表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
終わりゆく世界の片隅で  作者: アンチョビ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

6/9

貴族学校での生活②

あの後、教室に入り、学校のルールを聞いてカザル君との事も俺の1ヶ月トイレ掃除で決まりました。カザル君が先生に文句言ってたけど、嘘を教会に伝えると言われてイヤイヤ納得してました。嘘をつくカザル君、君が悪い。おかげで、処分が軽かった。ありがとう。


何故か、その姿を見て笑ってる黒耀さん、何を笑とんねん!(怒)貴女が一番悪いからね?処分も聞いたしその日は解散した。寮に案内されてここで、一年間過ごします。黒耀も同じ部屋になります。部屋は8畳になるのかな?1人暮らしには十分です。基本、従者と2人やけどね。トイレは部屋にあるけど、食事は食堂で、風呂も共用です。もちろん時間をずらして食堂は利用します。風呂も最後かな。ああ、制服もあります。まぁ、普通?紺色です。着たら、幼稚園児見たいで結構似合ってる。(笑)学校内では普段着とはおさらばさ。黒曜は普段着のままだけどね。休みの日にメイド服かなんか買いに行きますか。


次の日は、教会でスキルを確認する事になり儀式を受ける。なんか前世で言う所の写真撮影見たいでした。個室に1人づつ入って行って教会の人がカメラ?見たいな魔道具のスイッチ押したらチェキ見たいに紙が出てくる。俺も終えると・・・


「あの、すいません。これってどうなってますか?」


渡された、用紙の内容でおかしな部分があった為に係の1人に確認する。


「あ?知らんよ。ミスか故障かね。安い魔道具では良くあるんだよ。・・話し掛けるなよ穢れが・・・」


あ、そうですか?へ~・・・良いけどね。ミス・・ね。何やろな?また、根性悪が関係しとんのか?うっとうしいな。ちなみにおかしな部分とは何かと言いますと。


シンガ・ド・ムートン


スキル

アイテムボックス

鑑定


使い魔

ダークスネーク  レピ


はい。分かりにくいかな?

実は、ダークスネーク  レピ の部分が灰色なんですよ。これって、死亡表示なんだよね。


「え?レピさん死んでるの?」


【お前さん、何を言ってるんだね。馬鹿馬鹿しい、安い魔道具を使うからだぜ。私が死んでるってんならお前さんをここまで守り、今、まさに話してる相手は誰なんだね?(笑)】


口に出てしまった言葉を聞いて、笑いながら答えるレピさんの言う事はもっともですよ。そもそも、他の子達と違って表示されてる情報が少ないからね?名前とスキルだけやん。他の子達はもっとこう・・・性別やスリーサイズや身長体重や、そう!MPとか、え~とあれや、魔法も表示されてる見たいやんか。グヌヌと唸って居ると


「シンガ・ド・ムートン卿!これを受け取りたまえ!」


声からしてカロン君・・・はい?カザル君?何故?ああ、離れた後ろにカロン君と正妻2人(笑)がいますやん。後、メイド達が4人。振り向くと手紙を差し出すカザル君の後ろに声をかけたカロン君が居た。手紙を受け取り中身を確認すると決闘の理由と日時、方法が長々と書かれていた。簡単にすると


1 教会に連なる者に暴力を振るった事に対する抗議。


2 3日後の放課後、決闘場で行う


3 決闘前に、戦いの踊りを踊る事


4 武器、魔法、使い魔の使用は相手を殺さない事を前提に使用許可とする。(メイド等はダメ)


なる程ね。カザル君がカロン君に泣きつきましたか。ああ、カザル君がカロン君に乗っかったのか。昨日のカロン君との絡みを見てたから、処分に不服で決闘の理由になってあげたんだね。まぁ、どっちでも良いけどね。


でも、戦いの踊りか~これも、前世で言うと運動会の応援合戦かなぁ?戦いの女神アルテナ様に正々堂々戦うよ、な感じ。ん~戦いの踊りね、あれやな。俺もあれなら踊れる。レピさんに、協力をお願いしよう。


手紙の返事をカザル君に伝え、カザル君からカロン君に伝える。・・・めんどくさいな。俺は今回は使用武器は無い、風林火山の出番はまださ(笑)レピさんには参加をお願いしました。踊りの協力をお願いするからね。


