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ACT1・蛇ノ目がお迎え

ラ◯ダーどスー◯ー戦隊は同じ画面に集うのにプリ◯ュアはないよなぁ、という発想から書きました。

テーマは変身ヒーローと変身ヒロインの共闘、友情です。ラブコメもあるかも。

 中途半端な正義感ほど、始末に負えないものはない。神野光太朗(じんのこうたろう)はつくづく思う。

 ボールを追いかけて道路へ飛び出す子供なんて、現実世界では体験することはあり得ないシチュエーションだと思っていた。

 てん、てんと弾みながらも吸い込まれるように歩道から転がる球体と、それを追う児童。そして、お約束のように向かってくるトラック。このままでは男児の迎える末路は目に見えている。

 子供の意識はボールを追いかけることのみに集中。向かってくるトラックには気が付いていない。

 光太朗の靴底が走る。反射的に、さもそれが当然のように。いつだったか、前にもこんな光景があった気がする。そんなことを思い出す。

 光太朗が思い切り突き飛ばした子供は、歩道の向こうにいた別の通行人が受け止めてくれた。少なくとも、子供は無事だろう。

 そんな安堵の気持ちと入れ替わるように、光太朗の肩口から伝わる凄まじい衝撃。なのに、不思議とトラックと激突した瞬間だけは痛みを感じなかった。

 自分が車に跳ねられたと自覚したのは、アスファルトに身体が叩きつけられた時だ。

 ぶつかる瞬間の運転手の青ざめた顔が今更ながらに思い出される。先に記憶の奥から同様のシチュエーションを反芻した時は、自身も助けた子供も無事だった。

 そんな成功体験に酔っていたからなのか、安易に足を踏み出してみればこれだ。ただひたすらに嫌気が差す。

 だから人助けは割に合わないんだ。

地面に横たわる全身に、衝撃の波が走る。緩やかに明滅する視界。やけにスローモーションで流れてゆく背景。

不思議と地面の硬さは分かるものの、全身を伝う痛みは徐々に薄れ始めていた。

 いよいよ、終わりか。

 恐ろしいくらいに冷静な自分に驚きはしない。

 口の中に血の味で満ちる。言葉が紡げない。喉の奥から何も押し出せない。何かが詰まり、それが思考の言語化を許さない。それが生に執着しているようで、みっともないと思った。

 破滅願望があるわけではないが、生きる事に真面目ではなかった。

・・・ああ、やっぱり生きたかったのだと死の間際で今更気付く。

 遠くからサイレンの音が聞こえてくる。

 それと同じく誰かの悲鳴と叫び声が飛び交う。

 そんな声を聞きながら、光太朗の意識は闇の中に沈んでいった。


 光太朗が目を覚ましたのは、知らない部屋だった。少なくともここが自分の部屋ではないのは確かだ。

 天井の光源がシーリングライトではなく、剥き出しのコードから吊るされた裸電球だったからだ。

 周囲を照らすのは眩い白色などではなく、焼け付いた電球が放つのはくすんだ乳白色の灯火。もちろん、自分の部屋にこんなものはない。

 あの事故は全て夢で、子供も道路には飛び出していなかった。結果、光太朗もトラックに跳ねられることもなかった。そんなオチを期待していたのだが。

 それとも自分はもうすでに死んでいて、意識だけが天井を見上げているのでは、と面白くもない冗談が頭をかすめる。

「ほほ、目が覚めたか」

 突如しわがれた声と共に光太朗の視界を遮ったのは、これまた見知らぬ老人の姿。

 白髪に、モノクルとでも言うのだろうか。片目のみを覆うレンズに白衣と、いかにもな怪しい出で立ちながら快活な笑みで光太朗を迎えた。

「・・・誰だ?」

 身を起こしながら、聞く。自分でも驚いたが、声もちゃんと出る。あの喉を圧迫する熱い鉄を詰められたような不快感がまるでない。

 光太朗の自分が置かれている状況だけでなく、自身の身体のことを含む戸惑いを見て、老人はニヤリと底意地の悪そうな笑みを浮かべる。

「ワシの名は蛇ノ目(じゃのめ)。しがない科学者だ」

・・・科学者?現実世界でそんな職業を名乗られたのは生まれて初めてだ。

「・・・あんたが、俺を助けたのか?」

「まあ、半分は正解で、半分はそうではない」

 禅問答のような答えに聞き流しそうになるが、今この老人は自分のことを科学者とのたまったのか?

