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天使ちゃんが降臨しましたパート1(8話)

☆天然勘違い幼女の異世界スローライフ☆


〜第8話〜


(この話は、料理のお店の女将さんのアンナの視点です)


あたしは、昔から夢のレストランを持つ事ができました。

全てが上手く行くと思っていました。

でも闇ギルドの冒険者の悪徳商人のシャドーに目をつけられました。

お店に色々と嫌がらせをされました。 

そしてついにお店の権利書も盗まれました。


「あれ、土地権利書がない……

ま、まさか、盗まれたのですか!?」


あたしは、鍵付きの机の中に入れていた土地権利書がなくなっているのに気が付いて慌てて何回も確かめました。


「ま、まさか、シャドーに盗まれたのですか!?

これからどうしましょう……」


あたしは、これからの事を考えて顔が真っ青をなりました。

そしてしばらくしてから問題が起きました。


「よう、久しぶりだな、アンナ。

こんなお店なんか閉めて俺の物になれよ」


シャドーは、お店の前に来て嫌らしくニヤニヤって笑いました。


「シャ、シャドー!?

な、なんのようだい!?」


あたいは、シャドーの姿を見て体を震わせました。


「解っているのか?

このお店は、いずれ潰れるだろ。

なんったってあれがこちれの手の中にあるのだからな」


シャドーは、意味ありげにニヤニヤと笑いました。


「や、やっぱりあなたが土地権利書を盗んだのですか!?」


あたいは、シャドーを睨みました。


「はーー?

いったいなんのことかな?」


シャドーは、嫌らしくニヤニヤと笑いました。


「ねえ、なにをしているのですか?」


声をした方を振り向くとこの世の者と思えないほどの可愛らしい天使みたいな幼女が立っていました。


「はーー!?

なんだ、お前はよ!

お前には、関係ないだろ!

もしかしてお前も遊んでもらいたいのか!」


シャドーは、幼女を睨みました。


「えっ!?

おじさんがあそんでくれるのですか!?

おねがいします、おじさん!」


幼女は、シャドーの言葉を聞いて嬉しくてニコニコ笑顔になりました。


「舐めるなよ!」


シャドーは、剣を構えて幼女に何回も斬りかかりました。

でも幼女は、遊ぶ様に軽く交わして剣を撫でる様に剣を反らしました。

しばらくそれが続くとシャドーは、疲れてその場に座りました。

でも幼女は、全然疲れている様子がありませんでした。


「このまま引く訳にいかない!