「ああ、シンガ・ド・ムートン卿!決闘当日は観客も多数来られる。無論、立会人も決闘を正当に行う為に、お呼びしている。無いと思うが逃げる事は出来ないと思いたまえ!」


カザル君何で君が言ったの?後ろでカロン君が、え?お前が言うの?見たいな顔してますよ。はい、怒られて下さいね。教室に戻り授業を受ける。学校では、1年間でロマネス王国の歴史や貴族の立ち振舞いにパーティーの時に踊るダンス等基本を勉強する。ギルドで冒険者登録も出来るので登録後、活動も出来る。ちなみに、貴族学校なので貴族しか居ない。王都にはギルド学校もあり、貴族以外はそちらに行く。ただし、12歳から入れる中位学校は貴族、商人、平民が一緒に学んでます。そちらでは、ロマンスもあるそうです。さらに、高位学校もあります。俺は、中位も高位も行かんから関係ないね。




「と、言うのをお願いしたいです。出来ますか?」


決闘までに、踊りを練習したいのでレピさんに、協力して欲しい事を伝える。


【シンガ。また、お前さんは面白い事を考えつくもんだね(笑)良いぜ!是非とも協力しようじゃないかね。】


レピさんの協力の元、舞を練習する。以外に踊れた。後は当日だな。舞を見ていたレピさんが・・・


【これは、何だね。懐かしい?・・不思議な気持ちだ。】


レピの呟きに返事を返さず、型稽古を始める。黒耀が俺の真似をして、型稽古を一緒に練習している。ああ、懐かしいな。前世ではアイツがお婆ちゃんに習いに来てたな、俺が兄弟子と呼べと言ったら普通に呼ばれて照れくさかったのを思い出す。黒耀さん決して簡単に拳を振るってはなりませんよ。・・・だから、俺より強いヤツに会いに行くとか言って道着を来て武者修行に行かないでね?


決闘までの時間で、放課後は舞と型稽古をして他にも、学校の図書館で使い魔の事を調べる。使い魔との契約は多い順番で行きますと。


1  召還契約 召還魔法と呼ばれる物を使用して精霊や魔獣と呼ばれてる存在と契約する。召還者の運で相手が決まります。めっちゃ凄いのを引いても、大変らしい。エサ代とか消費魔力とか・・・イメージは皆、大好きなガチャですね。これが、この世界での召還になります。1度契約しても毎回召還魔法で契約した子を呼び出します。


2 卵契約 中身の分かっている卵を購入して卵の時点で契約紋章を使用します。産まれた子は卵にあった紋章の魔力で主を判別し従います。中身の分からない卵は購入出来ません。元より売ってません。これが、この世界での契約になります。イメージはペットになります。


3 野生契約 そこら辺にいる魔獣を契約紋章を使用して従えます。危ない割に強い使い魔をゲット出来るのは稀なのでほとんど使用しません。これが、この世界でのテイムになります。イメージはポケ○ンがしっくりくるかなぁ。


4 神のギフト 名の如く神様からのプレゼント。上記3つに当てはまらない契約を交わして居ない使い魔。召還すること無く常に存在しMP消費も無く、古の魔法やスキルを使用する。過去に存在が確認されたのは、1頭のみ。名をクリフジ。

そうです、神馬クリフジです。


さて、4つ説明させて頂きました。では、レピさんはどれになるのか?3では無いし2でも無い、では1と4が残りますが・・・いやいや、4は無い無い無い無いそして無い(笑)レピさん本人も言ってるけどただのダークスネークですよ?しかも、最近見つけましたが、舌の裏に契約紋章あるからね?さらに、MP9割使ってるしね。多分やけど、俺が襲われた時にとっさに召還したのでは?って考察しました。・・・一瞬、根性悪の嫌がらせが頭に浮かんだのは否定しないけどね。ん~モヤモヤするなぁ。


さて、使い魔の契約の種類は分かりました。次は何故、使い魔を側に置かないのか?だって便利ですよ。レピさんの存在はめっちゃ助かりますからね。簡単に言いますと、めちゃくちゃお金掛かります。


召還魔法はスクロールでも対応出来ますが大金貨1枚掛かります。召還魔法を初めから持っている人は無料ガチャで無い人は有料ガチャです。しかも毎回です。今では、召喚魔法を持っている人がかなり少なくなってます。卵もほとんど売ってません。売っていてもこちらも高額ですし、そこまで強い使い魔の卵では無い事が多いです。だって、そもそも強い卵を取ってくる人が居なくなってますからね?野良?割りに合わないです。最後も神のギフト?何それ美味しいの?状態です。