 周囲を見回すと、そこはお世辞にも綺麗とは言えない、雑多で小汚い部屋だった。

 何に使うか分からない油にまみれた機械がそこかしこに乱雑に転がり、天井以外の光源であるパソコンは、モニターが昔のテレビのように分厚い。外装は長年使用してきたことが一目で分かるくらいに黄ばんでおり、時の流れを感じさせる。

 光太朗が寝かされていた場所といえば、所々スポンジの飛び出しているマットレス。銀のフレームは端々が錆びつき、古いからと言って味が出ているようなベッドではなかった。少なくとも、病み上がりの怪我人が寝ていていい清潔さではない。光太朗の上に掛けられていた毛布も、物持ちのいい子供時代から使っていなければ説明のつかないボロさ加減だ。

「ここは、病院じゃないのか?」

 ベッドに寝かされていた理由を考えれば、トラックに轢かれたことは紛れもない事実で。救急車に載せられ、運び込まれた。

「ここはワシの研究所じゃ」

 研究所ときたか。

 向こうに見えるホワイトボードには何やら無数の数式が書き殴っており、空白を侵食する文字もどれも光太朗の理解が出来ない数字の羅列で埋め尽くされていた。

 自分の身体に視線を向ける。

 病院にはあまり世話になったことはないが、健康診断なんかではこんな薄緑色のローブみたいな衣服を着させられるイメージがある。

 確かにどこも痛くはないし、目に見える怪我も負っていない。アスファルトを伝う赤い血溜まりを、薄れゆく意識の中、光太朗は確かに見た。

 光太朗の不可解な表情を悟ったか、蛇ノ目はこらえるように薄く笑う。

「ここでお主を手術した。ついでに改造させてもらったがの」

 不穏な単語が聞こえたのは気のせいか?

「改造、だと?」

「お主の身体はトラックに吹き飛ばされ、再生不可能なほどに損傷した。ありがたく思え。そのまま病院に運ばれても、こうして誰かと話すことなど出来なかったであろうよ」

 どうかな。医者に治せないものを、こんなモウロクした老人に治せるだろうか。

「ただし、延命させるにはワシの研究している技術を施す必要があった。今からそれを説明する」

 付いていけない。現に自分の身体はピンピンしている。事故など最初からのなかったと思う方が現実的だ。老人の妄想話に付き合っているヒマはない。

「まあ待て。急ぐは事を仕損じるぞ」

 ベッドから起き上がろうとする光太朗を、蛇ノ目が深いシワの刻まれた手の平を差し向けつつ制する。

・・・気のせいか?身体がものすごく、重い。この老人に改造とか言われたからだろうか。

「まず、お主の全身の骨の内、70%ほどが粉々に砕けて使い物にならなくなったので」

「・・・は?」

 蛇ノ目の言葉を遮るように、光太朗の間抜けな声が寸断させた。

 骨がバラバラに砕けた?いくらなんでもそんな大怪我でピンピンしているのはおかしい。

「その使い物にならなくなった骨と『強化超骨(きょうかちょうこつ)』に入れ替えた」

・・・何だって?

 今までに聞いたこともない四字熟語に戸惑う光太朗にも、蛇ノ目は構わず言葉を続ける。

「幸いにも臓器は大した欠損もなく無事。丈夫な強い身体に産んでくれた両親に感謝せえよ」

 疑問の表情が晴れない光太朗を尻目に、蛇ノ目はガラクタで占領されたテーブルの上から何やら濃い緑色の、硬質の塊を差し出した。

「これはまだ成形前の『ヴェノムクラスタ』だ。これを各部、骨の形に変形させる」

 今、この老人のしているのはゲームかアニメかなんかの話か?

「そして、それを支える『超筋繊維(ちょうきんせんい)』で生み出した筋肉を、従来の筋肉と差し替える」

 蛇ノ目は光太朗の混乱をものともせずに語り続ける。聞いたことのない単語が宙を舞うが、どれも理解の外にある言葉で、光太朗の耳には入ってこない。妄想話をここまで淀みなくスラスラと口を突いて出てくることに感服する。

