異世界に転移したみたいです(2話)
☆天然勘違い幼女の異世界スローライフ☆
〜第2話〜
気が付くと地面だけがある何もない空間に立っていました。
「え、えっと……なにがあったのかな……?」
まひるは、状況を整理する為に周りを見渡しました。
突然周りが光輝いて光が集まり金髪のロングヘアの女性が現れました。
「まひるちゃん、会いたかったです!」
現れた女性は、まひるに抱き着きました。
「わっ!?
おねえちゃんは、だれなの?」
まひるは、戸惑いながら女性を見つめました。
「あっ!?
ごめんなさい、まひるちゃん。
私は、他の世界の女神様のエリザベスです。
まひるちゃん事は、他の世界からいつも見ていたのですよ」
エリザベスお姉ちゃんは、慌ててまひるを離して両手を合わせて謝りました。
「うんと……すとーかーさん……?」
まひるは、不思議そうにキョトンと首を傾げました。
「ち、違いますよ!?
私は、ただまひるちゃんを愛しているだけです!?
ごほん……
えー……
本題ですが私の世界に来てみませんか?
魔法あり、剣あり、精霊あり、妖精あり、魔族あり、エルフあり、異世界のファンタジーの世界です。
ズバリこの世界は、エルハザードって言います。
きっとまひるちゃんも気に入ると思いますよ」
エリザベスお姉ちゃんは、慌てて両手を振りストーカーの否定をしました。
そして口を隠して1回咳をしました。
エリザベスお姉ちゃんの世界のエルハザードに来るのを提案をしました。
「いせかい!?
うん、えるはざーどにいきたいです!」
まひるは、両手を大きく広げてエルハザードに行きたい事を即答しました。
「ありがとうございます。
まひるちゃんならばそう言って貰えると思いました!
それならば異世界に転送しますね。
後で私もそちらに行きます。
一緒にエルハザードの旅をしましょうね」
エリザベスお姉ちゃんは、私に抱き着いて頬ずりをしました。
「うん、まっているね、えりざべすおねえちゃん」
まひるは、エリザベスお姉ちゃんを抱き締め返しました。
まひるとエリザベスお姉ちゃんは、しばらく抱き締めるとどちらともなく離れました。
エリザベスお姉ちゃんがまひるの方に両手を向けました。
するとまひるの体が光輝いて何処かに転送されました。
気が付くと知らない草原の上に立っていました。
「えへへーー、ここがあにめやまんがやげーむにでてきたいせかいのえるはざーどなのですね!
んーーー、かぜがきもちがいいです!
それにくうきもおいしいです!」
まひるは、初めての異世界が新鮮過ぎて楽しくて両手を広げてニコニコ笑顔になりました。
ふと、女の子達がトカゲと遊んでいるのに気が付きました。
「わーー、かわいらしいとかげさんです!」
まひるは、赤色のトカゲが可愛らしくてニコニコ笑顔で赤色のトカゲに近づきました。
「えっ!?
な、何でこんなところに子供がいるのですか!?
近づいたら駄目です!?」
女の子は、まひるがトカゲに近づこうとするのを大声を出して止めようとしました。
「おーーよしよし、このとかげは、かわいらしいですね!」
まひるは、赤色のトカゲがまひるに顔を近づけましたのでトカゲの首を抱き締めて喉撫でました。
するとトカゲが大人しくなりました。
「信じられません。
あの、獰猛なレッドドラゴンがこんなにも大人しくなるだなんてありえません!?」
女の子は、まひるがトカゲさんと遊んでいるのだけなのに何故か驚きました。
「こんなにちかわいらしいとかげさんは、はじめてです!
せっかくいせかいにきたのですからこのとかげさんをかいましょう!
せっかくだからなまえをつけましょう!
そうですね……
このとかげさんは、るびーのようにあかくてきれいです……
だからこのとかげさんのるびーちゃんです!」
まひるは、赤色のトカゲさんを抱き締めたまま頬ずりをしました。
そして赤色のトカゲさんにルビーちゃんって名前を付けました。
すると突然トカゲのルビーちゃんが光輝いて赤髪の小さな幼女になりました。
「わーー、るびーちゃんがおんなのこになりました!?