以上の事から、使い魔を側に置くより。人間にしてみれば元々長命種になる魔人種や獣人種の奴隷の方が安いので使い魔はあまりいない状態なんですね。・・・世知辛いね



さて、勉強しながら日が経ち決闘当日になりました。いや~観客めちゃくちゃ居るやん。ブーイングや罵声を浴びながら格闘場に上がって待って居ると、なんか不思議な視線も感じる。観察されてる?やがて向かいの通路側から黄色声援が上がる。白いマントの背にハートマークと弓と矢の紋章。セギュラス子爵家の紋章だ。


「皆!待たせたね。この私、聖王・聖女教会幹部。12柱が一角であるセギュラス子爵家嫡男。カロン・ド・セギュラスが穢れたる、シンガ・ド・ムートン卿を聖なる踊りと私の鞭で清めて見せよう!」


カロン君の宣言で地鳴りの様な歓声が上がる。カロン君、凄い人気やな!ん?俺が嫌われてるだけの可能性もあるな?それはそうと、突っ込んどくか?


「カロン・ド・セギュラス卿。決闘には使い魔は許可されているけど、彼女はダメでは無いかな?」


カロン君の両隣には正妻2人が武器を持ち並んで俺と対峙している。


「シンガ・ド・ムートン卿!彼女た・・・」

「私はカロン様の妻です!夫たるカロン様を助けるのは当然の事です!」


カロン君の言葉を遮りおかっぱちゃんが宣言すると、三つ編みちゃんと視線を交わしお互いにうなずく。


「同じく、私はカロン様の嫁です!主人たるカロン様を助けるのは当然の事です!」


羽織っていたマントを脱ぎ捨てると下から子爵家の紋章が入ったマントが出てくる。2人の行動と宣言に場内は大いに盛り上がりカロン君が青ざめて行く。何故か、3人のメイド達は和やかに世間話をしている。おめでとうカロン君、君の外堀はあの王都の城壁であっても地面の底に綺麗に埋まっているよ。結婚式には呼ばないでね?呼ばれても行かないけど(笑)


3人格好を確認する、体が隠れる位の大きな盾と短い槍を持つおかっぱちゃんはタンクやね。杖を持つ三つ編みちゃんは魔法使い?いや、僧侶か?。カロン君が鞭やったな?あらあら、以外と良いパーティーや無いの?・・・パーティー違うか、家族やったな。


青ざめて戦意喪失のカロン君を無視してルール確認が始まる。使う武器は木製とか、急所は狙わない。初級魔法以外使用禁止、使い魔も基本スキルのみ。相手の体に着けた、ボール割ったら勝ちです。野球ボール位の大きさで額・お腹・背中の3ヶ所です。この後、戦いの踊りを踊ったらボールの付いたヘッドギアと防具を身に付け準備万端です。


「シンガ・ド・ムートン卿!見よ!これが、大聖女スズカが踊りし聖なる踊り!音楽を鳴らせ!聖歌を歌え!」


ちょっとだけ、立ち直ったカロン君の合図で決闘場の真ん中に居る3人がそれぞれポーズを取り踊り始める。


ツチャラカチャンチャン・ツチャラカチャン

つちぃなぁ~でたでぃた♪


はい!めちゃくちゃ馴染みのある音楽と歌詞。そうです、盆踊りの曲でパラパラを踊ってます。なかなか器用やな(笑)ヨイヨイの合いの手部分で3人がそれぞれポーズを決めたりしてる。スズカさん、戦いの前にこれ踊るは中々な感覚やね?しばらく、ぼ~と眺めて居ると終わりました。お疲れ様です。


「シンガ・ド・ムートン卿!これが、聖王・聖女教会幹部に伝わる聖なる踊り!そう!ボフォパリャ・フォドリンさ!」


カロン君が踊りの興奮が覚めぬまま、俺を指差し踊りの名前を告げる。そんな名前の踊りがあっても良いだろう。ピュ~ウ、時は戻さないでね。しかし、歓声は凄い、スタンディグオベーションですよ。まるで、ダンスの大会で優勝したかと思う位に3人が抱き合い喜んでいる。ええ光景やおめでとうな。


「さあ!シンガ・ド・ムートン卿!君の番だ。精々、足掻けば良いさ(笑)」


はぁ~俺の番ですか?今さらやけどね嫌やな~。チラッと格闘場の舞台下に控えてる黒耀に視線を向ける。視線に気づいたのか右手をサムズアップさせる。せやね?イッチョやりますか(笑)


足を肩幅に広げ腰を落とす。両腕は顎の下に腕組みするように上げる。さあ!始めよう!


