第0話魔素注射
この世界はもう1つの地球。1970年ここが人類の分岐点と言われている。それは日本の博士稲田康二博士とアメリカの研究家シュペアーの共同研究で発見された魔素というものだった。この発表に世界は驚いた。
そして魔素の研究が進み人体に注射が始まった。最初は囚人に実験していたが、1985年を境に希望者に魔素注射を始めた。これを機に科学技術が大きく発達した。
魔素を体内に注入すると今まで使われてこなかった機関魔力回路が現れる。様々な変化が見られるが新たな種族が人類に加わった。それは獣人という手法だ。それもまだ少数、この時代は特に迫害が激しかった2010年を境にその迫害は消えた。
この世界の説明は置いといてこれから1人の少年の物語を始めよう。
この少年の名前は松原奏、高校1年生だ。
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僕は今日とてもワクワクしていた。それは魔素注射か行われる日だ。魔素注射とは15歳になったら受けなければならない。
奏「ねー英二僕魔法使えるようになるかな?」
英二「うん、魔法が次えるようになる確率は95%と言われてるから5%を引かなければ使えるらしいからね。」
奏「きっと使えるよねー」
そんな話をしなが歩いていると学校に着いた。
今日の学校は一限で終わるみたい。まぁ注射の影響を受けないためって
2時間後·····
無事注射も終わり今は家で寝ている。
奏「ふぁーーーーよく寝た。」
ん?なんか声が高いような·····?それに身長が縮ん出るような?
そこで体全体を見て見ると
奏「え、女の子になってる?しかも小学並の身長·····もしかしてこれ政府が言ってた副作用·····?」
母「奏昼ごはんよー、食べに来なさーい」
と1人で悶々と考えていると
母「奏ー?開けるわよ?」
そう言い扉を開けてきた。
母「あら、もしかして奏·····?」
奏「う、うん。なんでわかったの?」
母「まぁそれは小さい時奏に似てたからかな?まぁとりあえず政府に連絡とってみましょうよ。戸籍とかも変えないといけないしね」