年。


「うちの神社って女の子しかいないの…?」


「そうですよ?本当に無知ね!」


答えのは今召喚した神様。


「無知な現人神に教えてあげましょう。私は青梅おうめ 弥生やよい。3月を司っている八百万の神様の1人」

「弥生を司ってるわけね」


「3月の旧名を知ってるのは誉めてあげる!じゃあ何で弥生っていうのでしょう?」


まさかのクイズ。


「知らない…。弥生時代が…」


「ハズレ!」


「まだ話してる途中!」


「知らないんだぁ~!恥ずかし~!私のようなレディも知ってるのに!」


「…俺この神様嫌い」


「な、何よ!無知なくせして!神に逆らうと痛い目見るよ!」


「無知って…。というか答え言わないの?」


「知りたい?じゃあ這いつくばれ!」


「もう帰ろう…」


「わー!待って!」


「そうですよ!許しません!」


慌てる睦月と如月。

訳がわからない青梅神様。


「な、なんだかわかんないけど答えを言ってやるわよ!弥生時代が成立したのが3月だと言われてるの!だから!」


「じゃあ弥生時代関係あるじゃん!なんで止めたの!?」


「…ぷっ!ははは!信じた?ばーかばーか!」


「…帰る」


「待て誠!私の本気を受け止めろー!」

「!?」


どういうことだろうか?


睦月が叫んだら如月が俺目掛けて飛んできた。しかも水平に…。


「あぎゃー!痛っ!」


「見たか!これが私の御柱如月アタックだ!」


「何それ!?」


「きっちゃんを御柱に見立ててぶん投げる技だ!」


「私の頭は硬いですよ!」


確かに痛かった…。

神様が神様を武器にするとは…。

こいつら何!?


「流石は世界神様大会御柱投げ八百万の部金メダリスト!私もあの称号欲しいなぁ~」


よだれが垂れてる青梅。


称号は食べ物ではありません。


「じゃあ練習すればいいじゃないですか」


「きっちゃん投げても大丈夫?」


「え~?私はむっちゃんと組んでますので…」


全員俺を見るの止めろ。


「あんたでいいや。この実験材料め!」


襲いかかる青梅。


「ちょっ…誰が実験材料だ!いいからさっきの答え言え!」


「木草弥や生ひ月から取ったんだよ~!」


「それは背負い投げだー!」

青梅に背負い投げされた現人神。


なんで神様って力が強いのでしょうか…?


「いててて…。木草弥や生ひ月って何?」


「無知め!草木が生い茂始める月ってことだよ!」


「…どこで知った?」


「ゴッドウェブ」


「またそれか…」


「それは知ってんのか!無知のくせして!」


「さっき突っ込みわすれたんだけど、睦月が金メダル取ったのなんつった?」


「世界神様大会御柱投げ八百万の部」


「…なんだそれは?」


「それは私が答えましょう!」


「よっ!金メダリスト!」


無い胸張る睦月の神様。


「世界神様大会御柱投げ八百万の部とは、世界神様大会という大会の御柱投げという競技の中の八百万の神様が出る部門のことだ!」


「つまり…?」


「分かりやすく説明すると…。誠って何部?」


「…帰宅部」


「…話にならないわね…。サッカーで例えると…。わかんないなぁ…」


「え!?」


「サッカー止め!オリンピックにする!オリンピックで例えると、オリンピックの砲丸投げ女子の部ってこと!」


「ああなる程…。サッカーの下りいる?」


「…いらない…」


「まぁ、なんだ?ほら、スゴいな」


「そう!凄いの!神の凄さやっとわかったのね!」

「神の…というか、睦月のでは…」


「いいの!あんたにはできないでしょ!まあ実際はきっちゃんじゃなくて御柱投げるんだけどね」


「御柱って投げるためのものだったのか…」


「無知め!」


「あんたは黙ってろ3月!無能なくせして!」


「はあ?神に向かって無能とは何だ!」


「あんたこそ、神に向かって無知とはなんだ!」


突然の喧嘩スタート。

おい睦月&如月笑ってんじゃないよ。


なんで人が喧嘩してるときに「足元に橋元さんがいたら味の素だよね」とか意味わかんないこと言ってるんだ!


「この青梅弥生!この命と引き換えでも貴様を倒す!」


やべぇマジだ!


あんな馬鹿力野郎に勝てる気がしないぜ…。


だが男として引く訳には…!


「いくぞツルペタ!ジャンピング現人神イリュージョン(現世)!」


どんな技かはご自由にご想像ください。


「愚か者めが!108式まである私の神業を見せてやる!第106式一撃必殺腕ひねり!」


「ぐあぁ!普通に腕を捻られた!痛たたたた!しかも108式のうち106番目を最初に出すのってどうなの?大してカッコ良くないし!」


「一撃必殺だろ?」


「そりゃ関節技だから…イタタタタタ!」


「誰がツルペタだって~?」


「ひぃぃ…すいまたたたたたた!放して…」


「な~に~?聞こえないなぁ」


「あの…放して下さい…」



俺が解放されたのは10分後だった。

暦通信~えくすとら・すて~じ~


青梅 弥生

オウメ ヤヨイ


ドギツイ性格。

発言は神様というか悪魔。

神様たちのまとめ役。

好きな食べ物はシラス。



弥生の言われ~


「草木が生い茂る月」という意味の「きくさいやおい月」が短くなって、漢字を付けたのが弥生。



や:好きな食べ物がシラスって設定どうよ~…。そもそも本編じゃ出てこないし。


ま:裏設定ってやつだよ。いいじゃん、シラス。


や:まぁいいけどさ。私、地元に海無いのにどこで知ったって話しだよ。


ま:お供え物で…。


や:海無いのにお供え物でシラス供える人間なんて聞いたことねぇ!


ま:うん…。


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