「血液型は同じストックがあって助かったわい」

 ほほ、と老人は愉しそうに笑う。

 その老人の改造とやらで自分は生き長らえた、か。

 光太朗は、生に執着はなかったつもりだ。この世界に生きる希望も意味も見出していない。死ぬのは確かに深い闇の中に落ちるようで、怖かった。

 事故に遭い、そのまま意識を失うように死ぬのなら、それでもいい。

「何でそんな勝手なことをするんだ!」

 室内に光太朗の咆哮が響き渡った。

「そのまま放っておいてくれれば」

 恐らく光太朗は死んでいた。死んでも悲しむ人間は誰もいない。

 あのまま永遠の眠りにつけるのなら、それでも良かった。

「ほっほっほ。そうかそうか、そりゃ余計な世話をしたのう」

 カラカラと蛇ノ目は陽気に笑い、今までの優しい眼差しから、切り裂きそうな鋭いものへと変化した。

「生きることを舐めるなよ、小僧」

 老人らしからぬ力強さで、光太朗の襟首を掴み上げる。

 怒り、そして悲しみを纏った、老人の顔。出会って間もない。お互いの素性も良く知らない。

 なぜ、ここまで怒りを向けられる?いや、これは、まるで。

「死を望むのは悪だ。生を諦めるのも悪だ。生きることを放棄する。それは人間の罪だ。ただ、逃げることは悪ではない。良いか、生きているだけで、それは正義だ」

 その言葉には、光太朗の心を覆う分厚い壁すら突き抜ける力強さがあった。

 老人の御高説はまるで親、いや、祖父のような穏やかすらあって。その温かさを知らない光太朗には見知らぬ感覚で。

 誓って言うが、光太朗はこの老人を初めて見る。何処でも会っていないし、知り合いですらない。

 蛇ノ目は光太朗の首から手を離す。

「ま、そんなことはどうでも良い。これからの話をしようではないか」

 極めて明るい口調に戻り、蛇ノ目は言う。

「強化超骨、超筋線維。輸血した血液や、手術費用をもろもろ合わせてざっと1億7000万円といったところかの」

 一瞬、時が止まった。パソコンのハードディスクが書き込む音がやけに大きく聞こえる。

「・・・おい、まさかそれを請求するって言うんじゃないだろうな」

「それ以外に何がある。こちとら慈善事業じゃないんじゃぞ」

 あっけらかんと、さもそれが当然のように。聞いたこともない途方もない数字。逆に現実味がない。

「1億7000万、って。一介の高校生に払える金額じゃないぞ」

「まあ、普通はそうじゃろうな。とても払える金額じゃあない」

 分かっているならなんとかしてくれ。

「先に断っておくが、警察や病院に駆け込んでも無駄じゃぞ」

 ニヤリ、と蛇ノ目は笑う。

「警察に改造されたんです、と泣きつくか?今の病院の技術では、ヴェノムクラスタはレントゲンでも写らん」

 腹掻っ捌いて証拠を提示するか?と何故か誇らしげだ。

 アンタさっき悪がどうとか言っていたじゃねえか。アンタの方がよっぽど悪いぞ。

「そこで、だ」

 指をぴっ、と立て、蛇ノ目は提案の合図。

「正義のヒーローになって、世のため人のためになる仕事をしないか?」

 急に話が出会ったばかりのインチキ臭い感じに変わったな。

「改造されたお主の身体はちょっとやそっとでは揺らぐことはない、文字通り強靭な鋼のボディ!それを生かさない手はない!」

 そんなことを言われても、自分の見た目は何も変わってはいないのだから、眉唾ものだ。今でも担がれているとすら思っている。

 蛇ノ目は憂うように目を伏せた。

「この世界は技術革新と共に住みよく豊かになった。だが、それと同じくらいに悪意を持つ人間も増えた」

 確かに蛇ノ目の言う通り、犯罪の質が変わってきた。強盗や殺人。人に仇なす犯罪には、もれなく世の中を良くするために生み出された機械や技術が組み込まれている。それを作った開発者は、そんなことのために叡智を使ってきた訳ではないだろう。

「お主がヒーローとなって悪しき輩を倒し、世の中を救うのだ!」

 気合を吹き出しながら、蛇ノ目は部屋の片隅から何やら巨大な金属板のようなものを運んできた。キャスターで運んできたそれを、光太朗の目の前までに持ってくる。

 どこかで見た形かと思ったら、それは車のボンネットだった。一面に錆が浮き、廃車寸前の車から引っ剥がしてきたような。

 なんだ、これは。と疑問が口を突いて出る。

「お主、これを殴ってみせい」

 まさか、改造されたことによって鉄をも砕くパワーが備わったとでもいうのか?

 自分の身体が改造されているか否かは、これで分かる、ということか。

 光太朗はベッドから降り、準備運動のように身体を捻る。

 身体のどこにも違和感はない。これで本当に鉄の塊を砕くことが出来るのか?

 光太朗は、ゆっくりと右手をパンチの形にし、引き絞る。

 通常ならばこぶしが鉄板を貫くことなどあり得ず、代わりに怪我で返ってくるのが目に見えている。

 蛇ノ目のことを完全に信じているわけじゃない。あくまでも、自分の身体に何が起きたか確かめるためだ。

 そして、少なくとも老人の言葉に揺り動かされたのは確かだから。

 光太朗は引いた右こぶしを・・・。

 ぶんっ!

 思い切り、振り抜いた!

 勢い良く突き出されたパンチはボンネットを突き抜ける!