ドォォン!!


俺が右足を足踏みしたタイミングでレピが地面に尻尾を叩きつける。場内が静まりかえる。


「ギャアフォ~ブゥ~ウギャ~ウ」


目を見開き、奇声をあげて上げて周りを威嚇する。ホントは、戦いに向かう決意とかを叫ぶんやけどその間動き止まるからね。パンパンと腕を叩き膝を付き右こぶしを地面に付け溜めを作り踊りを始める。


パンパンパンパン・ド・ドンドン・パンパンパンパン・ド・ドンドン


足とレピの尻尾を使い踏み鳴らし、胸・太もも・右腕・左腕を叩いていく!両腕で天を差し胸に戻る。前世のある部族の踊りのハカ。カ・マテを踊る。


カマテ・カマテ・カオラ・カオラ


これってさ確か、太陽の神に私は死んで私は生き返る。な意味があったよね?違ったかなぁ?死を覚悟して闘いに挑み、生きて太陽に感謝だったっけ?。出来れば何人かで踊りたいよね?掛け声とか欲しいな、独りボッチはツラタン。


さて、踊りが終わりました。シーンとしてますよ。頑張って踊りましたからね、拍手は欲しいかなぁ。暫く静寂が流れていたが


「な、中々の踊りだね。ドンとかダメだよ・・ビックリするもん。取りあえず踊ったから決闘だよ」


弱々、カロン君が現れました(笑)確かに、ビックリするよね、レピさんの地面鳴らし。俺も最初、ビビったからね。仲間だ。さて、お互いに踊りましたし、いよいよ闘いますか。防具を身に付け距離を取る。


【シンガ。私はどれくらい手を貸せば良いかね?】


レピの問いかけに少し考える。レピさんにお願いします!って言えば一瞬で終わるからね。それじゃ意味ないよね。


「ボール2個割られるまで、様子見でお願いします。恥ずかしいけど負けるのは避けたいかなぁ。」


かといって負けるわけには行かない。安全マージンを確保して、3人を見る。・・・あれ?正妻2人は防具は着けてるけど、ボールは付いて無い?


「カロン・ド・セギュラス卿。奥さん達2人はボール付いて無いけど、どうしてだろうか?」


てっきり、2人のボールを割ったら勝ち!とか考えて居た訳で無く。戦闘から退場位は考えていたからね。


「シンガ・ド・・・・」

「私達は貴方の使い魔と同じ扱いです。」

「貴方の使い魔も武器扱いの為、ボールを付けませよね?」


また、カロン君の言葉を遮り、2人が順番に答える。あ~あ、カロン君ちょっと拗ねてるよ奥さん達大丈夫?(笑)ちなみに、俺から奥さん達と呼ばれた2人はとても良い笑顔です。まぁ確かに、レピと同じ扱いならそうだね。


「なるほど、確かに。」


短く返事をして、お互いに対峙する。立会人が名乗り。決闘が始まる。俺が天地上下の構えを取ると、足踏みの音がする。何事か?と振り向くと黒耀が不満げな表情をしてるのが見える。イヤイヤ、何時もの構えはしないよ?あれさ、棒立ちに見えるから良くないよ。この世界でも、天地上下の構えは普通にある構えだから安心さ。



おかっぱちゃんが盾を構えて突進してくる。サイドステップでかわすと、死角から鞭が飛んできた。その後も盾で俺の視界を奪い、死角から鞭が飛んでくる攻撃が続く。イヤイヤ、おかっぱちゃん、中々上手い。盾でこちらの攻撃を防ぎカロン君の位置を隠し鞭の攻撃をサポートしてる。もちろん、槍での攻撃も鞭との連携を意識しての物や俺の動きを妨害する攻撃になっていて、おかっぱちゃんがこのチームの要だ・・・・・とレピさんがめっちゃ褒めてます。三つ編みちゃんはひたすら2人にバフをかけている。