『召喚聖獣白虎!』」


シャドーは、両手を前にして召喚獣を召喚しました。

聖獣白虎は、世界で4匹しかいない聖獣です。

聖獣一匹で1つの国を滅ぼすとまで言われた存在です。

白虎を卑怯な罠で捕まえて服従の首輪で従わせました。


「わーー、かわいらしいねこさんですね!」


幼女は、ニコニコ笑顔で白虎を見つめました。


「やれ、白虎!」


シャドーは、幼女の方に右手の人差し指で指差しました。

白虎が幼女の方に向かいました。


「おーー、よしよしよし、いいこですね!」


幼女は、あの白虎を子猫を相手をする様に甘えました。

あたいは、あの白虎が子猫の様に扱うのが夢を見ている様でした


「あっ、こんなところにかわいらしいくびわがあります。

きれいなくびわです……」


幼女は、白虎が付けている服従の首輪を簡単に外してうっとりと首輪を見つめました。

服従の首輪は、外れる事がないと言われている首輪でした。

ですから驚きを隠せませんでした。


「なっ、服従の首輪がこんなにも簡単に外れるだと!?」


シャドーは、服従の首輪が外れたのが驚きました。


『……よくも私を良いように扱ってくれたな!』


白虎は、どす黒いオーラを纏いシャドーに近寄ろうとしました。


でも幼女は、白虎の行動を子猫と遊ぶ様に止めました。

そして白虎は、目を回して倒れました。

幼女は、あのシャドーも護ったのを見て幼女が天使の様に見えました。


「ま、まあ良い。

この書類がある限りこの店が立ち退きをするのは、間違いないがな!」


シャドーは、土地権利書の書類を手に持ち嫌らしくニヤニヤと笑いました。


「あっ、みせてください」


幼女は、シャドーに一瞬で近寄ったと思うと一瞬でシャドーの持っている土地権利書を奪いました。

一瞬の事で何が起きたのか解りませんでした。


「はい、おかみさん」


幼女は、土地権利書をあたいに渡しました。


「なっ!?」


シャドーは、あたいに土地権利書を渡したの見て驚いていました。


「えっ!?

お嬢ちゃんが土地権利書を取り戻してくれたのかい!?

ありがとうございます、お嬢ちゃん」


あたいは、幼女から土地権利書を受け取ると涙目を流して幼女の両手を握り締めました。


「ガキ舐めた事をしてくれたな!?

覚悟ができてるんだよな!」


シャドーは、幼女を睨みました。


「えっ!?

またおじさんがあそんでくれるのですか!?」


幼女は、シャドーが相手をしてくれるのが嬉しくて目をキラキラと輝かせました。


「くっ!?

お、覚えておけよ!?」


シャドーは、幼女にボロ雑巾の様に討伐をされると思い慌てて逃げて行きました。


「お嬢ちゃん、お礼がしたいからお店で食べて行ってくれないかい?」


あたいは、土地権利書を拾ってくれたお礼に料理をごちそうする事を知らせました。


「えっ!?

いいのですか!?

ごちそうになります、おかみさん」


幼女は、頭を下げて料理を食べさせてもらうのをお願いしました。


「どうぞ食べていってくださいね、お嬢ちゃん」


あたいは、優しく微笑みました。


「そう言えば自己紹介がまだでしたね。

あたいの名前は、アンナさ。

良かったらお嬢ちゃんの名前を教えてくれないかな?」


あたいは、自分の胸を触り優しく微笑みました。

そして自己紹介をしました。

幼女の名前を質問しました。


「あんなおねえちゃんですね。

まひるのなまえは、ひろばまひるといいます!」


まひるちゃんは、両手を大きく広げてニコニコ笑顔で自己紹介をしました。


「まひるちゃんですね。

可愛らしい名前ですね。

まひるちゃんは、何か食べたい料理がありますか?」


あたいは、優しく微笑みました。

そしてまひるちゃんの食べたい食べ物を質問しました。


「うんと……

おいしいたべものをたべたいです!」


まひるちゃんは、満面な笑みを浮かべて両手を大きく広げて美味しい食べ物を食べたい事を知らせました。


「美味しい食べ物ですね……

解りました。

では、美味しい食べ物を作りますね」


あたいは、優しく微笑んで美味しい料理を作るのを約束しました。

キッチンに戻ると肉じゃがと焼き魚の料理を作って戻って来ました。


「うわーー、おいしそうなにくじゃがとやきざかなです!」

まひるちゃんは、あたいの作った料理を見て目をキラキラ輝かせて料理を見つめました。


「どうぞめしあがれ、まひるちゃん」


あたいは、料理の方に両手を広げました。


「はい、いただきます、あんなおねえちゃん」


まひるちゃんは、両手を合わせていただきますをしました。

そしてそのまま料理を食べました。


「うわーー、すごくおいしいです!」


まひるちゃんは、料理を食べて幸せそうに微笑みました。


「それならば良かったわ。

ゆっくりと食べて行ってね」


あたいは、まひるちゃんが料理を幸せそうに食べているのを見て嬉しそうに微笑みました。

そしてお店のホールに戻って行きました。

でも料理のお店のお客様が増えていつも以上に忙しくなりました。


「あんなおねえちゃん、いそがしそうですね。

まひるもてつだいましょうか?」


まひるちゃんは、右手を上げてお店を手伝うのを提案をしました。


「良いのかい?

それならばお願いするね。

それでは、キッチンで料理を作るのを手伝ってもらえませんか?