・・・ことはなく、鉄板に阻まれたパンチを伝って、ただただ鈍痛が全身を駆け抜けるだけだった。

「ふざけんな!このボンネットを突き破れるんじゃないのかよ!」

 痺れるこぶしを、左手でさする。

「そんなことは一言も言っておらんぞい」

 悪びれもせず。蛇ノ目は言う。あの話し方だったら、突き破れるって思うだろ。

「焦るな、これからじゃ」

 蛇ノ目は光太朗をなだめつつ、白衣のポケットから何かを取り出す。腕時計のようなリング型の機械を光太朗の右手首に問答無用に装着させる。

 盤面は六角形。普通の腕時計にしては大きいか。ただ、針はない。

「まずはそれに向かって『スケイルアップ』と言うのじゃ」

 何だその恥ずかしい文言は。

「声紋登録を兼ねている。ほれ、さっさと言わんか」

 ほれ、ほれと急かす蛇ノ目に、光太朗は渋々盤面を口元に近づけ、

「す、スケイル、アップ・・・?」

「本気で叫ばんと後悔するぞ!」

 何でこんなことで怒っているんだ。・・・幸いこの部屋には光太朗と蛇ノ目しかいない。叫んだところで誰に遠慮するものでもない。

「スケイルアップ!」

 半ばヤケクソである。

「そして、盤面を180度手首に沿って回転させろ!」

 光太朗は左手でリングを掴むと、回転させる。盤面の位置は、本来の腕時計とは真逆の位置になる。

「盤面をお主の腹部辺りを通過させろ。その瞬間、『変身』!と叫ぶことを忘れるな!」

 こうなりゃやってやる。

「変身!」

 盤面を腹部付近を通った瞬間、身体の中を何かが通り抜けた気がした。その違和感の正体を確かめる間もなく。

「う、うわあっ!?」

 小太郎の全身が眩く光を放つ。身体を通り抜けた違和感の正体。血管を巡る血液とは違う、熱く、流動する何かが全身を駆け抜ける。

 渦巻く。それと同時に力となった何かが体外に吐き出される感覚。

 視界が暗くなる。だが、瞬きの間にすぐに視界は開けた。頭部を硬質の何かが覆っているのだ。

 かちん、と頭に触れた手の平ですら硬い音を放つ。

 ご丁寧に蛇ノ目は姿見をボンネットよろしく転がし、光太朗の目の前に。

「なんじゃあこりゃあっ!」

 光太朗は絶叫。

 全身紫色。

 子供の時に見たような特撮ヒーローの如く姿が鏡の中に収まっている。無論、その中身は光太朗だ。

 両手も、足も。頭部も自分の表情が微塵も見えないマスクで覆われている。

 光沢を称える金属の輝き。

「名を『ヴァイオレットバイパー』と呼ぶ!何者にも屈することのないスーパーヒーローぞ!」

 紫色の鎧は蛇ノ目の言う通り、計り知れない力強さを感じる。なのに、身体に掛かる負荷は微塵もない。

 指先で触れる外殻はちゃんとコツコツと硬い音を鳴らす。なのに、まるでそのような鎧など身に纏っていないくらいに軽快だ。

 これが、蛇ノ目が『ヒーロー』だという根拠か。

「これで、世のため人のために働けってか?」

「察しが良いな。何か事件を解決、鎮圧させる度に借金を減額させよう」

・・・減額ね。

「安心せい、『ヴェノムスケイル』を装備している間は通常の銃火器など屁でもないわい。銃弾や刃物など余裕で防げる」

 トラックだって弾き返せる、と皮肉っぽく笑った。

 そして、再度ボンネットを指差す。

「ほれ、今度は刮目せい。ヴァイオレットバイパーのパワーを!」

 再び殴れと促すも、言葉だけではまだ懐疑的だ。

 が、その気持ちと相反するように力が漲るのを感じる。

 光太朗は先と同じようにこぶしを引き絞り、放つ!

 打ち込む拳圧は何の抵抗もないくらいに速く、軽い。

 こぶしの先端が鉄の硬さを捉える。

 瞬間。

 轟音が部屋に響き渡った。

 こぶしが何かを弾く感触と共に、ボンネットは形を歪め、大きく吹き飛んだ。

 巨大なブーメランと化したボンネットがパソコンに突き刺さり、耳障りな異音を断末魔のように吐き出しながら火花を咲かせる。

 立ち込める灰色の室内、光太朗はメットの中で青ざめる。

「・・・あれも弁償じゃな。借金増額、と」

 スクラップと化した機械の残骸を眺めながら、蛇ノ目はメモを取る。

 だったらこんな場所でやらせるなよ!

 減るどころか、一気に増額した借金に光太朗は辟易するのであった。

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