かわいらしいです!?」
私は、幼女姿のルビーちゃんが可愛らしくてニコニコ笑顔でルビーちゃんに抱き着き頬ずりをしました。
「こそばゆいです、主様!?」
ルビーちゃんは、まひるに抱き着かれて頬ずりをされるとこそばゆそうに体を震わせました。
「え、えっと……
助けてくれてありがとうございました。
私の名前は、剣士のイリスです。
そしてこの子が妹で聖女様のシロです。
そして冒険者仲間で武道家のクロです。
そして冒険者仲間で魔法使いのイリヤです」
イリスお姉ちゃんは、頭を軽く下げて挨拶をしました。
そしてシロお姉ちゃん達の事を紹介しました。
「まひるのなまえは、ふろばまひるです!
ろくさいです!」
まひるは、両手を大きく広げて満面な笑みを浮かべて自己紹介をしました。
「っ!?
何なのですか!?
こんなに可愛らしい生き物初めて見ました!?」
イリスお姉ちゃんは、まひるの仕草を見て猛ダッシュでまひるに抱き着きました。
「可愛らしい過ぎます!?
まるで天使ちゃんみたいです!?」
シロお姉ちゃんもまひるの仕草を見て猛ダッシュでまひるに抱き着きました。
「なんて可愛さですか!?
持ち帰って良いですか!?」
クロお姉ちゃんもまひるの仕草を見て猛ダッシュでまひるに抱き着きました。
「はぅっ!?
可愛らしすぎます!?
お姉ちゃんと如何わしい事をしませんか!?」
イリヤお姉ちゃんは、変質者の様に息を荒くて鼻血をダラダラと流してまひるに抱き着きました。
「えへへーー、こそばゆいです」
まひるは、イリスお姉ちゃん達に抱き着かれてこそばゆそうにニコニコ笑顔でイリスお姉ちゃん達を抱き締め返しました。
イリスお姉ちゃん達は、しばらくまひるを抱き締めるとまひるを離してくれました。
「ところで何で幼いまひるちゃんが1人でこんなところにいるのですか?」
イリスお姉ちゃんは、まひるが1人でいるのが不思議そうに首を傾げました。
「うんと、りょこうです!」
まひるは、ニコニコ笑顔で両手を広げて異世界を旅行している事を知らせました。
「り、旅行ってまひるちゃん、1人でですか!?
親は、いないのですか!?」
イリスお姉ちゃんは、まひるが1人で旅行って言葉を聞いて驚いた様に声を出しました。
「うん、いつもひとりでりょこうしていましたよ!」
まひるは、両手を大きく広げていつも1人で旅行していた事を知らせました。
イリスお姉ちゃん達は、互いを見つめ合って軽く頷きました。
「ねえ、まひるちゃん、さえ良かったら私達と一緒に旅をしないですか?」
イリスお姉ちゃんは、まひるに一緒に旅をするのを提案をしました。
「えっ!?
いりすおねえちゃんたちといっしょにたびをしてもいいのですか!?
うん、いりすおねえちゃんたちとたびをしたいです!」
まひるは、両手を大きく広げてニコニコ笑顔でイリスお姉ちゃん達と旅をしたい事を即答しました。
「それならば決まりですね。
これからよろしくお願いしますね、まひるちゃん」
イリスお姉ちゃんは、優しく微笑んで軽く頭を下げてこれからのお願いしました。
「うん、よろしくおねがいします、いりすおねえちゃん、しろおねえちゃん、くろおねえちゃん、いりやおねえちゃん」
まひるは、頭を深々と下げてイリスお姉ちゃんとシロお姉ちゃんとクロお姉ちゃんとイリヤお姉ちゃんにこれからの事をお願いしました。
こうしてルビーちゃんとイリスお姉ちゃんとシロお姉ちゃんとクロお姉ちゃんとイリヤお姉ちゃんと旅をする事になりました。
これからの異世界生活が楽しくなりそうでニコニコ笑顔になりました。
〜つづく〜