「どうだ!シンガ・ド・ムートン卿。私の聖なる鞭は?穢れダファ・・」


パパン


一方的に近い攻撃を食らう俺の姿に余裕を見せて足を止め腰に手を当て、話すカロン君に盾をすり抜け迫り腹、額の順番にボールを割る。


パン


おかっぱちゃんの槍は避けたが三つ編みちゃんに杖で背中のボールを割られてしまった。カロン君を守れないと思えば、攻撃するの判断が早いね。あ~カロン君2人にめっちゃ怒られてる。さて、残りは背中のボールですな。こちらは少々息が辛くなって来たね。3人は三つ編みちゃんのバフでまだまだ元気そうですな?うらやましい。このまま、続けてもレピさんの出番が出来るだけ。それも良いけどさ、やっぱり男はねぇ?


「カロン・ド・セギュラス卿。一騎討ちを要求する!返事はいかに。」


俺の宣言に3人の動きが止まる。


「無論!シンガ・ド・・・」

『お断りします!』


はい、2人に断わられました。そらね、こちらボール2個残ってますからね。だからさ


パン


お腹のボールを割りました。


「カロン・ド・セギュラス卿!これでも出来ないなら、奥さん2人に守られての勝利で満足するんだね」


俺の挑発に顔が怒りで赤くなり睨み付けると落ち着かせようとする2人に向かって


「すまない2人共。私は、このカロン・ド・セギュラスは愛する者を守る為に力を振るいたい。そう!2人を守る為に!」


カッコいい!2人もウットリしてるやん(笑)さてさて、舞台の中央で向かい合いお互いに構えを取る。もちろんレピさんにも離れてもらう。ステップを踏みながら鞭の一撃を避け、戻りのタイミングでスッとカロン君の右手、鞭を持つ方に突進する。まさか、自ら鞭の方に来るとは思っていなかったよね?一呼吸反応が遅れその隙に振り下ろされる腕を掴み手前に引っ張る。体勢を入れ替え背中に突きを当てボールを割る。


パパン


背中のボールを割ったと同じに俺の額のボールも割られる。おお凄いね!左手から鞭がヒートロッドの様に飛んできた。左手の手首から鞭が伸びているのが見える。暗器とはやるね。


「この決闘の勝者は・・・・カロン・ド・セギュラス卿!」


立会人が勝者を告げる。立会人からはカロン君の背中は見えないからね。俺の額のボールを先に割ったと判断したんだね。しょうがない、しょうがない。後さ、勝者が敗者に何か要求するの?決闘前に決めて無いよね?


「シンガ・ド・ムートン卿!この私、カザル・ド・ガルシアに土下座して謝罪しろ!穢れた負け犬が!」


何故か、カザル君が偉そうに要求してきた。イヤイヤ、君に要求する権利無いよ(笑)カロン君が言うなら別だけど、多分そんなの言わないよ。


「待ってくれ、カザル卿。その・・シンガ・ド・ムートン卿・・・・いや、やはり何でも無い。謝罪はしてもらう。ただし、土下座はいらない。」


ナンダロネ(笑)カロン君強かったよ。黒耀の事を謝罪して舞台を降りる。カザル君がカロン君にちょっと文句を言ってたけど、奥さん2人にめっちゃ怒られてた。それから、3人は観客に拍手を送られ、手を振って答えてる。来た時と違い俺にはブーイングも罵声もなかった。黒曜とレピとでのんびりと、寮に帰るとしよう。




■■■




「あっぶねえ!何やってんだよ!バレるだろが!・・・・ん?・・あちゃ~細工するの伝え忘れてた。けど、まぁ、あれだけで異変に気付かないか。・・・気分の悪くなる踊りを踊ってさ~あいつと一緒でむかつくねぇ。やっぱ、殺すかな・・いやいや、せっかくこの世界に苦労して呼んだんだし、もうちょっと楽しませてから・・・・・・シンガ君にはどうせ絶望しか待ってないからね。あははははは。」


人型は消え、いつもの静寂が訪れる



アンチョビです。


ちょいバトル回になるのかな?イヤ~難しいですな(笑)実際に動いてみてから書いてますが文字にすると何か違う感じがしますね。まだまだ、勉強ですな。


引き続き、お楽しみ頂けます様に頑張ります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