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嫌味な第三王子

「...こいつが俺様専属の勇者か? ふん...! まだ小娘じゃないか」


などと目の前の肥満体型の少年に言われたので思わず言い返しました。


「小娘って! 私よりあなたの方がよっぽど子供に見えるんですが!」


私の怒りなどどこ吹く風とでも言うように興味なさげに椅子に座りました。


「まあ、そこら辺に落ちていた木の棒と紙切れ一枚で呼び出したにしては充分か。次の王様を決める儀式までに俺様が王となれるように導け、それがお前の仕事だ。いいな」


妙に上から目線なのが腹が立ちますが、ここはさっさと去ることにしましょう。


「そんなことをしている場合じゃないんです! 私はクリスティアーノ王に裏切られた勇者パーティの1人なんですから! 早く王様にあって問いたださないと!」


そう言いながらこのボロ小屋から出ようとすると...!


「...えっ!?」


いきなり全身に稲妻のような電流が走り去り、激痛にさいなまれました。


「いっつぅ...!!!」


私の痛がる姿を見ていた嫌味な少年は笑いながら言いました。


「ははっ! 俺様との絆が低いから今はそんなに遠くにいけないぞ! お前も召喚されたからには一応【勇者】なんだろう? だから第三王子である俺を次の王様の儀式にて優勝させない限りその呪いは解けないぞ」


「...呪い?」


確かに妙に体が思い気がします。


そう思った私は自分のステータスを開いて見ることにするのでした。


(まあ...呪いって言っても少し体が重いだけだよね。だって私のレベルは3()0()0()を超えているんだから)




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