キッチンであたいのお店の料理長のミカンがいます。

後は、料理長のミカンに何をしたら良いのか聞いてください」


あたいは、少しだけ考え込みました。

まひるちゃんの提案を断るのも悪いと思いました。

直ぐにニッコリと笑い料理を作るのを手伝いをお願いしました。


「あい、わかりました!」


まひるちゃんは、満面な笑みを浮かべて台所に向かいました。


「あんなおねえちゃん、ほーるをてつだいにきました!」


まひるちゃんは、ニコニコ笑顔で右手を上に上げてあたいに近づきました。


「おや、まひるちゃん……


それでは、お願いできるかい?」


あたいは、まひるちゃんを見て不思議そうに首を傾げました。


「あい、わかりました!」


まひるちゃんは、両手を上に上げてニッコリと笑いました。

まひるちゃんがホールを手伝ってくれました。

でもまひるちゃんは、優秀過ぎました。

お客様がお店に入って来た瞬間にお客様の前に近寄りました。

お店のメニューも直ぐに全て覚えました。

お客様の注文を1回で覚えました。

お客様の飲み物のお水がなくなったら直ぐに水を追加しました。

お客様の会計の合計のお金も一瞬計算しました。

お客様が帰る為に立ち上がった瞬間にお客様に近寄りました。

大量の食べ終わった食器を一瞬で片付けてテーブルもふきんで拭きました。

その全てを一瞬で終わらせました。

そのお陰でお客様がいなくなるのが早くて直ぐに忙しいのが落ち着きました。

気が付くとお店の閉店時間になりました。


「まひるちゃん、今日は、手伝ってくれてありがとうございました。


ねえ……

うんん、やっぱり何でもないよ。

またお店を手伝いに来てくださいね」


あたいは、常識外れのハイスペックのまひろちゃんを見てある噂を思い出して何かを確認しようとしました。

でも隠しているかもって思いそれを誤魔化す様に優しく微笑みました。


「あい、わかりました。

かならずまたおみせをてつだいにきますね」


まひるちゃんは、ニコニコ笑顔で返事をしました。

まひるちゃんは、帰って行きました。


ミカンが明日の料理の下準備を終わらせるとリビングに戻って来ました。


「ねえ、あの、お嬢ちゃんは、何者なのですか?

100以上ある野菜の皮を1分ぐらいで全てを皮を剥きました。

しかも100以上ある野菜を千切りも同じく1分以内で斬りました。

しかもお嬢ちゃんが千切りした野菜が糸の様に薄く切っていました。

私でもそんなの無理ですよ!?」


ミカンは、息を荒くしてまひるちゃんの事を知らせました。


「……やっぱりまひるちゃんは、そちらでもそんな事が合ったのですね……


ねえ、街に現れた天使ちゃんの噂を知っていますか?」


あたいは、まひるちゃんの正体を確認する為に天使ちゃんの事を質問しました。


「ああ、知っていますよ。


確かレッドドラゴンを従者にしたのですよね。


しかも街で騒がれていた子供の誘拐犯罪者を傷を付けないで捕まえたらしいですね。

しかも誘拐された子供達の奴隷の首輪を外したらしいですよね。


どれも夢物語みたいな話ですよね。

ただの夢物語の噂話でしょう?」


ミカンは、困った様に苦笑いを浮かべました。


「あたいは、その天使ちゃんがまひるちゃんだと思っていますよ。

あの、強さとそして服従の首輪を簡単に外しました。

あの常識外れの能力は、天使様、うんん、天使ちゃんそのものです。

またまひるちゃんと会えると良いのですが……」


あたいは、まひるちゃんの事を思い出して両手を前で握り締めて顔を赤らめてうっとりとしました。


「そうですね……

私もまたそのまひるちゃんに会いたいですね……」


ミカンは、両手を握り締めて顔を赤らめてうっとりとしました。


こうしてまひるちゃんの信者が増える事になりました。


〜続く〜




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