ぼくが落ち込んだとき
「ぼくが落ち込んだとき、きみはどうする?」
太陽の光が眩しくて
上を見ることができない
黒いアスファルトに目をとられて
俯くことしかできない
「そんなとき、きみはどうしてほしい?」
笑っていてほしい
あんな光よりも
わたしのほうが眩しいでしょって
きみだって
わたしの次に眩しいよって
あの冗談めかした声で
あの向日葵のような笑顔で
落ち込んでるのが馬鹿馬鹿しくなるくらい
笑い飛ばして
「きみが悲しいとき、ぼくはどうする?」
そっときみの隣に
寄り添わせて
ご覧いただきありがとうございました。
きみは落ち込んだとき、どうしてほしい?
誰かに届きますように。




