僕は 南瓜の目利き が うまく出来ない
何というか ちょっと
感覚のズレた話 かも しれない けど
炒める とか 揚げる とか と 比べると
煮る は とても楽な調理方法 だと 思っている
菜箸や 木ベラ シリコンのスプーンとかで
混ぜたり ひっくり返したり しなくても
鍋に 水と調味料と一緒に 入れて
火にかけて 置いておくだけで 出来上がるから
煮る は とても楽な調理方法 だと 思っている
特に 僕が 楽だと思っている のは 南瓜
南瓜は 皮が堅くて しっかり してて
皮を下にして 入れておけば 煮崩れしないし
実は柔らかい から 思ってるより 早く 火が通る
火の通りも 味の入りも 目で見て 分かる
だから 僕は 煮物は 南瓜が特に楽 だと 思っている
ただ 僕は 南瓜の目利き が うまく出来ない のだ
そもそも どんな南瓜が おいしい南瓜なのか わからない
スーパーで売っている南瓜は だいだい 品種が1種類で
産地が 国産と海外産の 2種類 の事が多くて
品種の違いで選ぶ事が 出来ない事が 多い ので
個体差で選ぶ事に なるんだ けど
皮の厚さ とか 堅さとか 果肉の色とか
違う部分は 沢山 有って
それぞれ違う のは 解るけど
その違いの意味が よく解っていなくて
結局 値段を見て 選んでいる
出来れば 食感は ほっくり で
南瓜の味と 甘さが 強くて
皮がおいしい 南瓜を 選びたい
でも 僕は 結局 値段で選んでる ので
繊維が強くて ざら付きが 有って
実に 水分が多くて 味が薄い 南瓜を選んでしまう のだ
何とかして おいしい南瓜を 選びたい
何とかして おいしい南瓜を選べたら
スプーンで ワタを取って 適当に切って
鍋に南瓜を 皮を下にして並べたら
南瓜の頭が 出るか出ないか の ひたひた まで水を入れる
蜂蜜を 適当に 2回し くらい 入れたら 火を付けて
蓋をして 沸騰するのを 待つ
沸騰したら 蓋を取って お酒を 適当に 1回し
ぐつぐつ 沸かして アルコールを飛ばす
アルコールが飛んだら
お醤油を ちょっと多めに 4回しくらい
弱火にして 蓋をして 火が通るのを待つ
火が通ったら 火を止めて
冷まして 温めて を 繰り返して 味を入れる
南瓜が お醤油の色に近づいたら 出来上がり
南瓜は 甘い野菜 だから お醤油は濃いめが おいしい
後は 何とか おいしい南瓜を選んで
鍋にお任せして 南瓜の煮物 いただきます




