2話 転移成功、第一村『人』発見!
怠者 武将の冒険が始まる
前回、自称神から色々貰って異世界に来た怠者武将
現在地は草原のど真ん中、白のタンクトップに短パン、サンダルという格好だが、寒くは無い、寧ろ心地よいまである
さて、今目の前にあるのは、クソデカイ鞄…形はほぼ円形で、高さは198センチある怠者武将の顎下くらいの高さがある、でかすぎる
とりあえず持ち上げてみる怠者武将、めんどくさいので次からナマモノ、と呼ぼう
この男、元は格闘家の息子で、幼少期から有りとあらゆるものを無視したトレーニングを年中させられた結果、若くして全身ズタボロ、まともに戦うことが出来ぬ身体になり…ようするに、こんな重そうな鞄、普通なら持てぬ所……神に貰った力のおかげか、持ち上げることが出来た
ナマモノ『ほほぅ、20kgを越えるものを持つと身体が悲鳴を挙げるでお馴染みの僕の腕が
余裕でコレを持ち上げている…感触からして20kgは優に越えているのに
あの自称仏は本物なのかもしれんね』
仏でもイエスでもアッラーでも無いのだけれどものね…
ナマモノ『そういえば、身体中の痛みが無いな……今夜はゆっくり寝れそうだ』
ナマモノは自身の健康的な身体に感動しつつ、鎧らしきものに眼を向ける
ボサボサのザンバラ頭に手入れをしてない剃り残しまみれの頬と顎、汚い眉毛に糸目がよく写るほどキレイな鎧…
メタリックエキゾチックピンクの、丸っこい鎧である
力士みたいな体型の人間ならよく似合う鎧だが…生憎ナマモノはその真逆の体型である
胃もボロボロで、まともに食えるものが味噌田楽しかなかったが…今ならちゃんと太れるだろう
ナマモノ『ん~この体型だと着れなさそうだし、一旦この鞄にでも…』
鎧『!!!!』ウィーンッ!!!
ナマモノ『ぬ!?』
突然、鎧が動き出す…!!?
そして、ガコンガコン動きながら何かをナマモノに伝えようとするが、ナマモノにはオール理解できてしまった
神の与えた力の影響だろう
ナマモノ『なるほど、君は自動で動ける鎧なんだね
このカバンに入るくらいなら歩く…と
いいだろう、じゃあ着いておいで』
鎧『~♪』ガシャンッガシャンッ…
こうして、ナマモノと鎧の冒険が始まった
壮大な自然、キレイな空気、透き通った空
そして、健康な身体……
近場のコンビニに出かけるのですら、少し疲れるナマモノだったが…
今はご覧の通り、明らかにサンダルで歩くような場所でないこの草原を、ズカズカと歩ける…
この調子でうろちょろしつつ、歩き続けること23時間
日が沈み、夜が明ける頃…
少し先の丘の上に、木が生えている
ナマモノ『おっ、この世界で初めて木を見たよ、行こう、デストロイヤー』
デストロイヤー『…』
デストロイヤーとは、メタリックエキゾチックピンクな自動で動く鎧に付けられた名前である
23時間歩き続けたナマモノによって名付けられた
デストロイヤーは思った、何故こいつは休まないのか、何故デストロイヤーなのか…と
そうこうしてる内に、木の近くに着いた
立派な木である…が、何か面妖なナニかがぶら下がっていた
ナマケモノ…?『んにゃぁあ~……すやぁ~』
ぱっと見は、地球のナマケモノをデフォルト化して服を着せたような存在…………いいや、違う!!
こいつ!!おっぱいがバカクソでけぇ!!!?
ナマモノの産まれ歳2135年でもこんなデカイおっぱいのナマケモノ居なかったぞ!!!
どうなってんだ栗原ァ!!!!!
続く
ナマモノが見たのは、乳がクソデカいナマモノみたいなやつだった!
どうなる!怠者 武将!!!
どうする!!ブショー・ナマモノ!!!!




